V6岡田准一、映画のPRそっちのけでフェンシングに夢中 金メダリスト相手に突きを披露<燃えよ剣>
2021.09.24 20:17
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V6の岡田准一が24日、都内で行われた主演映画「燃えよ剣」(10月15日公開)の公開記念スペシャルトークイベントに、タレントで日本フェンシング協会会長の武井壮、フェンシング男子エペ日本代表で東京オリンピック2020金メダリストの見延和靖選手、山田優選手、加納虹輝選手とともに出席した。
岡田准一主演「燃えよ剣」
歴史小説界の巨星・司馬遼太郎が、土方歳三を主人公に新選組の志士たちの知られざる人生と激動の時代・幕末を描いた国民的ベストセラー『燃えよ剣』を映画化した本作。土方歳三と「新選組」は、いかにして歴史に名を刻む【伝説(レジェンド)】となったのか―?時 代の大きな変化の中、剣を手に命を燃やした男たちの知られざる【愛】と【戦い】、そのすべてがスクリーンで明かされる。まずは1人でステージに登場した岡田は、公開を直前に控えての心境を尋ねられると「この作品はとても力が入っていて、僕自身も大事にしている作品でして、こうしてイベントで何度か出させてもらっていてスタッフの気合いもすごく感じている作品になります」と思いを語り、「激動の時代の変わり目に戦った人たちの話になります。今もそうですけど、どう生きるかということを問われている時代にこの映画が公開されるということにも縁を感じております」と挨拶した。
その後、武井とフェンシングの選手3名が登壇すると、岡田は「めちゃくちゃかっこいいですよね。ただ(選手3名は)今日はちょっと緊張していますね。裏側とはちょっと違うというか、(ステージに)上がってくるときの緊張が…(笑)」とイジると、見延選手は「そうですね。剣に変わってマイクを渡されているので…」と表情を強張らせ、山田選手は「(オリンピックの)決勝戦よりも緊張しています」と告白して会場の笑いを誘った。
東京オリンピック2020で3人の試合を見ていたという岡田は「感動しました。現代の最強剣士たちというか、タイミングとかいろいろあると思うんですけど、何より流れを掴むというのを理解してやっていたりして“すごいな”と思いながら、試合の流れも大事にされているんだなと感じながら観戦させていただきました」と目を輝かせた。
本作で岡田は刀を扱ったが、フェンシングの剣さばきも意識して見ていたかと追求されると「自分は違う武器術を習ったりしているんですけど、突きってめちゃくちゃ難しいというか、突きは『燃えよ剣』では最強と言われていた山田(涼介)くんが演じていた沖田総司がうまかったらしくて、剣道では危ないから中学生以上しかやっちゃいけないとか、胴を打ってはいけないとか、強力すぎるので日本では割と使わないとされているものを、全身でやり合ってというのはすごい技術だし、すごくいろんなものを感じながらやり合ったり、距離が詰まったところで突き合うんだとか、ロング、ミドル、ショートと3段階に分かれる技術などたくさんあるなと思って、興奮しながら見ていました」と熱弁し、これに武井は「フェンシングの本質を見ていただいていて、やっぱり武術を日頃から鍛錬されている岡田くんならではの視点で、今日の3選手もこの見方をしていただいたら本当に嬉しいだろうなと思います」と感嘆した。
岡田准一、グループ活動で心がけていることとは
また、新選組にちなみ、チームで1つの目標に向かって進む際の心がけを聞かれた岡田は「グループでも現場でも、お互いを知るということが1番大事かなと思います。知って認めるということに繋がるのか、映画だったら監督はどういう方なのかとか、現場がどういうシーンなのかとか、いろんなことを知ろうとすることが絆に繋がったり、信頼に繋がったり、それでいてみんなわがままにやっていても、お互いに知っていればサポートができたりして、信頼や絆に繋がっていくのかなと感じているので、どの現場でもいろんなことを知ろうと努力しています」と語った。なお、岡田の倒し方を聞かれた武井は「今日はフェンシング協会会長として来ているので、選手の前でやるのはアレなんですけど…」と苦笑しつつ、「岡田さんはヤバいんですよ。狩とか戦闘術を学んでいたり、総合格闘技もマスターしていたり、剣術も素晴らしいので至近距離ではヤバいんですけど、至近距離で打撃を与えないと倒せないと思うので、お歌いになっているときは隙があるなと。『WAになっておどろう』で『オーオオー』ってやっているときは脇がガラ空きなんですよ。そこでレバーにボディーブローを入れて、『うっ…』って頭が下がったところに膝(蹴り)というのが有効だと思うんですけど、やっぱり万が一があるので、結果、遠目から石を投げて倒します」とコメント。これに岡田は「踊っているときは隙だらけですよね(笑)。ただ6人いますので、そのときは6対1になりますけど。囲まれますよ(笑)」と笑った。
イベントでは、山田選手と加納選手によるフェンシングの実演が行われ、これを見た岡田は「かっこいいですね。距離が近いと裏(背中)を突いたりするんですね。ちょっとやってみたいですね。教えてもらいたいですね。現場で使えるかも…」と目を輝かせ、剣が用意されると目の色を変え、金メダリストから剣の持ち方や突き方の指導を受けた岡田。一通り指導を受けると「突いてみたいですね」とおねだりをし、山田選手相手に何度も突きを披露。加えて「特別な技はないんですか?」と欲を出した岡田は、“振り込み”という背中を突く高度な技を教えてもらうと「やってみたいですね」と再びおねだりをして体験し、満足げな表情を浮かべていた。(modelpress編集部)
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