Hey! Say! JUMP中島裕翔主演「#マンホール」ベルリン国際映画祭正式招待決定 日本の劇映画上映は7年ぶり
2022.12.21 07:00
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Hey! Say! JUMPの中島裕翔が主演を務める映画『#マンホール』(読み:ハッシュタグ・マンホール/2023年2月10日公開)が、「第73回ベルリン国際映画祭」(現地時間2023年2月16日~26日)のベルリナーレ・スペシャル部門への正式招待が決定。中島とメガホンをとった熊切和嘉監督からのコメントが到着した。
中島裕翔主演「#マンホール」
『ライアーゲーム』シリーズ、『マスカレード・ホテル』シリーズの脚本家・岡田道尚氏によるオリジナル脚本、『海炭市叙景』、『私の男』など海外からも高い評価を受ける熊切監督による映画『#マンホール』。主演にはドラマ『純愛ディソナンス』(CX系)での主演も記憶に新しい中島。今年デビュー15周年を迎える人気グループ・Hey! Say! JUMPのメンバーである中島は、『僕らのごはんは明日で待ってる』(2017)以来、6年ぶりの映画主演となる。
中島が演じる本作の主人公・川村俊介は勤務先の不動産会社での営業成績はNo.1、上司や同僚の信頼も厚く、さらには社長令嬢との結婚も決まり将来を約束された超がつくほどのハイスペック男。結婚式前夜のサプライズパーティの帰り道に酒に酔ってマンホールに落ちてしまうという、幸せの絶頂からどん底に転落する男を演じる。川村の元カノ・工藤舞役を奈緒、川村の同期社員・加瀬悦郎役を永山絢斗が務める。
「#マンホール」国際映画祭に正式招待
ベルリン国際映画祭は、カンヌ国際映画祭・ヴェネチア国際映画祭などと並んで世界三大映画祭に位置づけられており、1951年から続く歴史ある祭典。なかでもベルリナーレ・スペシャル部門では、エンタテインメント性や話題性、さらに多様性のある特別作品が選出される。ベルリン国際映画祭ベルリナーレ・スペシャル部門での日本の劇映画の上映は、2016年の黒澤清監督『クリーピー偽りの隣人』以来7年ぶり。今回の正式招待にあたり、中島と熊切監督からコメントおよび熊切監督による中島へのサプライズ発表動画が到着。中島は「世界的に栄誉ある映画祭の一つであるベルリン映画祭に迎えて頂けるのはとても光栄です」と感無量。ベルリン映画祭の印象については、「世界中から豪華なキャスト、スタッフが一堂に会する、華やかなイベント。それぞれの映画を通して文化交流ができる素敵な機会だと思います」と話し「この作品への世界からの反応がとても楽しみです。また一つ世界を学べる機会になると思うので、沢山の事を吸収したいです」とコメント。初参加となるベルリン国際映画祭に向けて期待に胸を膨らませた。
熊切監督は『鬼畜大宴会』(97)、『空の穴』(01)以来22年ぶりのベルリン国際映画祭となる。「『#マンホール』は思う存分ジャンル映画への愛を炸裂させた作品でして、それがまさかベルリンのような歴史ある映画祭に選んでいただけるとは、正直まだ狐につままれたような心境です。現地でどんな反応があるのか、楽しみ半分、怖くもありますが、何より『映画俳優・中島裕翔』が世界へ羽ばたく第一歩をともに踏み出せたことが嬉しくてなりません」と久しぶりのベルリン国際映画祭からの招待を喜んだ。映画祭には中島と熊切監督が出席し、レッドカーペットに登場する予定だ。(modelpress編集部)
「#マンホール」ストーリー
営業成績No.1のデキる男・川村俊介。社長令嬢との結婚式前夜、渋谷で開かれたサプライズパーティで酩酊し、帰り道で不覚にもマンホールの穴に落ちてしまう。深夜、穴の底で目覚めた川村は、足に深手を負い、思うように身動きが取れない。スマホで現在位置を調べるがGPSは誤作動を起こし、警察に助けを求めるも、まともに取り合ってもえらえず、唯一、連絡が取れた元カノに助けを求めることができたが、そこである疑念が発覚する。「もしかして、ここは渋谷ではない?」何者かにはめられたと考えた彼は、SNS上で「マンホール女」のアカウントを立ち上げ、場所の特定と救出を求める。犯人探しに沸き上がるネット民たちを操る川村。
結婚式までのタイムリミットはあと僅か。このどん底から這い上がれるのか?
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