松本まりか、話題の“意味深ツイート”について言及「自分でイジったほうがいいかなと思って」＜夜、鳥たちが啼く＞

松本まりか、話題の“意味深ツイート”について言及

離婚を機に、息子とともに慎一のもとに身を寄せるヒロイン・裕子を演じる松本は「意味深病みツイートの病み本…あっ、間違えちゃった」と15日未明に自身のTwitterで呟いた意味深な“独り言”が話題となっていることを自らイジると、山田も「病みツイートで言うと僕もそうなので」と同調し、松本から「病み田さん？」と声をかけられた山田は「病み田です」とにっこり。

松本は「タイムリーだったので自分でイジったほうがいいかなと思って、メディアのみなさんもたくさんいらっしゃるので、いろいろと誤解されていることが非常に多いなと」とコメントすると、山田は「そういう生きづらさを抱えた人たちのお話ですもんね」とうまくまとめた。

さらに松本は「撮影は1年くらい前なんですけど、この1年の間に病み本と病み田さんはいろいろ病みツイート的なものをやってきましたよね（笑）」と笑うと、山田も「本当に口裏を合わせたわけじゃないんですけど、たまたまそういうタイプの人間が揃っただけです」と微笑んだ。

そして松本が「でも、それはすべて今日の『夜、鳥たちが啼く』ために」と冗談を言うと、山田は「だから鳥のマークの場所（Twitter）でつぶやいていたんですね」とうまく返して笑いを誘いつつ、「絶対違いますよね（笑）」と突っ込んだ。

山田裕貴主演「夜、鳥たちが啼く」

『そこのみにて光輝く』『オーバー・フェンス』などで知られる作家・佐藤泰志が、函館ではなく関東近郊を舞台に描いた短編小説『夜、鳥たちが啼く』（所収「大きなハードルと小さなハードル」河出文庫刊）が映画化した本作。

人生を諦めかけた小説家と、愛を諦めかけたシングルマザーの奇妙な共同生活は、やがてお互いの渇きを潤すように強く求めあい、次第に傷ついた心はゆっくりと癒えていく。他者との深い関わりを避けて生きようとしながら、一方で1人では生きていけない。人生を灯す一筋の光を見つけようともがくそんな生身の人間の姿を、静謐かつ鮮烈な熱演でスクリーンに焼き付けている。ほんの少しだけ前を向いて小さな一歩を踏み出す。そんな、ささやかだけれど輝かしい一瞬を描く作品となっている。（modelpress編集部）