岡田准一、坂口健太郎のアクションを称賛「羨ましかった」<ヘルドッグス>
2022.08.16 22:54
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岡田准一が16日、都内で行われた主演映画『ヘルドッグス』(9月16日公開予定)ジャパンプレミアに登壇。岡田が坂口健太郎との共演を振り返り、称賛した。
岡田准一・坂口健太郎らホワイトリムジンで颯爽と登場
この日は、坂口健太郎、松岡茉優、MIYAVI、北村一輝、大竹しのぶ、原田眞人監督も来場。ホワイトリムジンで会場に乗り付けた一同はレッドカーペットを颯爽と歩き、笑顔で報道陣のフォトセッションに応じた。岡田と原田監督が3度目のタッグで贈る本作は、岡田史上もっとも闇深いダークヒーローの壮絶な物語とアクション。警官時代に愛する人を殺され、復讐のみに生きる元警官・兼高昭吾(岡田)は、その獰猛さゆえに警察から関東最大のヤクザ組織へ潜入させられ、トップ・十朱(MIYAVI)の秘密ファイルの奪取を命じられる。室岡秀喜(坂口)に接触し、組織を上り詰める兼高だが、その先には予想できない結末が待っていた。
岡田准一、坂口健太郎との共演を回顧
坂口との共演の感想を求められると、岡田は「めちゃくちゃ素敵なんですよね」と称賛。ただただにんまりする坂口に「否定しないんですよね」とツッコみ、会場を沸かしていた。続けて「ピュア。バランスよく現場にいらっしゃるんですよね」とコメント。「お芝居をやる脳とアクションをやる脳はバラバラで、お芝居はわがままにやった方がよくて、アクションはわがままにやるとケガをするから冷静じゃないといけないから、行き来するのが難しくて、どっち脳でやるかは永遠のテーマだけど、坂口くんはバランスよくサラっとやられるので羨ましかったです」と打ち明けた。
これに、坂口は「嬉しいですね」と噛みしめつつ、「アクションシーンで、岡田さんが監督とモニターをチェックして、『動きはできているけど、こうやったらキャラクターが出る』とか『強さが見えたりする』とか、カットがかかると教えてくださった」と感謝。また、撮影直前にパンプアップしようと腕立て伏せをしていたら「それは違う」と一緒に正しいやり方をやってくれたと話した。
岡田について「作品の中で兄貴と慕っているんですが、(アクションの)訓練をする中でそういう関係性になっていたので、『今の良かったよ』と言ってもらうだけでグッときてしまう自分がいました」と回顧。すると原田監督も「導入部で兼高が室岡を指導しているところはアドリブ」と2人の関係性があったからこそ誕生したシーン秘話を明かした。
松岡茉優、アクションシーンは「向いてない」
北村演じる組織のボス・土岐の愛人でありながら兼高とも関係を持つ刺激好きなグリーンヘアの美女・吉佐恵美裏役の松岡は、「私も少しだけアクションシーンやらせていただいたんですけど、その時に体も強くなくちゃいけないけど、心も強くなくちゃいけないなと思いました」と吐露。「殺し合う相手の方が半年くらい夢に出て来て『私は向いてないな』と思いました。怖かったんですよ」と弱音を吐いた。さらに「お二人のお話を伺っていたら、そこ(脳)を切り離す手段もあったんだな。私はたぶん100%お芝居の方でやってしまったから夢にまで出てきてしまったんだな」と反省していた。
ビジュアルについては、「監督に『緑色どうですか?』って聞いたら、『いいよ。OK』とおしゃってくれたので、(恵美裏の)イメージカラーをみんなで決めた感じです」と説明。北村との初共演シーンは北村がビキニパンツ姿だったそうで、北村が「すごい恥ずかしかった」と照れると、松岡は「花柄の…。かなり面積の狭い、女性でも抵抗のあるサイズでした」とぶっちゃけ、会場の笑いを誘った。
そして、「この作品は1秒も休ませてくれないです。上映の前に糖分を補給していただきたいと思うくらい、本当に休憩がございません。ジェットコースターのような作品に一緒に揺られてほしいと思います」と呼びかけた。(modelpress編集部)
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