羌瘣を演じる清野菜名(C)原泰久/集英社 (C)2022 映画「キングダム」製作委員会

清野菜名「キングダム2」羌瘣役で出演 3ヶ月に及ぶトレーニング積む

2022.02.01 04:00

女優の清野菜名が、俳優の山崎賢人(※「崎」は正式には「たつさき」)が主演をつとめる『キングダム2 遥かなる大地へ』に羌瘣(きょうかい)役で出演することが発表された。

  

「キングダム2」注目の羌瘣キャストが解禁

中国春秋戦国時代を舞台に、天下の大将軍になるという夢を抱く戦災孤児の少年・信と、中華統一を目指す若き王・嬴政(後の秦の始皇帝)を壮大なスケールで描く漫画「キングダム」(原泰久/集英社)が原作。2019年4月19日に前作映画が公開し、邦画史上最大級のスケールで描かれたエンターテインメント超大作として多くの支持を得た。

『キングダム2 遥かなる大地へ』(C)原泰久/集英社 (C)2022 映画「キングダム」製作委員会
今年1月1日に新作のタイトルと、わずか52秒の最新ティザー映像が解禁されると、続編を望むファンからは熱い声が寄せられ、さらに、原作でも大人気のキャラクター、羌瘣の姿が一瞬登場すると、「羌瘣がいる!」「羌瘣は一体誰!?!?」と注目を集めた。

清野菜名、大役にプレッシャーも

制作陣が羌瘣を演じるキャストに求めていたことは「ルックスだけでなく、今まで見たこともないアクションに挑むために持っていなければならない身体能力の高さと素養。さらに羌瘣というキャラクターが持つ哀しみを表現できる高い演技力」であったといい、「全てをはねのけてファンを納得させられるのは、清野さんしかいないと思った(松橋真三プロデューサー)」という熱い想いに応え、羌瘣という難役に挑んだ清野。

清野自身、クランクインにあたり「普段あまりプレッシャーを感じないタイプだと思っていましたが、今回はプレッシャーを感じています。前作『キングダム』を観たとき出演者みなさんが本当に素晴らしく、とても興奮しました。続編に参加させていただけることが本当に光栄です。とにかく一生懸命みなさんについて行って、カッコいい羌瘣を演じられればいいなと思います。期待を裏切らないようにがんばりたい」と語っており、大役を務めることへのプレッシャーを感じながらも羌瘣への強い意志を持って撮影に挑んだ。

清野菜名、3ヶ月に及ぶトレーニング

単なるアクションではなく、巫み舞ぶと呼ばれる羌瘣特有の舞うような剣術を身につけるため、3か月に及ぶトレーニングを積み重ね、身も心も羌瘣にシンクロさせていく。

アクション経験も豊富な清野だが、“人間離れした動き”という羌瘣にしかできないその剣術を表現するため、今まで経験したことのない体の使い方を叩き込んだという。

「ずっと正解のないまま一生懸命もがいている感じでしたが、家にいる時、テレビを見ていてもドライヤーをしていても四六時中羌瘣の事を考えて生活してきたので、徐々にその動きが染みついていった気がします。これまでのアクションではやったことない動きばっかりで、経験したことがない筋肉痛になり、これは“羌瘣痛”だねって(笑)」と撮影時を振り返った。

アクション監督も絶賛

体の全ての動きを柔軟に使ったしなやかでどこか神秘的な動きを見せる清野に下村勇二アクション監督は「アクションセンスが本当に素晴らしく、ポテンシャルの高さを感じました。普通の俳優では到達できないレベルまで動けるようになり、清野さん以外は誰も演じることが出来ない実写オリジナルの羌瘣が誕生しました」と太鼓判を押しており、実際に演出した佐藤信介監督も「羌瘣の、闇に包み隠された哀しみ、厳しさ、強さ、そうしたものの奥にたぎる情熱を、静かに、時に目にもとまらぬスピードを伴って表現された。思い描いていた羌瘣が、目の前に居ました」と語っている。

さらに、前作に続き黒岩勉と脚本を担当した原作者・原泰久も、自身が考案した羌瘣が重要な役割として描かれているオリジナルシーンを含めて「卓越した身体能力の持ち主の清野さんのアクションは、まさに羌瘣そのものでした。ドラマ部分でも、後半は羌瘣が出てくるだけで涙が溢れました」とコメントを寄せており、大満足の様子。清野自身も「スクリーンにどう映し出されるのかすごく楽しみです」と自信を滲ませていた。

今回解禁された新ビジュアルからは、どこか哀愁がありそれでいて力強い視線を送る羌瘣の横顔が。その目線の先には何を見据えているのか。また最新映像では、羌瘣のそのしなやかな動きで敵をなぎ倒すシーンも。今回の映画で描かれる羌瘣の物語への期待が高まる。

さらに、今作で描かれるストーリーも新たに解禁され、信にとっての初陣、大将軍への第一歩でもある“蛇甘平原”の戦いついて描かれることが明らかになった。(modelpress編集部)

ストーリー

時は紀元前。春秋戦国時代、中華・西方の国「秦」。戦災孤児として育った信(山崎賢人)は、王弟のクーデターにより玉座を追われた若き王・嬴えい政(吉沢亮)に出会う。天下の大将軍になると一緒に誓いながらも死別した幼馴染の漂とうり二つの国王に力を貸し、河了貂橋本環奈)や山の王・楊端和(長澤まさみ)と共に王宮内部に侵入する。信は立ちはだかる強敵を打ち破り、みごと内乱を鎮圧。玉座を奪還することに成功した。しかし、これは途方もなき戦いの始まりに過ぎなかったー

半年後、王宮に突如知らせが届く。隣国「魏」が国境を越え侵攻を開始した。秦国は国王嬴政の号令の下、魏討伐のため決戦の地・蛇甘平原に軍を起こす。歩兵として戦に向かうことになった信は、その道中、同郷の尾平と尾到と再会。戦績もない信は、尾兄弟に加え、残り者の頼りない伍長・澤圭と、子どものような風貌に哀しい目をした羌瘣と名乗る人物と最弱の伍(五人組)を組むことになってしまう。魏の総大将は、かつての秦の六大将軍に並ぶと噂される軍略に優れた戦の天才・呉慶将軍。かたや秦の総大将は戦と酒に明け暮れる猪突猛進の豪将・藨公将軍。信たちが戦場に着く頃には、有利とされる丘を魏軍に占拠され、すでに半数以上の歩兵が戦死している隊もあるなど戦況は最悪。完全に後れを取った秦軍だったが、信が配属された隊を指揮する縛虎申は、無謀ともいえる突撃命令を下すー


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