(上段左から)井樫彩(脚本・監督)、福地桃子、岡山天音(中段左から)野崎智子、赤瀬一紀、上野凱、丸林孝太郎(下段左から)吉田大駕、諏訪太朗、久保田磨希、安藤玉恵(提供写真)

福地桃子、岡山天音と初共演で“喪失”抱えたストーリー<あの娘は知らない>

2022.07.08 18:30

女優の福地桃子が主演を務め、俳優の岡山天音と初共演する映画『あの娘は知らない』が、9月23日に公開されることが決定した。

  

福地桃子&岡山天音が初共演「あの娘は知らない」

福地桃子(提供写真)
本作は株式会社レプロエンタテインメントが主催する映画製作プロジェクト「感動シネマアワード」でグランプリに輝いた企画として制作。海辺の町でひっそりと旅館を営む中島奈々と、喪ってしまった恋人の足跡を辿りその町に行き着いた青年・藤井俊太郎、お互いに「喪失」を抱えた2人の新しい紐帯と希望を描く。

岡山天音(提供写真)
若者の心情を捉える確かな作劇と特有の映像センスで観客を魅了してきた井樫彩監督の最新作であり、『真っ赤な星』(2018年)以来の長編オリジナル作品。

福地桃子(提供写真)
透明感あふれる声と佇まい、瑞々しい演技が持ち味の福地が主演を務め、孤独と喪失の中で日々を静謐に生きる奈々を見事に演じ、次世代を担う若手女優の新たなキャリアの1ページに相応しい存在感を発揮している。

福地桃子、岡山天音(提供写真)
そして、奈々のもとに訪れる一人の青年、藤井俊太郎を演じるのは、その確かな演技力で様々な作品への出演を重ね、同世代の中でも抜きん出た個性を放つ岡山。恋人を亡くした青年の機微を繊細に演じ、福地と共に作品を支え、初共演を果たしている。

福地桃子(提供写真)
ほか、奈々の学生時代の先輩役に野崎智子、旅館の従業員に諏訪太朗と久保田磨希、奈々と俊太郎が訪れるスナックのママに安藤玉恵と、実力あるキャストが揃い、作品に厚みを与えている。

福地桃子、岡山天音(提供写真)
今回公開された場面写真には、海を見下ろす丘、情緒的な旅館、夜の浜辺など、作品内でキーとなるカットが選ばれた。(modelpress編集部)

ストーリー

岡山天音、福地桃子(提供写真)
若くして、海辺の町にある旅館・中島荘を営む中島奈々(福地桃子)。中島荘が休業中の9月上旬、ひとりの青年・藤井俊太郎(岡山天音)が「どうしても泊めてほしい」と訪ねてくる。彼は一年前に愛する人を失い、その恋人が亡くなる直前に、この旅館に宿泊していたと語る。奈々は亡くなってしまった俊太郎の恋人のことがすぐに思い当たり、彼女について、「笑顔が印象的でした」と振り返る。

俊太郎は恋人の足跡を辿り、彼女の死を理解するために、昼も夜も町に海にと彷徨い、歩き回る。そんな俊太郎の姿を目にしていた奈々は、この土地の案内役を買って出て、いつしか彼と行動をともにするようになり―――。

福地桃子/中島奈々役コメント

福地桃子(提供写真)
今回奈々を演じている中で 人が抱えているものをその人の中に普通に存在させるということの難しさにとても悩みました。ですが、岡山さんが演じる俊太郎さんと会話を交わす場面のたびに、とても自然に奈々として自分だけでは出会えてこなかった心情の変化に触れるということが沢山あり、監督が描かれる脚本にある心地良さを感じられたような気がしました。3年前から始まったこの企画がこうして皆様のもとに届くこととても嬉しく思います。

岡山天音(おかやま・あまね)/藤井俊太郎役コメント

岡山天音(提供写真)
僕が演じた俊太郎は、劇中で福地さん演じる奈々さんと言葉を交わす場面が多く、会話をしているシーンが殆どでした。台詞の多い台本でしたが同時に、余白の多い台本だとも感じました。現実の会話も、その言葉の外に真意が秘められている気がします。井樫監督は2人の心が触れ合う空間をとても丹念に編んで下さいました。2人の静かな情景が、皆様の情景と重なる事を願っております。

井樫彩(いがし・あや)/脚本・監督コメント

井樫彩(脚本・監督)(提供写真)
今作品はオリジナル作品です。今、自分が考えていること(個人的なことも世の中に対しても)を詰め込みながら、福地桃子さん岡山天音さんと向き合う中で生まれたものもたくさんありました。決して派手な物語ではありませんが、「誰か」に届く作品を目指し作りました。ぜひ劇場でご覧いただけたら嬉しく思っております。
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