SixTONES松村北斗、神木隆之介は「1番フランクで仲のいい先生」新海誠監督が「君の名は。」アフレコ秘話も明かす<すずめの戸締まり>
2022.11.28 21:49
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SixTONESの松村北斗が28日、都内で行われた新海誠監督の最新アニメーション映画「すずめの戸締まり」御礼“お返し申す”舞台挨拶に、女優の原菜乃華、子役の山根あん、メガホンをとった新海監督とともに登壇。俳優の神木隆之介から寄せられた質問に答えた。
「君の名は。」「天気の子」に続く、新海監督の3年ぶりとなる最新作。日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる“扉”を閉めていく旅をする少女・すずめ(岩戸鈴芽)の解放と成長を描く冒険物語で、九州の静かな町で暮らす17歳の少女・すずめの声を原が、扉を探す旅をしている青年・宗像草太の声を松村が演じる。
松村は「僕の希望というか、こういう未来があってもいいなと思いながら見たのは、彼氏彼女というとちょっとしっくり来ないのは感じていて、ただ恋心とかを超えた何か普通の僕らでは理解し得ない強い絆で結ばれた夫婦みたいなものは想像がつく2人だなと思いました」と考察し、原は「2人は人生のパートナー感があるなとずっと思っていて、恋愛を超えた愛情というか、ないものをお互いに補い合えるというか、人として大きな愛情みたいなものが強い2人なのかなというのは思いました」とコメント。
これに新海監督は「僕も2人と同じような感覚で考えていて、でもすずめにとっては草太さんは憧れではあるんですよね。異性としてもそうだし、椅子になっちゃったりするし、閉じ師としてもそうなんだけど、人生の巨大な未知で、もっと知りたい、これって恋なのかなというのは、すずめにもあるんだと思います」という。
「草太って椅子になっちゃうじゃないですか。椅子になったら心細いし、人生どうなっちゃうんだろうって思うと思うんだけど、すずめは草太に触ってくれるし、最初からぎゅっと持ってくれるし、抱きしめてもくれるし、椅子に座ったり乗ったりもするわけで、草太ってすごく嬉しかったと思うんですよね。動く椅子って気味の悪い存在であるかもしれないじゃないですか。でもそれに触れて『温かい』って言ってくれたり、乱暴に扱ったり、そんなところも含めて、草太はすずめに眩しいものを感じて、この子は特別なんだと感じる、そういう関係なのかなと思います」と語った。
原は「アフレコでお会いしたときに、私がすごく緊張してしまったんですけど、すごく優しくて好きなアニメのお話とか、『あのアニメのこのグッズを俺、持ってるんだ』みたいなお話をしたり、一緒に語らせてもらったり、すずめって『あぁ!』っていう声が多くて、息を吐くパターンと、吸うパターンがあるという技術的な面もたくさんアドバイスいただけて、とっても楽しかったです」と振り返った。
松村が「そんな余裕はなかったです」というと、新海監督は「もちろん本人は必死にやってくれたんだけど、底の知れなさを思い出しました」と語った。(modelpress編集部)
松村北斗&原菜乃華、すずめと草太の関係性を考察
イベントでは、映画公式サイトに寄せられた質問に登壇者が答えるという企画が行われ、『草太さんはすずめのことが好きなんでしょうか。すずめは“好きな人”って言っていましたが、草太さん的には命の恩人と思っているのかなと思いまして』という質問が。松村は「僕の希望というか、こういう未来があってもいいなと思いながら見たのは、彼氏彼女というとちょっとしっくり来ないのは感じていて、ただ恋心とかを超えた何か普通の僕らでは理解し得ない強い絆で結ばれた夫婦みたいなものは想像がつく2人だなと思いました」と考察し、原は「2人は人生のパートナー感があるなとずっと思っていて、恋愛を超えた愛情というか、ないものをお互いに補い合えるというか、人として大きな愛情みたいなものが強い2人なのかなというのは思いました」とコメント。
これに新海監督は「僕も2人と同じような感覚で考えていて、でもすずめにとっては草太さんは憧れではあるんですよね。異性としてもそうだし、椅子になっちゃったりするし、閉じ師としてもそうなんだけど、人生の巨大な未知で、もっと知りたい、これって恋なのかなというのは、すずめにもあるんだと思います」という。
「草太って椅子になっちゃうじゃないですか。椅子になったら心細いし、人生どうなっちゃうんだろうって思うと思うんだけど、すずめは草太に触ってくれるし、最初からぎゅっと持ってくれるし、抱きしめてもくれるし、椅子に座ったり乗ったりもするわけで、草太ってすごく嬉しかったと思うんですよね。動く椅子って気味の悪い存在であるかもしれないじゃないですか。でもそれに触れて『温かい』って言ってくれたり、乱暴に扱ったり、そんなところも含めて、草太はすずめに眩しいものを感じて、この子は特別なんだと感じる、そういう関係なのかなと思います」と語った。
松村北斗&原菜乃華、神木隆之介の印象明かす
さらに、芹澤朋也役を演じた神木隆之介から『神木隆之介についてどう思いますか?』という質問が届くと、松村は「オーディションをやるってなって、最初に声優さんではない身が声優業に足を踏み入れるということはどういうことかみたいな、いろんなことをアドバイスとして聞かせてもらったのは神木君でしたし、アフレコに入ってからアドバイスとかをいただいていたので、コーチ的な、先生的な関係性ではありますかね。神木先生。学校で1番フランクで仲のいい先生みたいな感覚ですね」と表現。原は「アフレコでお会いしたときに、私がすごく緊張してしまったんですけど、すごく優しくて好きなアニメのお話とか、『あのアニメのこのグッズを俺、持ってるんだ』みたいなお話をしたり、一緒に語らせてもらったり、すずめって『あぁ!』っていう声が多くて、息を吐くパターンと、吸うパターンがあるという技術的な面もたくさんアドバイスいただけて、とっても楽しかったです」と振り返った。
新海誠監督、神木隆之介「君の名は。」アフレコ秘話
続けて、新海監督は『君の名は。』のアフレコで初めて会ったそうで「あのとき『3月のライオン』という映画と並行してやっていたから、彼すごく疲れていて、アフレコの合間にスタジオでよく寝ていたのを思い出します(笑)。いま思えばずいぶん余裕だなというか、居眠りとか(2人はする余裕なかったよね)」と回顧。松村が「そんな余裕はなかったです」というと、新海監督は「もちろん本人は必死にやってくれたんだけど、底の知れなさを思い出しました」と語った。(modelpress編集部)
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