北村匠海、浜辺美波主演映画にカメラマンとして参加「真っ黒の服装をして忍んでいました」
2021.10.04 18:18
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俳優の北村匠海と女優の浜辺美波が12日、都内で行われた「TikTok TOHO Film Festival 2021」グランプリ受賞作品完成披露イベントに、女優の井上音生、グランプリ受賞者の吉川啓太氏とともに出席。北村が、浜辺の主演映画にスチールカメラマンとして参加したことを振り返った。
同映画祭は、デジタルが加速している今の時代だからこそ、誰でも参加が可能なプラットフォームを活用して、世界中・日本中から新しい才能を発掘することを目的として開催され、7月の授賞式でグランプリを受賞した吉川氏には、東宝プロデュースによる新作映画の制作権利が贈られた。
「こういう役柄を演じると些細な輝きに気づけるというか、咲いているお花だったり、風の匂いだったり、空の青さが、日々暮らしているときよりも輝きを感じて、新鮮な視点で世界を見ることができました」と目を輝かせ、「みづきちゃんともいい空気感で撮影ができて、とても楽しかったです」と笑顔を見せた。
さらに、自身も審査員として参加して選出した井上を現場に送り出し、親心のようなものは湧いているか聞かれると「ありましたね(笑)。親心というか、世代も近い中で、こうやってステージに立っている僕ら4人は若い世代で、1つの作品を作れるという充実感がありましたし、現場での監督の姿を見て、“きっとここから始まってくれるな”という予感がしました」と話した。
撮影現場に北村がスタッフ(カメラマン)としていたことについての感想を聞かれた浜辺は「撮影に入る前に匠海くんが来るって聞いて“緊張するな”とか“ちょっと恥ずかしいな”ってちょっと嫌だったんですよ。本当は“やめてほしいな”って思っていたんですけど、実際に現場に来ると、現場の空気感を読み取って、どこにいるのかわからないくらい空気みたいになっていて、擬態する能力とか馴染ませる能力はさすがだなと思いました」と感心。
北村は「忍者の末裔なので」と冗談を言って笑わせ、浜辺は「信じちゃいますよ、みんな。嘘ですよ!忍者の末裔ではないです」とツッコミ。続けて、北村は「監督と2人が中心にいるべきだし、そこは絶対に邪魔したくないなという思いがあったので、真っ黒の服装をして忍んでいました」と語った。
「監督だったりこの作品もそうですけど、羽ばたく姿を身近で見させていただいて、そういう始まりの映画祭になってほしいなという願いもあります」と続け、「監督の生き生きとした姿をみると、何かを作るってこんなにも楽しいんだってわかると思いますし、『夏、ふたり』には存分に表現されていると思います。“これから何作ろう”とか“何しよう”とか、自分自身のキッカケにもなったので、すごくいい時間を過ごさせていただきました。この映画祭が続けばいいなと心から思っています」と願った。(modelpress編集部)
浜辺美波「夏、ふたり」撮影を回顧
吉川氏がメガホンをとった『夏、ふたり』は、少女と少女の不思議なふたり暮らしが描かれているが、本作で主演を務めた浜辺は「今回演じたひかり(浜辺)とみづき(井上)は、半地下で暮らしていて、上の階の住人から借り暮らしをしながら暮らしているという、ちょっと不思議な設定なんですけど、そんな世界の中で、ちょっとした言い争いでひかりが外の世界に出て、小さな輝きに影響を受けて世界が開いていくというお話」と説明。「こういう役柄を演じると些細な輝きに気づけるというか、咲いているお花だったり、風の匂いだったり、空の青さが、日々暮らしているときよりも輝きを感じて、新鮮な視点で世界を見ることができました」と目を輝かせ、「みづきちゃんともいい空気感で撮影ができて、とても楽しかったです」と笑顔を見せた。
北村匠海、浜辺美波主演作でスチールカメラマンに
また、同映画祭のアンバサダーで、本作のスチールカメラマンを務めた北村は「この映画祭に最初から関わらせていただいている中で、『スチールカメラマンをやってくれないか』とオファーを受けまして、普段演者として見ている現場の空気ではない“スチールカメラマン”という俯瞰で見られる立ち位置で、新鮮で面白かったです」と声を弾ませ、「監督がすごく現場のいい空気を作っている感じがしましたし、僕も不思議な体験をさせていただきました。この映画のファンタジーな世界に撮影現場ではありますけど、溶け込んでいるような感覚がありました」と回顧。さらに、自身も審査員として参加して選出した井上を現場に送り出し、親心のようなものは湧いているか聞かれると「ありましたね(笑)。親心というか、世代も近い中で、こうやってステージに立っている僕ら4人は若い世代で、1つの作品を作れるという充実感がありましたし、現場での監督の姿を見て、“きっとここから始まってくれるな”という予感がしました」と話した。
北村匠海、“スタッフ”としての参加に「ワクワク」
現場を楽しめたか追求されると「少しの間でしたけど、演者じゃない立ち位置で現場にいられて新鮮でしたね。撮影現場でカメラマンとしての仕事があるけど、僕らが普段演じる側で馴染んでいる現場ではなくて、スタッフでいるというのに僕はワクワクしましたね」とにっこり。撮影現場に北村がスタッフ(カメラマン)としていたことについての感想を聞かれた浜辺は「撮影に入る前に匠海くんが来るって聞いて“緊張するな”とか“ちょっと恥ずかしいな”ってちょっと嫌だったんですよ。本当は“やめてほしいな”って思っていたんですけど、実際に現場に来ると、現場の空気感を読み取って、どこにいるのかわからないくらい空気みたいになっていて、擬態する能力とか馴染ませる能力はさすがだなと思いました」と感心。
北村は「忍者の末裔なので」と冗談を言って笑わせ、浜辺は「信じちゃいますよ、みんな。嘘ですよ!忍者の末裔ではないです」とツッコミ。続けて、北村は「監督と2人が中心にいるべきだし、そこは絶対に邪魔したくないなという思いがあったので、真っ黒の服装をして忍んでいました」と語った。
北村匠海「誰でも羽ばたける時代」
最後に、アンバサダーとして関わった同映画祭の総括を求められた北村は「すごい時代だなと思いました。僕も役者や音楽をやっていますが、音楽番組でもTikTokでバズって顔出ししなくてもそういう場で自分の表現ができる人たちが増えていたり、こうやって身近にクリエイティブできるものがあるからこそ、誰でも羽ばたける時代なんだなと思いました」と感慨深げに吐露。「監督だったりこの作品もそうですけど、羽ばたく姿を身近で見させていただいて、そういう始まりの映画祭になってほしいなという願いもあります」と続け、「監督の生き生きとした姿をみると、何かを作るってこんなにも楽しいんだってわかると思いますし、『夏、ふたり』には存分に表現されていると思います。“これから何作ろう”とか“何しよう”とか、自分自身のキッカケにもなったので、すごくいい時間を過ごさせていただきました。この映画祭が続けばいいなと心から思っています」と願った。(modelpress編集部)
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