セカオワFukase、家族からも「殺人鬼役がピッタリ」と絶賛で新人賞 中村獅童が祝福も「菅田くんじゃなくてごめんね」<第46回報知映画賞>
2021.12.16 16:07
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ロックバンド・SEKAI NO OWARIのFukaseが16日、「第46回報知映画賞」の新人賞を受賞し、都内で行われた表彰式に登壇した。
Fukase、殺人鬼役「キャラクター」で新人賞 中村獅童が祝福
今年6月に公開された、菅田将暉主演映画「キャラクター」で殺人鬼役として俳優デビューを飾ったFukase。同作で共演した中村獅童がお祝いに駆けつけると、驚きながらも笑顔に。中村は「一言、別にないんですけど、ここに立たせていただくのは2006年以来。その時もプレゼンターだった。その前に『ピンポン』で新人賞をとったかな?と思ったけど、報知だけとってなかった。菅田くんじゃなくてごめんね。菅田将暉も小栗旬も忙しいみたい。俺だけ暇」と笑いを誘いながら、「Fukaseくんは本当に素晴らしかったし、これからもどんどん映画に挑戦してほしい。おめでとうございます」と祝福。
Fukaseは「まさか自分がこんな素晴らしい賞をもらえるなんて夢にも思っていなかった。この映画のお話をいただいた時、自分にできるんだろうか。自分はこの映画の邪魔をしてしまうんじゃないか。不完全なものになってしまうんじゃないかと思っていて、断るつもりだった」というが、「友人から『殺人鬼役がピッタリだよ』と言われ、家族からも『慧、殺人鬼役ピッタリだよ』と言われ(笑)、メンバーからも『殺人鬼役じゃなかったら何役なの?』と言われ(笑)、そんなにピッタリなのか、と思い、演技を練習する時間が1年くらいあったので、もしかしたら期待に応えられるんじゃないかと」と周りからの後押しもあり、オファーを受けたことを回顧。
「まさか選ばれると思っていなかったので、言葉を用意していなかったんですけど、とても嬉しいです。ありがとうございます。帰ったらメンバーに自慢したいと思います!」と喜びを語った。
このほか新人賞には、映画「茜色に焼かれる」に出演した女優の片山友希、映画「JUNK HEAD」でメガホンをとった堀貴秀監督が輝いた。
「第46回報知映画賞」
同映画賞は、スポーツ新聞社が単独開催する初の映画賞として1976年に誕生。各賞は作品、主演男女優、助演男女優、新人、海外作品の7部門を選出。第10回(1985年度)からは監督賞、第42回(2017年度)からはアニメ作品賞も加わり、年によって特別賞が選定される。(modelpress編集部)「第46回報知映画賞」各賞
作品賞・邦画部門:「護られなかった者たちへ」(監督:瀬々敬久)作品賞・海外部門:「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」(監督:キャリー・ジョージ・フクナガ)
アニメ作品賞:「漁港の肉子ちゃん」(監督:渡辺歩)
監督賞:前田哲「そして、バトンは渡された」「老後の資金がありません!」
主演男優賞:木村拓哉「マスカレード・ナイト」
主演女優賞:永野芽郁「地獄の花園」「そして、バトンは渡された」
助演男優賞:鈴木亮平「孤狼の血 LEVEL2」
助演女優賞:寺島しのぶ「ヤクザと家族 The Family」「キネマの神様」「空白」
新人賞:Fukase「キャラクター」、片山友希「茜色に焼かれる」、堀貴秀監督「JUNK HEAD」
特別賞:故・岡田裕介氏(元東映株式会社代表取締役グループ会長)
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