窪塚洋介、18年ぶり邦画長編映画単独主演決定「自信をもってお見せできる」<Sin Clock>
2022.10.21 08:00
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俳優の窪塚洋介が主演を務める映画『Sin Clock』(読み:シンクロック)が、2023年2月10日より新宿ピカデリー他にて全国公開されることが決定した。窪塚は、18年ぶりの邦画長編映画単独主演作となる。
窪塚洋介、18年ぶり邦画長編映画単独主演作「Sin Clock」
最低の人生を生きる男たちが、思いもよらぬ「偶然の連鎖」に導かれ、たった一晩の「人生逆転計画」へ挑む様をスリリングに描いた本作。主演を務めるのは、『同じ月を見ている』(2005/深作健太監督)以来、本作が邦画では18年ぶりの長編映画単独主演作となる窪塚。理不尽な理由で仕事や家族を失い、ふつふつと社会への怒りを溜め込むタクシードライバー、高木役を演じ、「自信をもってお見せできるオリジナル作品になった」と語る。
これまで『池袋ウエストゲートパーク』(2000/TBS)や『ピンポン』(2002/曽利文彦監督)、『Silence -沈黙-』(2017/マーティン・スコセッシ監督)など、数々のアイコニックな作品で強烈な印象を残してきた窪塚は、本作で“持たざる男”の静かな悲哀を巧みに表現。崩れた色気が匂い立つ独特の佇まいと、その圧倒的な存在感はまさに唯一無二。どん底の日常からの人生一発逆転を果たそうと綱渡りの計画に挑む姿は、観る者の胸を強く打つ。
新鋭・牧賢治監督、渾身の商業映画デビュー作
監督・脚本を務めるのは、ヒューストン国際映画祭短編部門ゴールド賞を受賞した『japing』(2014)、ニース国際映画祭で新人監督賞受賞に輝いた長編第1作目『唾と蜜』(2018)など、国内外で高い評価を得る新鋭・牧賢治監督。自身によるオリジナル脚本での商業映画デビュー作となる本作では、「痛快で小気味よいエンターテインメント感を大切に撮影を行いました」と語るように、先読みのできないプロット展開やコンゲーム要素など、様々な映画的魅力あふれる作品世界を見事に構築。
「一度つまずいたら、再起のチャンスはどこにもないのか?」。そんな現代を生きる“持たざる者”のリアルな空気を焼き付けたテーマ設定の妙もかけ合わさり、エンターテインメント性、作家性、同時代性が三位一体となった、新時代のサスペンス・ノワールが誕生した。
「この偶然は、敵か味方か。」謎めくティザービジュアルが一挙解禁
タイトル、公開日、主演・監督情報とともに今回発表となったのは、本作を象徴する要素を特徴的に配置した合計10点のティザービジュアル。それぞれ異なるデザインの中で共通しているのは、「この偶然は、敵か味方か。」との印象的なキャッチコピー。情報量を削ぎ落した謎多きビジュアル要素と相まって、先読みのできない作品世界への興味をかき立てる内容に。裏路地をそぞろ歩く「3人の男」たち。「3時33分」を指したまま棄てられた腕時計。「ある法則」に則って種子が配列される「ひまわり」。意味深に曇天を飛ぶ「飛行機」。闇夜に整然と並ぶ「3台のタクシー」と、車列を見つめる「謎めいた男」の後ろ姿。煙草をくゆらしながら遠くを見つめる、窪塚演じる主人公・高木の視線の先には一体何が待ち受けているのか?
今後発表予定の未解禁キャストやメインビジュアルほか、本作のさらなる展開に期待だ。(modelpress編集部)
主演:窪塚洋介コメント
同い年の才能溢れる監督/脚本の牧くん、プロデューサーにサイバーエージェントの藤田さん、オール関西ロケ。台本の面白さもさることながら座組みがとても魅力的で、本読みでメインキャストに会ってみてそれがより手応えとなって顕れ、現場ではひたむきな若い関西人スタッフ達や魅力的なキャストと良き仕事が出来ました。自信をもってお見せできるオリジナル作品になったと思います。牧監督の商業映画デビュー作であり、窪塚洋介の久々の主演映画です。是非ゼヒ銀幕でご覧ください。監督・脚本:牧賢治コメント
【Sin Clock(罪なる時計)】/【Synchronicity(シンクロニシティ)】。綿密な犯罪計画(時間軸)に、不思議な偶然の一致(シンクロニシティ)が絡み合いながらストーリーが展開してくサスペンス・ノワールです。なんとも不思議な話なのですが、この映画を撮る前、撮っている最中にも、ただの偶然とは呼べないシンクロニシティが毎日のように起きました。主演の窪塚さんも撮影中「いま、映画の神様が観に来てるね。」と仰っていたほどです。本作では、バイオレンスや艶やかなシーンを含みつつも、痛快で小気味よいエンターテインメント感を大切に撮影を行いました。ひとつひとつのシーンの裏側に隠された意味も探りながら、ぜひ何度もお愉しみ頂きたく思います。ストーリー
社会からも家族からも見放されたタクシードライバー、高木。奇妙な偶然が呼び寄せた、巨額の黒いカネを手にするチャンス。鍵を握るのは一枚の絵画。高木はたった一夜での人生逆転を賭け、同僚らと絵画強奪計画を決行。だが、運命の夜はさらなる偶然の連鎖に翻弄され、男たちの思惑をはるかに超えた結末へと走り出していく――。
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