Creepy Nuts、実物の玉木宏に「物理的に交わる世界線があるとは」<極主夫道>
2022.06.10 19:59
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俳優の玉木宏が10日、都内で行われた映画「極主夫道 ザ・シネマ」大ヒット御礼舞台あいさつに、共演のMEGUMI、主題歌を担当したCreepy Nuts(R-指定、DJ松永)とともに登壇した。
玉木宏、子どもたちの反響に感謝
本作は、2020年に放送され、好評を博した連続ドラマの映画版。単行本発行部数550万部超のマンガが原作で、極道の道から足を洗い、専業主夫となった最凶の極道“不死身の龍(玉木)”が、強面にグラサン、スーツの上に柴犬のキャラクターがプリントされたエプロンを身につけ、高すぎる主夫力で料理、洗濯、掃除など家事全般に命を賭け、ときにはご近所のトラブルに奮闘する姿を描いた爆笑コメディ。ステージに登壇し「3日に公開しまして、おかげさまでいいスタートが切れているのかなと思っております。みなさんのおかげです。ありがとうございます」と観客に感謝した玉木は、大ヒットの反響を耳にしての感想を求められると「僕の友人も何人か見てくれているんですけど、映画館の様子を聞くんですね。そうすると意外と子どもたちがすごく見てくれているという声をいただいて、ドラマのときもそうだったんですけど、子どもたちに楽しんで見てもらえるってすごく嬉しいなと思っています」と笑顔を見せた。
Creepy Nutsの印象は?
また、主題歌を担当したCreepy Nutsの印象を聞かれると、1度ライブを見に行ったことがあるというMEGUMIは「ラップもDJプレイも“こんなにすごいんだ”ってめちゃくちゃ感動しました。それでトークも上手だし、バラエティにもめちゃくちゃ出てるし、“どないなってん!”って思います。“なんでもできるじゃん”みたいな印象を持っております」と絶賛し、玉木は「お二方を知らないときに曲を聞いたときに、すごくチャラい人たちなんだろうなと思ったんですけど、すごく腰が低くて、今もこういう場に慣れていないからどこに立つんだろうって(迷っていて)かわいい部分もあるんだなって思いました」とコメント。これにCreepy Nutsの2人は「光栄ですね」と声を揃え、松永は「昔から、古い言い方ですけどブラウン管で見ていたお二方なので、そんなことをおっしゃっていただけるなんて…。自分たちと直接、物理的に交わる世界線があるとは思わなかったですね。変な感じです」と語った。
加えて、主題歌のオファーが来た際の心境を聞かれると、R-指定は「もともと漫画も知っていて、ドラマも見て知っていたので、“その主題歌か!”ってなって、ただ基本的にヒップホップは自分のことを書いたりするので、極道だし主夫だし、まったく俺の人間性とかけ離れているから、どうやって繋ぎ合わせようかなって」と苦労したことを明かし、「でも、主人公の龍が極道で培ってきたスキルが主夫の道で生かされるみたいな、使い道が変わることによっていい方向に行くという点が、逆に僕の人生にも置き換えられた部分もあって書くことができました」とコメント。主題歌『2way nice guy』の印象を聞かれた玉木は「この作品に勢いをつけてくださっていますし、書き下ろしてくださったということで。歌詞の世界が龍にも当てはまるなというのはすごく感じていました」と語った。
Creepy Nuts、映画を見てショック?
Creepy Nutsの2人は本作を見たそうで、松永は「MEGUMIさんがめっちゃ怖かったです(笑)。全員がブチギレている映画も初めて見たんですけど、その中で1番怖かったのはMEGUMIさんでしたね」というと、MEGUMIは「ママ友に『あれって素なの?』って聞かれました。『そんなわけないじゃん』って言いました」と苦笑。玉木は「MEGUMIさんは今、こんなにきれいなのに、この映画の中ではおばちゃんにしか見えないんですよね。それくらい役に徹してくださって、この作品にパワーをくれてさすがだなと思いました」と絶賛し、「20代の頃はお互いにトレンディドラマで共演させてもらったんですけど、こういう形で再会するとか思っていませんでしたね(笑)」と笑顔で語った。さらに、NGシーンが見られるというエンドロールがSNSを中心に“最後まで笑える”と話題になっているそうで、松永が「川口春奈さんが全力で(志尊淳を)叩くシーンがショッキングでした。あれ全力ですよね」と目を丸くすると、玉木は「全力なんです」とコメントし、MEGUMIも「あの子はやる子です」とにっこり。
続けて玉木は「(川口は)スイッチが入ると止まらないんですよ。僕はメガネをつけたままハリセンを食らうんですけど、ここ(目尻)血が出てました」と驚きのエピソードを明かした。(modelpress編集部)
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