永野芽郁、田中圭のサプライズに「きゅ~んってしました」<そして、バトンは渡された>
2021.10.05 20:59
女優の永野芽郁が5日、都内で行われた映画「そして、バトンは渡された」(10月29日公開)のジャパンプレミアに、共演の田中圭、石原さとみ、稲垣来泉、市村正親、メガホンをとった前田哲監督とともに出席した。
血の繋がらない親に育てられ、4回も苗字が変わった高校生、森宮優子(永野)はわけあって料理上手な義理の父親、森宮壮介(田中)と2人暮らしをしている。今は卒業式に向けピアノを猛特訓中だが、将来のこと恋のこと友達のこと、うまくいかないことばかりであった。一方、夫を何度も変えて自由奔放に生きる魔性の女・梨花(石原)。泣き虫な娘のみぃたんには愛情を注ぎともに暮らしていたのだが、ある日突然、娘・みぃたんを残して姿を消してしまう―。やがて、まったく違う2つの物語が交差するとき、驚きとともに、今年最大の感動が訪れる。
永野芽郁、田中圭からのサプライズに感激
イベント冒頭、親子役を演じた永野&田中、石原&稲垣のペアで登場し、田中から永野へ、稲垣から石原へそれぞれサプライズでミニブーケをプレゼントする一幕があり、永野と石原は驚きの表情を見せていたが、その後の挨拶で永野は「お花がまずビックリ!きゅ〜んってしました。『はぁ〜い』って渡されてビックリしちゃった。ありがとうございます」と目を輝かせ、「優しい空気に包まれる素敵な映画ができたなと、自信を持って言えます。きっと見てくださった方が何か救われるものがあるんじゃないかと思っております」と仕上がりに手応えをにじませた。永野芽郁、作品との縁明かす「不思議な気持ち」
また、出演が決まる前から原作を読んでいたという永野は「母親が原作を読んでいまして、目の前で読んでいる姿を見ていたんですけど、とにかく楽しそうに笑ったり、涙を流していたり、すごく感情が動いているのを見ていて『もしこれが映画やドラマになったりするのであれば、主人公の女の子を芽郁がやってくれたらなあ』って、そのときの会話でしていたんですけど私も原作を読んでいたので、今回ここに自分がいるというのが、なんだか不思議な気持ちといろんな気持ちでいっぱいです」と吐露し、出演が決まった際の母親の反応については「もちろんビックリはしていたんですけど、今までお仕事のことで『これやってほしい』とか言われたことがなかったので、『楽しみにしてるし、何も言わなくていいよ』って言われました。(母親は)みなさんと同じタイミングで見させていただきます」と嬉しそうに話した。永野芽郁、3ヶ月間でピアノ習得 田中圭も絶賛
撮影前に3ヶ月間、ピアノの練習を行ったという永野は「そのときは『猫踏んじゃった』も弾けなかったし、楽譜も読めなかったので、3ヶ月後にあの有名な合唱曲『旅立ちの日に』を自分で弾けるようになるのかという不安と戦いながらやったんですけど、途中から楽しくなって、早くみなさんにお見せしたいという気持ちになりました」と語り、『旅立ちの日に』という曲に対しての思い出を聞かれると「中学校の卒業式で歌っているんですね。お友だちが伴奏をやっていたんですよ。普通に弾いていたんです。あの子すごいなあと思いました。『必死に練習しているんだ』というのもなく、普通に『卒業式で弾くー』って言っていて、こっちは号泣しながら音に合わせて歌っているわけで、あの子の凄さを知りました」と目を丸くした。そんな永野のピアノ演奏について田中は「最初は、この作品に入るまでピアノが弾けなかったということを知らなかったんですけど、わからないくらいピアノを触っていたし、楽しそうだったし、それで(練習したと)聞いて『偉いな』とか『すごいね、3ヶ月でこんなになるんだ』という驚きと、プレッシャーだったり、やらなきゃいけないと追い込まれている状況の中で、作品に入って緊張もしていたと思うんですけど、それよりも楽しさが全面に出ていたので、ピアノを弾いている芽郁ちゃんを見るのは好きでした」と胸の内を明かした。(modelpress編集部)
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