7ORDER安井謙太郎、鈴木拡樹との再タッグで感じた“気まずさ”「浮気バレたみたいな」<死神遣いの事件帖 -月花奇譚->
2022.11.07 21:48
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俳優の鈴木拡樹と安井謙太郎(7ORDER)が7日、都内で開催された映画『死神遣いの事件帖 -月花奇譚-』(11月18日公開)完成披露舞台挨拶に出席。再共演の感想を語った。
「死神遣いの事件帖 -月花奇譚-」
本作は、東映株式会社と東映ビデオ株式会社が立ち上げた、映画と舞台を完全連動させるプロジェクト【東映ムビ×ステ】の第2弾として制作された『死神遣いの事件帖』の待望の続編。この日は共演した清宮レイ(乃木坂46)、北村諒、崎山つばさ、松本寛也、陳内将、小林亮太、そして柴崎貴行監督(※「崎」は正式には「たつさき」)も出席した。
映画・舞台ともに主演を務め、江戸で探偵業を営む死神遣い・久坂幻士郎(くさかげんしろう)を演じる鈴木は「この作品、第1弾を撮っているときも、『続編やりたいね』っていう話が、嬉しいことに我々だけじゃなくてスタッフさんの方からも声が出ていたのが嬉しくて。その気持ちが届いて皆さまが望んでくださったから、この第2弾は完成しました」とコメント。「ムビステにとっても、実はシリーズ化っていうのは初めてなんですよ。これが足掛けになって、他の作品ももしかしたらシリーズ化する可能性があるかもしれないっていう状況を作れたのがまず嬉しいなあって感じています」とも語った。
安井謙太郎、鈴木拡樹と再共演で「そわそわしてました」
久坂幻士郎と契約関係にある死神・十蘭(じゅうらん)を演じる安井は「同じ気持ちで、すごく嬉しかったんですけど、前作の時は舞台挨拶で皆さんと直接お会いする機会がなかったので、今回2作目にしてやっとこうやって皆さんに直接お会いできるのが本当に嬉しいなという気持ちですね」とファンとの対面の喜びを語り「緊張します」と照れ笑い。「なかなか着ないこんなぴっとした服を着て、ピカピカした靴を履いたら緊張しますよ」とも話していた。異なる相手とコンビを組んでいた舞台を挟んでの安井との再タッグについて、鈴木は「嬉しかったですね。1番最初の今作の冒頭なんですけど、出会うシーンのところで『あ、この感覚』っていうのをすごく受けました。僕が小林亮太くん演じる亞門と舞台を一緒にやっていたんですけど、そこでは十蘭と性格が真逆って言っていいくらいの性格だったので。飴をもらった後に鞭をもらうっていうので。『懐かしい』っていう、ちょっと違う快感が」と安井との再共演を回顧。
一方の安井は「つばさくんと一緒にやらせていただいていたので、今回幻士郎と一緒になって、なんかちょっと気まずいみたいな(笑)。浮気バレたみたいな。なんかそわそわしてましたね」と笑顔。これに崎山は「僕もすごく思ってましたよ。目の前で今の彼女と前の彼女がマッチアップして。俺からしてみたら謙ちゃんが元カノみたいになっちゃって。全然違う彼女来てみたいな。すごく複雑な気持ちを僕も抱えていました」と陳内との共演も含めて振り返って会場を沸かせた。
北村諒、完成作に自信
幻士郎と戦いを繰り広げる空真を演じる北村は「純粋に本当に嬉しかったですね。シリーズ化の映画や舞台がすごく盛況だったのを見ていたりはしていたので、嬉しかったんですけど、やっぱりシリーズ物で2作目って、キャストとかスタッフさんだったり応援してくださったお客様の支えがあって続編っていうものができたと思っているので、そこに急に飛び込むというか、そのプレッシャーっていうのはもちろんあったんです」と回想。「役割を与えられたからには、全力で取り組もうっていう思いで、映画の撮影には臨ませていただいたんですけど、多分2の僕と空真としての役割っていうのはしっかりと全うできたんじゃないかなと思うので、本編をすごく楽しみに見ていただきたいなという気持ちです」と自身の芝居に胸を張った。
鈴木拡樹&北村諒、互いへの信頼明かす
鈴木と北村のアクションに話が及ぶと、北村は「結構しっかり戦いましたね。稽古というか、練習の時間っていうのは実際はそんなになかったので。拡樹くんはもちろん別のシーンの撮影だったりが忙しい中の合間での合わせだったりしたので。実際に撮影の時が本当に2回目3回目くらいの合わせだったので。すごくドキドキしたんですけど、相手が拡樹くんだったので、もうお互いに勝手知っている仲だったので、安心感はありましたね。そういう意味では」とコメント。鈴木は「一緒に作品を作ったことが何回もあるので。そういう意味での信頼関係ができていてよかったなっていう風には思いましたね」と言い、戦闘シーンの迫力を絶賛された北村は「拡樹くんをぶっ倒そうとするのはなかなかできないことなので。いい経験でしたね」と笑顔を見せていた。
鈴木拡樹&安井謙太郎、見どころ語る
その後、改めて本作の見どころを聞かれた鈴木は「基本設定として、僕が演じる幻士郎と十蘭がコンビで物語を進めていくっていうところなんですけど、今回はヒロインのハナが割と一緒にこの中に入ってくれて。まるでトリオみたいな感じで動いているところが、今作すごく、前作とまた違った感じに見えてくるんじゃないか」と考えを明かし「その関係性だったりっていうものとかを、また改めて感じてもらえる作品に仕上がっているんじゃないかなとも思います」とアピール。同じ質問に安井は「やっぱり、変身シーンって言うんですかね?死神が武器になったりするところのCGの部分は、撮影しているときは『どうなるんだろうな?』と思いながら撮るんですけど、それが実際に映像になると本当に『すげえ~!』って思うような映像になっているのは、一つ『しにつか』の魅力なんじゃないかなと思いますね」と見どころを明かしていた。(modelpress編集部)
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