キスマイ藤ヶ谷太輔、主演映画のチケットをメンバーに渡す「敬語でした」<そして僕は途方に暮れる>
2023.01.24 19:58
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Kis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔が24日、都内で行われた映画「そして僕は途方に暮れる」の公開御礼舞台挨拶に、共演の前田敦子、中尾明慶、メガホンをとった三浦大輔監督とともに登壇。メンバーに同作のチケットを渡したことを明かした。
藤ヶ谷太輔、感想メッセージは紙派?
2018年にシアターコクーンで上演され各所から絶賛を浴びたオリジナルの舞台を、脚本&監督・三浦×主演・藤ヶ谷が再タッグを組み映画化した本作。藤ヶ谷演じる主人公の平凡なフリーター・菅原裕一がほんの些細なことから、恋人、親友、先輩や後輩、家族…と、あらゆる人間関係を断ち切っていく、人生を賭けた逃避劇となっている。この日は公開から12日目となったが、反響が届いているか尋ねられると、バツが悪くなるとすぐに逃げ出してしまうクズ男・裕一役を演じる藤ヶ谷は「僕はみなさまの感想が気になるってずっと言っていたので、宣伝部の方がみなさんが送ってくださった感想を紙にしてくれて、その紙で読ませていただきました」と打ち明け、「男性の方も観に来てくださっているということが知れて嬉しかったですし、男性と女性でこの映画の感想が違うのかなって、そこも感想を読んでいて面白かったです」とコメント。
WEBではなく紙で見ていることについて藤ヶ谷は「紙は見やすいですね!バーって全部見られますから」と笑顔を見せ、中尾から「なんで頑なに紙なんですか?(WEBで見ることは)できないんですか(笑)?」と声が飛ぶと、藤ヶ谷は「それはやればできるよ、きっと(笑)。紙はいいよ!見やすいからね。表も裏にも書いてあるから」と目を輝かせた。
また、印象に残っている感想を聞かれた藤ヶ谷は「ファンのみなさまから“こういう藤ヶ谷太輔は見たことなかった”とか、僕も意識していますけど、ステージのときとは絶対に違う自分を見せたいというのと、僕のことを知らない方とか、僕の芝居を初めて観た方もたくさんいらっしゃるので、『こういう芝居をするんだ』って感想はすごく嬉しかったです」と声を弾ませた。
続けて「“舞台を観ておきたかった”って感想もあって嬉しいですね。最初、三浦さんとご一緒するときに『この映画を観て“舞台を観ておけばよかったな”って思ってもらえるような作品にしよう』っていうのがあったので嬉しかったです」と歓喜。すると、三浦監督から「もしかしたら再演の可能性も?」と声をかけられた藤ヶ谷は「今日は本当に寒いので、みなさん気をつけてくださいね。寒波が来てるんですよね」と話を逸らして笑いを誘った。
藤ヶ谷太輔、メンバーにチケット渡す
そして、中尾からグループのメンバーの反響を聞かれると「メンバーには初めて自分の作品のチケットを渡しました」と打ち明けた藤ヶ谷。「すごく恥ずかしさもあるし、不思議と『よかったら観てください』って敬語でした(笑)。恥ずかしさもあるし、自分の挑戦も観てもらいたいという思いで『観てください』って。だから観てくれると思う」と期待していていた。最後に締めのコメントを求められると、藤ヶ谷は「大袈裟な感じに聞こえるかもしれませんが、生きるヒントになったらいいなって。この映画にはそういう力があると思うので、観ようか迷っている方はぜひ1度でいいから観ていただきたいです」と呼びかけ、「機会があったらまた三浦さんの作品にご一緒したいと思いますので」と話すと、三浦監督は「言いましたね」と目を光らせた。藤ヶ谷は「軽いやつだったら」と牽制したが、前田から「軽いなんて絶対ないです(笑)」と突っ込まれると、「やっぱりやめます(笑)」と茶目っ気たっぷりに笑った。
続けて「僕はアイドルをやっていますけど、アイドルでも一生懸命、神経注いで芝居に向き合っていますので、そういう俳優として勝負するというところは僕自身も大切にしていきたいですし、三浦さんに俳優の幅を広げていただけたなって改めて思っています。今後、三浦さんとタッグを組むことはないかもしれませんが、もし何かありましたらいろんな作品を観ていただければと思います」とアピールした。(modelpress編集部)
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