林遣都、将来の夢告白 MCから即ツッコミ「小学生男子みたい」<アリスとテレスのまぼろし工場>
2023.09.16 16:07
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俳優の瀬戸康史、林遣都が16日、都内で開催されたアニメーション映画「アリスとテレスのまぼろし工場」の公開記念舞台挨拶に、声優の榎木淳弥、上田麗奈、久野美咲、メガホンをとった岡田麿里監督とともに出席。将来の夢を明かす場面があった。
瀬戸康史、声優デビュー&対面に歓喜「完全にファン目線ですね」
2011年に放送されたテレビアニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」で注目を集めた岡田氏がメガホンをとった最新作。製鉄所の爆破事故により出口を失い、時が止まってしまった町が舞台。いつか元に戻れるよう“何も変えてはいけないルール”が敷かれた鬱屈とした世界で、主人公たちの葛藤や夢を描く。主人公・正宗の父親で、製鉄所に勤める菊入昭宗を演じた瀬戸は、本作で声優初挑戦となった。マイクを持つと「岡田麿里さん、(制作会社の)MAPPAさん、ありがとうございます。声優デビューでございます」と感謝を伝えると、観客席から大きな拍手が送られた。
アニメ大好きの瀬戸は、榎木・上田・久野のトークを聞いて「声優陣のみなさんがしゃべる度にワクワクしますね!あの声だって。完全にファン目線ですね」と満面の笑み。「そのくらいアニメが好きなので、声優オファーを受けてまずびっくりしましたね。僕でいいんだろうかって。そのへん監督、大丈夫でした…?」と投げかけると、岡田監督は「もちろんです。本当にありがとうございます」と語った。
林遣都、“初対面”瀬戸康史を絶賛
完成した映像を確認するも、瀬戸は「自分の声がいいのか、悪いのか、馴染んでいるのか、馴染んでいないのか、よくわからないですね。普段のお芝居と違いますよね?」と隣にいる林に同意を求めた。林は「いや、第一声を聞いて瀬戸さんすごいなって思った」と感心すると、瀬戸は「いやいや。みなさんがどういう感想を抱いたのかドキドキしている」と吐露。司会者が「アニメファンとして素晴らしかった」とコメントすると、会場も大きな拍手が沸き起こった。瀬戸は「ありがたいです。今回の役や作品が、自分に合っていたのかもしれない。これが違う作品だったら叩かれたかもしれない(笑)。前向きに、声だけのお芝居もやっていきたいと思いましたね」とさらなる声優業に意欲。また、林とは「実は今日、はじめましてなんです(笑)」と明かす場面もあった。
「遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS」(2016)の藍神役に続き、声優として2作目に挑んだ林は、主人公・正宗の叔父である時宗を演じた。アフレコ時、アニメが出来上がっていなかったため「時宗として演じるのは難しかった。でも、岡田さんが書かれたセリフを発していく中で、終始自己犠牲の精神を感じていた。守りたいもの、自分が貫きたいもののために行動したところに魅力を感じました」と振り返った。
瀬戸康史、林遣都の“将来の夢”に笑み
作品の設定にちなみ、登壇者が「将来の夢」を発表する場面も。まず、榎木が「“家族に囲まれて死ぬこと”です。どれだけ社会的に成功しても孤独死は嫌」と回答し、上田が「猫ちゃんと一緒になるべくハッピーに暮らす」、久野も「毎日笑顔でのんびり暮らすこと」と続いた。その後、瀬戸が声優陣の回答を見て「それをひっくるめて、こういうことですよね。“幸せに暮らす”」と告白。同じような回答が続いたため、司会者から「オチみたいになっちゃった(笑)」とツッコまれていた。
林のターンになり、瀬戸が「この後はどう出す?」と若干ハードルを上げると、林は「僕もみなさんとそんなに変わりないんですけど…。“リニア中央新幹線に乗りたい”」と掲げた。これまでと違ったベクトルの答えに、瀬戸は爆笑。会場も笑いと拍手に包まれた。
林は「数年後に開通されるであろうリニア中央新幹線。地元が関西なんですが、なにやら大阪まで1時間くらいで行けるみたい。夢ですね」とにっこり。司会者から「大人が4人いらっしゃる中で、小学生男子みたい」と指摘され、照れ笑いを浮かべていた。(modelpress編集部)
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