(上段左から)長澤まさみ、小松菜奈、坂口健太郎、池田エライザ、福本莉子、(下段左から)白石麻衣、横浜流星、篠原涼子、中村倫也、土屋太鳳 (C)モデルプレス

読者が選ぶ「2022年1月~3月に公開されたおすすめの邦画」ランキングを発表<1位~10位>

2022.04.15 18:00

モデルプレスでは、このほど「2022年1月~3月に公開されたおすすめの邦画は?」をテーマにウェブアンケートを実施。モデルプレス読者が選ぶ、1月~3月の“おすすめの邦画”トップ10を発表する。

  

モデルプレス読者が選ぶ「2022年1月~3月に公開されたおすすめの邦画」トップ10

読者が選ぶ「2022年1月~3月に公開されたおすすめの邦画」ランキングを発表<1位~10位> (C)モデルプレス
1位:「余命10年」(3月4日公開)
2位:「コンフィデンスマンJP 英雄編」(1月14日公開)
3位:「真夜中乙女戦争」(1月21日公開)
4位:「君が落とした青空」(2月18日公開)
5位:「嘘喰い」(2月11日公開)
6位:「映画 おそ松さん」(3月25日公開)
7位:「JO1 THE MOVIE『未完成』-Go to the TOP-」(3月11日公開)
8位:「ウェディング・ハイ」(3月12日公開)
9位:「ツーアウトフルベース」(3月25日公開)
10位:「大怪獣のあとしまつ」(2月4日公開)

回答数:2,775件
投票期間:2022年4月5日~4月10日

1位:「余命10年」

(左より)藤井道人監督、原日出子、奈緒、坂口健太郎、小松菜奈、山田裕貴、黒木華、松重豊 (C)モデルプレス
小松菜奈と坂口健太郎がW主演を務め、約1年をかけて季節の移り変わりとともに撮影された「余命10年」が1位に。小松は撮影の日々を思い出して舞台挨拶で涙を流し、坂口も試写後に号泣したというほどキャストにとっても思い入れの強い作品。映画館に足を運んだ人々の心にも確かに刺さったようだ。

<あらすじ>
20歳で不治の病にかかり、もう恋はしないと心に決めた余命10年の茉莉(小松)。生きることに迷い、自分の居場所を見失った和人(坂口)。同窓会で再会した2人は惹かれあい、ありふれた毎日が嘘みたいに輝き出す。思い出の数だけ失われていく時間――彼らが最後に選んだ道とは?

坂口健太郎、小松菜奈 (C)モデルプレス
<読者コメント>
「とにかく何度観ても初めての感覚で感動してしまう。毎回新たな発見があります。ノンフィクションのドキュメンタリーフィルムを観ているようで、演技とは思えない自然感も素敵です」

「原作をそのまま映画にするのではなく今は亡き作者が作品内で生き続けている素晴らしい作品です。そして命とはなにか、余命とは、愛とは、たくさんのことをもう一度考えさせられました」

「ただの泣ける映画じゃなくて、登場人物を通して自分の人生について考えさせられた。最後は号泣必至」


2位:「コンフィデンスマンJP 英雄編」

(前列左から)江口洋介、小日向文世、長澤まさみ、東出昌大、小手伸也(後列左から)生田絵梨花、瀬戸康史、城田優、田中亮監督(C)モデルプレス
2018年のドラマが大きな話題となり、「ロマンス編」「プリンセス編」と2作の映画を経て公開された最新作「コンフィデンスマンJP 英雄編」が2位にランクイン。観た人全員を虜にしてしまう主演・長澤まさみのコメディエンヌぶりは、シリーズを重ねるごとにファンを増やしている。今作はマルタ島を舞台にしているが、実は全編国内で撮影していたという制作陣の凄さも話題となった。

<あらすじ>
かつて“英雄”と謳われ、当代随一の腕を持つコンフィデンスマンによって密かに受け継がれる“ツチノコ”という称号をかけ、ダー子(長澤)・ボクちゃん(東出昌大)・リチャード(小日向文世)の3人が激突。ルール無用の真剣勝負がはじまる。舞台は世界中のセレブが集まる世界遺産の都市“マルタ島・ヴァレッタ”。狙うは、危険なマフィアが所有する、幻の古代ギリシャ彫刻“踊るビーナス”。それぞれの方法でオサカナに近づく3人…だが、そこに警察、さらにはインターポール(国際警察)の捜査の手が迫る。

小日向文世、長澤まさみ、東出昌大、小手伸也 (C)モデルプレス 福本莉子(C)モデルプレス
<読者コメント>
「シリーズが進むことに勢いが増し、スケールもどんどん大きくなっていく。絶対に期待を裏切らず、私たちを騙し続けるコンフィデンスマンチームが大好きです!!マルタ島が舞台なのに実は全部グリーンバックだったという演出の凄さにも衝撃!」

「毎回しっかり騙されるトリックと魅力的なキャラクターで、観終わった瞬間から続編を期待してしまう作品」

「前作にも増して、長澤さん・小日向さん・東出さんの演技が良かった。また、コロナ禍でマルタ島で撮影出来なかったのにも関わらず、あたかもマルタ島で撮影したかのような演出をしていて、主要キャストだけでなく、裏方の努力を感じた」

3位:「真夜中乙女戦争」

池田エライザ(C)モデルプレス
3位はKing & Princeの永瀬廉が主演を務めた「真夜中乙女戦争」。永瀬・池田エライザ・柄本佑らキャスト陣の繊細な演技力と圧巻の映像美が一気に物語へと引き込み、観た人によって感じ方の異なるストーリーも強い余韻を与えた。

<あらすじ>
4月。上京し東京で一人暮らしを始めた大学生の“私”(永瀬)。友達はいない。恋人もいない。大学の講義は恐ろしく退屈で、やりたいこともなりたいものもなく鬱屈とした日々の中、深夜のバイトの帰りにいつも東京タワーを眺めていた。そんな無気力なある日、「かくれんぼ同好会」で出会った凛々しく聡明な“先輩”(池田)と、突如として現れた謎の男“黒服”(柄本)の存在によって、“私”の日常は一変。カリスマ的魅力を持つ“黒服”に導かれささやかな悪戯を仕掛けたり、“先輩”とも距離が近づき、思いがけず静かに煌めきだす“私”の日常。しかし、次第に“黒服”と孤独な同志たちの言動は激しさを増していき、“私”と“先輩”を巻き込んだ、壮大な破壊計画“真夜中乙女戦争”が秘密裏に動きだす…。12月25日未明―痛々しくも眩しい物語は、予測不可能なラストへと加速していく。

柄本佑(C)モデルプレス
<読者コメント>
「今の時代を生きる若者の不器用さだったり、脆さだったりが、痛いほど伝わってきました。主演の永瀬廉さんの表情が変わっていく様や、ラストシーンは圧巻でした」

「カメラワーク、映像の美しさ、俳優さんの危うい演技、どれを取っても素晴らしい作品です」

「一度観ただけでは説明しきれない、心のもやもやと苦い部分を刺激された作品。正しくはなかったけれど、すべてあなた次第という深いメッセージを受け取れました」

4位:「君が落とした青空」

福本莉子(C)モデルプレス
女優の福本莉子とTravis Japanの松田元太がW主演を務めた「君が落とした青空」が4位に。高校生の初々しい恋愛模様を描くだけでない“タイムリープ・ラブストーリー”には、「1日1日を大切に生きようと思った」という声が数多く寄せられた。

<あらすじ>
付き合いはじめて2年経つ高校生の実結(福本)と修弥(松田)。“毎月1日は何があっても必ず一緒に映画を観に行く”という約束通り、その日も映画館デートへ向かう2人だったが、修弥は急用を理由に突然キャンセルしてしまう。最近何かを隠しているような雰囲気だった修弥に、どこか不安を感じていた実結。気まずい空気の中、「もう一度話したい」と連絡してきた彼と会うため、待ち合わせ場所に向かうが、目の前で修弥が交通事故に遭う。実結は突然の事故にパニックになるが、目が覚めると事故当日の朝に戻っていた。“修弥を助け出す”と心に決めた実結だったが、何度も「同じ日」を繰り返す中で、彼が隠していた事実を知る。果たして、実結は修弥を助けることができるのか―?

福本莉子(C)モデルプレス
<読者コメント>
「忘れかけていたキラキラした青春を思い出させてくれた純愛ラブストーリーだったし、何よりキャストの演技がよかったから」

「どの世代が観ても心に残る映画でした。同じような毎日でも同じではない。1日、1日を大切に生きようと思いました」

「全員これからブレイク間違いなしのキャスト。演技が初心な感じが高校生役のみんなにハマってて素敵でした。内容もとても考えさせられる素敵な話でした」

5位:「嘘喰い」

(左から)中田秀夫監督、村上弘明、本郷奏多、佐野勇斗、横浜流星、白石麻衣、櫻井海音、三浦翔平 (C)モデルプレス
5位は横浜流星主演の「嘘喰い」。横浜が地毛を銀髪に染めて挑んだのは、爽やかなイメージとは真逆の“天才ギャンブラー”。佐野勇斗・白石麻衣・本郷奏多ら脇を固めるキャスト陣の層も厚く、原作漫画のファンもうならせた。

<あらすじ>
正体不明の天才ギャンブラー“嘘喰い”こと斑目貘(横浜)が日本の闇社会を牛耳るギャンブラーの頂点・会員制の倶楽部“賭郎”に挑む。あらゆるギャンブルや殺しが行われる賭けの場で、貘と悪人たちの巨額の金と命を懸けた、ゲームが始まる。貘は最高にヤバい頭脳心理戦を勝ち抜けるか?

横浜流星、佐野勇斗 (C)モデルプレス
<読者コメント>
「かなり中毒性のある映画。横浜流星さんの斑目貘がどんどん愛しくなり、何度見ても飽きません。俳優陣・立会人やロデムの迫真の演技、B'zの音楽も癖になります」

「原作漫画からのキャラクターの再現度がとても高く、美しいです」

「漫画はもともと読んでいました。横浜さん演じる主人公の斑目がとても魅力的で原作をリスペクトしながら、しっかりと横浜さんだからこそ表現できる斑目になっていてすごく良かった。ストーリーもテンポ良くあっという間だった」

6位:「映画 おそ松さん」

高橋ひかる (C)モデルプレス
<あらすじ>
松野家の6つ子、おそ松、カラ松、チョロ松、一松、十四松、トド松は20歳を過ぎても定職につかず、親の脛をかじるクズで童貞のクソニート。足を引っ張り合いながらも仲良くひとつ屋根の下で暮らしている。ある日、長男のおそ松は、ひょんなことからある老紳士(時価総額数十兆円の大企業アプリコッツのCEO)と出会う。事故で亡くした息子と瓜二つのおそ松を養子にしたいという突拍子もない話が進む。抜け駆けが許せない5人の弟たち。自分が養子にもらわれたいと他を蹴落とす骨肉の争いが勃発。そんな彼らの前に超重要そうな雰囲気を醸し出す黒ずくめの3人が現れ、物語は思いもよらぬ方向へと進んでいく。果たして、養子に選ばれ勝ち組の人生を送るのは誰なのか。

<読者コメント>
「原作アニメも観ていましたが、オリジナルキャラがいてストーリーも原作にはないオリジナルエピソードなのに、ギャグ要素とこの先どうなっちゃうの?!という結末の読めなさが忠実で、まさにおそ松さんでした」

「おそ松さんをあそこまで実写化できるのは凄いと思いました。ピリオドとカラ松のアクションも迫力があって見入ってしまった」

「最近は映画を観て考えた上でSNSで様々な人の考察を見る楽しみ方も増えたが、この映画は考えることを忘れてただただ楽しめるから」

7位:「JO1 THE MOVIE『未完成』-Go to the TOP-」

JO1(後列左から)與那城奨、金城碧海、白岩瑠姫、鶴房汐恩、大平祥生、佐藤景瑚(前列左から)稲垣哲朗監督、木全翔也、川尻蓮、豆原一成、川西拓実、河野純喜(C)モデルプレス
<概要>
2019年、PRODUCE 101 JAPANで選ばれた11人で結成されたJO1。華々しい道が約束されたはずの彼らだったが、2020年3月4日のデビュー直後から、新型コロナの影響を受け、様々な活動制限を余儀なくされる。しかし、そんな中でもインターネットを通じてつながっていくボーイズグループ像は、現代的で、2020年を象徴するかのような、新たな存在感で輝きを放っていた。

日々のボーカルやダンスのレッスン、プロモーション活動、番組収録…激動のスケジュールの中、11人でJO1を育んでいく。そんな世界の頂点を目指す彼らの、デビュー初期から2021年の念願の初・有観客ライブまでの様子を余すことなく映し出す。未完成の11人、そしてJAMと共に紡がれる、“今まで”と“これから”。これは彼らの、本当の始まりの物語。

JO1(後列左から)金城碧海、與那城奨、白岩瑠姫、鶴房汐恩、大平祥生、佐藤景瑚(前列左から)木全翔也、川尻蓮、豆原一成、川西拓実、河野純喜(C)モデルプレス
<読者コメント>
「夢を持った若者が輝きを放つ瞬間瞬間をとらえた映像。見応えありました」

「JO1の結成から初有観客ライブまでの2年間の道のりを丁寧に描いた映画。ファンとの絆がいかにメンバーを支えていたかが伝わってきて感動した。ライブの映像も盛り込まれていて臨場感もあって何度も足を運んだ作品」

「コロナ禍でのやるせない感情や、何かを乗り越えたいという心を癒やして後押ししてくれる映画だと思うからです」

8位:「ウェディング・ハイ」

(左から)大九明子監督、中尾明慶、向井理、岩田剛典、篠原涼子、中村倫也、関水渚、高橋克実 (C)モデルプレス
<あらすじ>
結婚式、それは新郎新婦にとって人生最大のイベント。ウェディングプランナーの中越(篠原涼子)に支えられ、新郎・彰人(中村倫也)と新婦・遥(関水渚)のカップルも幸せな式を迎える、はずだった。しかし、スピーチに人生を懸ける上司・財津(高橋克実)をはじめ、クセ者参列者たちの熱すぎる思いが大暴走。式はとんでもない方向へ?中越は披露宴スタッフと共に数々の問題を解決しようと奔走するが、さらに新婦の元カレ・裕也(岩田剛典)や、謎の男・澤田(向井理)も現れて…。果たして絶対に「NO」と言わない敏腕プランナーは、全ての難題をクリアし、最高の結婚式を2人に贈ることが出来るのか?

大九明子監督、高橋克実、中村倫也、篠原涼子、関水渚、岩田剛典、皆川猿時 (C)モデルプレス
<読者コメント>
「色々見た中で、1番伏線の回収が綺麗だった。岩ちゃんのキャラがすごく良かった」

「豪華キャストで内容が濃く面白かった。このキャストだからこそ引き出せた面白さだと思ったから」

「この時代に思いっきり笑い、映画を楽しめたので」

9位:「ツーアウトフルベース」

藤澤浩和監督、板垣瑞生、阿部顕嵐、新羅慎二(C)モデルプレス
<あらすじ>
かつてはプロ入りが期待されるほどの高校球児だったイチ(阿部顕嵐)とハチ(板垣瑞生)。甲子園出場が決まり、明るい未来が待っているはずだったが、部内で起こった不祥事により出場が取り消されてしまい、そこから2人の転落人生がはじまった…。

10年後、薬物に溺れ堕落した生活を送っていた2人は、ひょんなことから町のヤクザに因縁をつけられ、ヤクザと不良グループによる血みどろの抗争に巻き込まれていく。まさに絶体絶命な状況に追い込まれる2人。思い出すのは10年前の甲子園が決まったあの日のマウンド。二死満塁。この状況を打開できるのか?そして止まってしまっている人生の歯車をもう一度動かすことができるのか…。

板垣瑞生、阿部顕嵐 (C)モデルプレス
<読者コメント>
「痛快で、何度でも観られるし観たくなる映画だから。何度観ても気構えることなく観られるし、発見もある。そして、観終わった後には思い出して思わず口角が上がる。作中で流れている音楽もシーンのひとつひとつをより印象的にしていて素敵!」

「泥臭い青春映画!という感じでとても面白かったです。ジェットコースターくらい展開が早くて最高でした」

「まだ諦めなくてもいいかなと背中を押してもらえた映画でした!」

10位:「大怪獣のあとしまつ」

土屋太鳳 (C)モデルプレス
<あらすじ>
人類を未曽有の恐怖に陥れた巨大怪獣が、ある日突然、死んだ。国民が歓喜に沸き、安堵に浸る一方で、残された巨大な死体は徐々に腐敗・膨張を進めていた。爆発すれば国家崩壊。終焉へのカウントダウンは始まった。絶望的な時間との闘いの中、国民の運命を懸けて死体処理を任されたのは、警察でも軍でもなく、3年前に突然姿を消した過去をもつ1人の男…。彼に託された「使命」とは一体?果たして、爆発を阻止することができるのか!?前代未聞の緊急事態を前に立ち上がった、ある男の”極秘ミッション”を巡る空想特撮エンターテイメントが、今、動き出す。

土屋太鳳 (C)モデルプレス
<読者コメント>
「豪華なキャストばかりだったし、ずっと前のめりになって見ていたくらい面白くて、映画に引き込まれたから」

「今まで見たことのない“あとしまつ”を描く視点が新鮮でした」

「松竹と東映が描く特撮、とにかく胸熱。山田涼介くんや土屋太鳳ちゃんを始めとしたキャスト陣の演技力も素晴らしい」

(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】

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