松坂桃李、肺炎で休養していた過去「涙がドバーッと出た」救われた瞬間明かす<ラーゲリより愛を込めて>
2022.11.08 21:15
嵐の二宮和也が主演を務める映画「ラーゲリより愛を込めて」(12月9日公開)のスノーカーペット&完成披露舞台挨拶が8日、都内にて行われ、二宮、女優の北川景子のほか、俳優の松坂桃李、中島健人(Sexy Zone)、桐谷健太、安田顕、メガホンをとった瀬々敬久監督が登壇。松坂は、自身が肺炎を患った過去を振り返った。
松坂桃李、肺炎で休養していた過去「涙がドバーッと出た」
ラーゲリで一筋の希望の光であった山本幡男の人柄にちなみ、「希望を与えてくれた人・言葉」を聞かれると、松坂は「肺炎になった経験がありまして」と2013年に肺炎で休養していた時期を回顧。「お医者さんから即入院ですって言われたことがあって、明日からも仕事入っているしどうしよう…と考えて、涙がドバーッと出たんです。その時にチーフのマネージャーさんが『大丈夫、大丈夫』と声をかけてくれたのが救われたんです」とマネージャーの言葉に救われたことを明かし、「あれがなかったら落ちていた。何気ない言葉があの時の僕には救いだった」と振り返っていた。
なお、完成披露舞台挨拶の前には、スノーカーペットイベントも実施。雪景色を想わせるホワイトカーペットとスモークバブルが降り注ぐ中、二宮らが華やかにドレスアップして登場した。
二宮和也・北川景子ら豪華キャスト集結
第二次世界大戦終了後、60万人を超える日本人がシベリアの強制収容所(ラーゲリ)に不当に抑留され捕虜となり、あまりにも残酷な日々に誰もが絶望する状況下において、ただ1人、生きることへの希望を捨てなかった人物、それが山本幡男。ラーゲリでの劣悪な環境により栄養失調で死に逝く者や自ら命を絶つ者、さらには日本人捕虜同士の諍いも絶えない中、山本は生きることへの希望を強く唱え続け、仲間たちを励まし続けた。自身もラーゲリに身を置き、わずかな食糧で過酷な労働を強いられていたが、仲間想いの行動とその力強い信念で多くの捕虜たちの心に希望の火を灯した実在の人物の物語である。(modelpress編集部)
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