桜田通、ストーカーチックな役でバズる 藤原季節は“歴史的クズ野郎”の評価<わたし達はおとな>
2022.06.11 17:26
俳優の桜田通が11日、都内で行われた映画『わたし達はおとな』の公開記念舞台挨拶に、木竜麻生、藤原季節、加藤拓也監督とともに出席した。
映画「わたし達はおとな」
今作は、『平成物語』(2018年/フジテレビ系)、『俺のスカート、どこ行った?』(2019年/日本テレビ系)など話題のテレビドラマの脚本を手掛けるだけでなく、『きれいのくに』(2021年/NHK)では、第10回市川森一脚本賞を受賞するなど、感性鋭い作品を発表し続けている演出家・脚本家の加藤によるオリジナル脚本の監督デビュー作。ある日、妊娠に気づいた大学生の優実(木竜)とその恋人・直哉(藤原)の思いや考えのすれ違いを中心に、若者たちの等身大の日常や恋愛が描かれる。桜田は優実の元恋人でいまだに想いを寄せる同級生・将人を演じる。
“歴史的クズ野郎”藤原季節&“ストーカーチック”桜田通
藤原と桜田は、2014年公開の映画『人狼ゲーム ビーストサイド』以来の共演。藤原は「8年ぶりにこの武蔵野館に帰ってくることができてとっても嬉しいです!リニューアル前の劇場で、確かスクリーンもここだったんですよ。いや~いい景色だなぁ」と感慨深げにニッコリ。桜田も「季節の言った通り久しぶりに戻って来れて、皆さんと一緒にこの舞台挨拶に立てることを楽しみにしていました。嬉しいねぇ」と藤原と目を合わせ、喜んだ。そんな桜田は、今作で元恋人である優実に“ハートのネックレス”や、付き合っていた頃の2人を描いた“手作り絵本”をプレゼントするというストーカーチックな役を好演。藤原が「この間通くんの本編映像が公開されて10日間で30万回くらい再生されてて、プチバズってるじゃん!と思って(笑)」と語ると、桜田は「ストーカーではないんですけどね(笑)。(将人は)愛や自己表現があまり上手じゃない子なのかなと。僕は嫌いじゃないんですけど。気持ち悪く演じているわけではないんですけどね(笑)。まったく狙ってない。気持ち悪く芝居しようなんて思っていなくて、ただただ純粋に好きな人にアピールしようと思ったらあんな評価になっていました」とまさかの展開だった様子。
脚本を書いた加藤監督自身は「それがいいんですよ。本人は真面目にやってるからいい」と太鼓判で、木竜は「(絵本を)付き合ってる時に欲しかったかもしれない(笑)。タイミングもあるかな…」と女性目線で回答し、笑わせた。
一方の藤原演じる直哉は、笑った後に「ピル飲みなよ」「元カノと住んでるんだよね」などと優実に言い放つ、将人とは別の意味での“ヤバメ男子”を演じたため、「昨日感想を見たら『歴史的クズ野郎』と書かれていて、褒めてるのか貶してるのかわからない(笑)」と映画を観た人の感想に本音。そんな強烈な2人の男性キャラクターに挟まれた優実役の木竜は「よく頑張りましたね(笑)」と自身を称えていた。(modelpress編集部)
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