玉城ティナ、稲垣吾郎との撮影中に笑いが止まらなくなる「変な状態に陥っていた」<窓辺にて>
2022.10.11 20:32
女優の玉城ティナが11日、都内で行われた映画「窓辺にて」(11月4日公開)の完成報告イベントに俳優の稲垣吾郎、女優の中村ゆり、メガホンをとった今泉力哉監督とともに出席。撮影中に笑いが止まらなくなったエピソードを明かした。
稲垣吾郎、監督の洞察力に驚き「僕のこと、好きだったんだと思う」
今作は、映画「愛がなんだ」など話題作を手掛け“恋愛映画の名手”とされる今泉監督のオリジナル作品。フリーライターの市川茂巳(稲垣)は、編集者である妻・紗衣(中村)が担当している人気若手作家と浮気していることに気づいていたが、それを言い出せずにいる。そして浮気を知った時に芽生えた“ある感情”にも悩んでいる。ある日、茂巳は文学賞の授賞式で高校生作家の久保留亜(玉城)と出会い、受賞小説「ラ・フランス」にモデルがいるのなら会わせてほしいと話しかける…というストーリー。今泉監督が稲垣をイメージして書いた脚本とあって、稲垣は「初めて読んだとき僕のことなんでこんなにわかっているんだろうってスピリチュアルな体験だった。心の内側までわかっているなぁという印象を受けた」と今泉監督の洞察力に驚き。「そういうところを汲み取ってくれたのかと思うと愛を感じる。監督は僕のこと、好きだったんだと思う」と話して笑わせた。
玉城ティナ、撮影中笑いが止まらなくなる事態に
高校生作家を演じた玉城は、「撮影当時は24歳。役と実年齢が離れているので難しいと思ったけど、脚本を読むとどこか知っている感情で。10代の頃に感じたことがある感情が多かったので、好き勝手やらせてもらった。稲垣さんに受け止めてもらった」と感謝。台本は長いセリフが多くキャストを苦戦させた。玉城は「最初にインして稲垣さんに話しかけたことは『セリフ長いですね』だった。その記憶があるくらい」と回想し、「長回しだと緊張感あるけど、その緊張感を自分で緩めることもできるので調整できて、楽しかった」と振り返った。
稲垣と玉城は劇中でトランプのババ抜きをしながら会話をするというシーンがある。玉城は「こっち(ババ抜き)に集中しながらセリフを言うというのが、なんか面白くなっちゃってツボに入った」と笑いが止まらなくなる事態に。監督や周囲のスタッフは何が面白いのがわからない状態で、「私が変な状態に陥っていた(笑)」と回想した。(modelpress編集部)
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