山田裕貴、内田理央(C)柊あおい/集英社(C)2022『耳をすませば』製作委員会

山田裕貴&内田理央、実写映画「耳をすませば」出演決定 場面写真解禁

2022.06.25 09:00

俳優の山田裕貴と女優の内田理央が、実写映画『耳をすませば』(10月14日公開)に出演することが決定。あわせて場面写真も解禁された。

  

清野菜名&松坂桃李W主演「耳をすませば」

『耳をすませば』ティザービジュアル(C)柊あおい/集英社(C)2022『耳をすませば』製作委員会
1989年、柊あおい先生が少女コミック誌『りぼん』(集英社)で発表した青春恋愛漫画『耳をすませば』。読書が大好きな中学生の女の子・月島雫(つきしましずく)が、夢に向かって生きる男の子・天沢聖司(あまさわせいじ)に想いを寄せていく健気な姿が共感を呼び、1995年、その名作漫画をスタジオジブリがアニメ映画化し、大ヒットを記録。その後地上波でも度々放送され、青春映画の金字塔として、多くの人々の胸に刻まれた。

『耳をすませば』第2弾ティザービジュアル(C)柊あおい/集英社(C)2022『耳をすませば』製作委員会
そんな伝説的漫画の実写化が全国公開される。今回の実写映画では、漫画・アニメ映画で描かれた中学生時代の物語はもちろん、完全オリジナルストーリーの10年後の物語が加わった。大人になった雫を清野菜名が、聖司を松坂桃李がW主演で演じ、中学生時代の二人には安原琉那、中川翼が抜擢された。監督はヒットメーカーの平川雄一朗が務める。

山田裕貴が杉村役、内田理央が夕子役で出演決定

山田裕貴(C)柊あおい/集英社(C)2022『耳をすませば』製作委員会
この度解禁されたのは、雫の同級生である杉村竜也と原田夕子を演じるキャスト。野球部に所属し、幼馴染である雫へ好意を寄せている杉村と、杉村へ恋心を抱いている雫の親友・夕子。本作では原作で描かれた杉村・夕子の物語の10年後も描かれている。25歳になった杉村を演じるのは『東京リベンジャーズ』『余命10年』など数々の話題作へ出演し、来年はNHK大河ドラマ『どうする家康』への出演も決まっている山田、夕子を『おっさんずラブ』『来世ではちゃんとします』シリーズなどに出演し、女優業のほか、モデルとしても活躍している内田がそれぞれ演じる。

内田理央(C)柊あおい/集英社(C)2022『耳をすませば』製作委員会
本作の公開に際して、山田は「その10年があるから今が、未来が、輝く。そんな、作品になっているんじゃないかと思います。この作品がどんな形で皆さんに受け取ってもらえるか楽しみです」と、撮影から2年が経ち、無事に作品が完成した喜びをコメントし、内田は「夢中になって台本を読ませていただきました。原作から10年後という時代背景なので、平成の懐かしさも感じつつ、成長したみんなの姿にちょっとドキドキしながら撮影をしました」と語っている。

住友沙来、荒木飛羽(C)柊あおい/集英社(C)2022『耳をすませば』製作委員会
また、中学生時代の二人のキャストも解禁。杉村役(中学生)にはドラマ『あなたの番です』や映画『るろうに剣心 最終章 The Final』などに出演し、最近ではアニメ『鬼滅の刃 遊郭編』のEDテーマ『朝が来る』のMVへの出演でも注目を浴びた荒木飛羽と、夕子役(中学生)には映画『糸』やドラマ『ラジエーションハウス』へ出演した住友沙来というフレッシュなキャストが抜擢されている。

あわせて解禁された場面写真は、中学生時代の杉村と夕子のあの印象的な場面を切り取った写真をはじめ、25歳となった二人が共に笑顔を見せている2ショット写真も。雫と聖司だけでなく、杉村と夕子が10年の時を経て、どのような物語を紡いでいくのか期待が高まる場面写真となっている。(modelpress編集部)

山田裕貴(杉村役)コメント

いやぁ、やっと完成しました。安心しました。それがまず良かった、本当に良かった。撮影したのはもう2年前。この撮影を乗り切ることに、この『耳をすませば』チームはずっと気持ちを繋げたままだったはずです。良かった。お疲れ様でした。

そして、この作品もあの『耳をすませば』の10年後も描かれています。その10年があるから今が、未来が、輝く。そんな、作品になっているんじゃないかと思います。この作品がどんな形で皆さんに受け取ってもらえるか楽しみです。

内田理央(夕子役)コメント

オファーをいただいた時は、小さい頃に観ていた『耳をすませば』の実写化に驚きましたが、10年後のオリジナルストーリーとのことで夢中になって台本を読ませていただきました。原作から10年後という時代背景なので、平成の懐かしさも感じつつ、成⻑したみんなの姿にちょっとドキドキしながら撮影をしました。大人になった夕子と杉村の関係性にも是非注目してください。

ストーリー

読書が大好きで元気いっぱいな中学生の女の子・月島雫。彼女は図書貸出カードでよく見かける、ある名前が頭から離れなかった。天沢聖司―――全部私よりも先に読んでる―――どんなひとなんだろう。あるきっかけで“最悪の出会い”を果たした二人だが、聖司に大きな夢があることを知り、次第に惹かれていく雫。聖司に背中を押され、雫も自分の夢を胸に抱くようになったが、ある日聖司から夢を叶えるためイタリアに渡ると打ち明けられ、離れ離れになってもそれぞれの夢を追いかけ、10年後また必ず会おうと誓い合う。

それから10年の時が流れた、1999年。雫は、児童書の編集者として出版社で働く傍ら夢を追い続けていたが、思うようにいかずもがいていた。もう駄目なのかも知れない―――そんな気持ちが大きくなる度に、遠く離れたイタリアで奮闘する聖司を想い、自分を奮い立たせていた。一方の聖司も順風満帆ではなかった。戸惑い、もどかしい日々を送っていたが、そんな時の支えは聖司にとっても同じく雫であった。

そんなある日、雫は仕事で大きなミスをしてしまい、仕事か夢のどちらを取るか選択を迫られる。答えを見つけに向かった先は―――。
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