前田敦子、喧嘩中のセリフで共感したものとは?「そういうんじゃない」<もっと超越した所へ。>
2022.10.31 20:01
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女優の前田敦子とSexy Zoneの菊池風磨が31日、都内で開催された映画「もっと超越した所へ。」(公開中)の「もっともっともっと超越!御礼舞台挨拶」に、原作・脚本を務めた根本宗子氏、山岸聖太監督とともに出席。劇中に喧嘩する場面について語った。
前田敦子主演「もっと超越した所へ。」
原作・脚本は、異能の劇作家・根本氏。“映像化不可能”と言われた伝説の舞台を自ら大胆なアレンジで表現。クズ男を引き寄せてしまう4人の女性の恋愛模様と、彼女たちの意地とパワーが引き起こすミラクルを痛快に描き切った。めんどくさい感情とキレのある本音をさらけ出しながらも、強くたくましく生きる姿に、奮い立つようなエネルギーを得られ、「なんでこんな人を好きになっちゃうんだろう」と思うような恋愛をしているすべての人たちに捧ぐ、絶対共感映画が誕生した。前田敦子が共感したセリフ
舞台挨拶の冒頭では、前田が「お越しいただきありがとうございます。本日は最後まで楽しんで帰ってください」、菊池も「今日は皆さん平日にお越しいただきありがとうございます。ほぼ前田さんと同じこと言ってますけど(笑)、今日は楽しんで帰ってもらえたらと思います」と観客に向けて呼びかけた。劇中には菊池演じる怜人を前田演じる真知子が起こしてそのまま喧嘩するシーンがあるというが、これの撮影を振り返って前田は「掛け合いってセリフのテンポが大変だなという思いがすごくあるので最後スカッとしました。叫ぶところまで言ったときには『ゴール!』って感じですね」と回想。
MCから「毎日生きて生活していくのってもっとって楽なことじゃないから。謝って欲しいんじゃないの。伝わった実感がほしいの」という真知子のセリフに評判が寄せられていたと明かされると「わかります。すごく。伝わった実感が欲しい。そういうんじゃないんだよね、と思うことはあります。男女限らず」と普段の自身にも重ね合わせて語った。また、喧嘩相手について根本氏が「謝って終わりにさせようとするところが腹立ちます」とキッパリ告げると、前田も「うん。ですね」と頷き。菊池が「謝らなかったら謝らなかったで怒るじゃん」と反論するも、根本氏は「なんか怒りたいからやってんだよ、っていうことですよね」とはっきり返し、観客の笑いを誘っていた。
そして、最後の挨拶では根本氏が同作を“根性系SF”と新たなジャンルで表現。そんな言葉に対し菊池は「ありがとうございました。とにかく奇想天外でもありつつ“根性系SF”ですからリアルで。そんなリアルを何回も楽しんでいただけたらと思いますし、これでSFに出たという自負を背負って生きていけたらと思います」とメッセージ。
前田が「本日は本当にありがとうございました。男の子たちだけで観に行ったらどうなるんだろうな?」と問いかけると根本氏が男性のみでのグループで鑑賞していたことを目撃したといい「いたんですよ。『すごかったね』~って(話していた)」と返答。それを受け前田は「女の子ってこうなんだってびっくりしてもらえたら嬉しいですよね。色んな層の人に観ていただけたら嬉しいなと思います。ぜひ皆さんまだまだ一緒に盛り上がってください」と観客に向けて呼びかけ、舞台挨拶を締めくくった。(modelpress編集部)
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