有村架純、Snow Man目黒蓮との“必死の撮影”回顧「ここで負けたら目黒くんに引きずられる」＜第46回日本アカデミー賞＞

有村架純、必死に走る　目黒蓮「大変申し訳ない」

「月の満ち欠け」で優秀助演女優賞を受賞した有村。本作は累計発行部数56万部を超える佐藤正午によるベストセラー小説「月の満ち欠け」（岩波書店刊）を実写映画化。有村は、Snow Manの目黒蓮演じる大学生・三角哲彦と恋に落ち、物語の鍵を握る謎めいた女性・正木瑠璃を演じた。

「お姉さんに見えてほしいということを監督からご指導いただきまして。憧れの年上の女性像に見えなきゃいけなかったので、その課題を抱えながら撮影に入りました」と振り返り、目黒と身長差があることから「（手を繋いで）走るシーンがあって、目黒さんは真っ直ぐ役と向き合われる方なので、ものすごく気持ちを込めて走られていたんですけど、私がどうしても追いつけなくて、多分目黒さんの2倍くらい足の回転が速かったと思うんですけど（笑）」と必死に走ったというエピソードを回顧。

後日再び撮影することになったようだが、「ここで負けたら目黒くんに引きずられると思って、とにかく必死で走りました」と明かした有村。必死に走っていたことに気づいていたのか聞かれた目黒は「その瞬間は本当に瑠璃さん（有村）を連れて行くんだっていう気持ち、その一心だったので全然気づかなかったんですけど、後々聞いて…大変申し訳ない（苦笑）」と謝罪していた。

ほかにも優秀助演女優賞には、「ある男」の安藤サクラ、「ハケンアニメ！」の尾野真千子、「ある男」「キングダム2 遥かなる大地へ」の清野菜名、「母性」の永野芽郁、「“それ”がいる森」の松本穂香が選ばれた。

第46回日本アカデミー賞

同賞は2022年1月1日から12月31日までに東京地区において有料で初公開された40分以上の劇場用映画及びアニメーション作品（劇場公開を目的に製作された新作で、東京地区の同一劇場で1日3回、かつ2週間以上映画館のみで連続して上映された作品）が対象。

司会は、4年連続となる羽鳥慎一アナウンサーと、2022年「花束みたいな恋をした」で初の最優秀主演女優賞を受賞した有村が務める。（modelpress編集部）