田中圭、永野芽郁、石原さとみ「そして、バトンは渡された」ポスタービジュアル(C)2021 映画「そして、バトンは渡された」製作委員会

永野芽郁・田中圭・石原さとみ出演「そして、バトンは渡された」予告映像&ポスタービジュアル解禁

2021.07.29 08:00

女優の永野芽郁が主演、田中圭石原さとみらが出演する映画『そして、バトンは渡された』(10月29日公開)の本予告映像とポスタービジュアルが解禁された。

  

永野芽郁主演で「そして、バトンは渡された」映画化

今作は、2018年2月発売直後より、感動傑作との多数の反響が大きな話題を集め、累計発行部数90万部を突破している本屋大賞受賞の感動作「そして、バトンは渡された」を映画化。『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』で、その確かな演出力に定評のある実力派・前田哲がメガホンをとる。

主演の永野は、原作のファンでもあり「この役は絶対に自分が演じたい!」と熱い想いを実現させた。苗字が4回も変わる数奇な人生をポジティブに捉えながらも、人知れず不安や葛藤を持ち合わせている主人公・優子を繊細に演じている。

優子の血の繋がらない父親・森宮さんを、2021年「父親にしたい俳優No.1」に選ばれ幅広い世代に支持のある田中が演じる。血の繋がらない父娘という全く新しい親子像を感動的に演じ切る。そして、夫を何度も変えて自由奔放に生きる魔性の女性・梨花に石原。“理想の女性”として常にその生き方が注目される石原は、物語のキーパーソンとなるシングルマザーで初の母親役を演じる。

また、優子の同級生で淡い恋心を抱く存在で、天才ピアニストとして周囲から大きな期待をされている早瀬賢人には岡田健史、梨花の血の繋がらない娘・みぃたん役に『漁港の肉子ちゃん』の出演が話題となった稲垣来泉、さらには梨花に翻弄される役を演じ、梨花とみぃたんの物語に深く関わっていく役柄に大森南朋と市村正親も出演するなど、各世代の実力派俳優陣が出演している。

「そして、バトンは渡された」とは

血の繋がらない親に育てられ、4回も苗字が変わった森宮優子は、わけあって料理上手な義理の父親、森宮さんと2人暮らし。今は卒業式に向けピアノを猛特訓中。将来のこと恋のこと友達のこと、うまくいかないことばかり…。一方、梨花は、何度も夫を変えながら自由奔放に生きている魔性の女。泣き虫な娘のみぃたんに目いっぱい愛情を注いで暮らしているようだったが、ある日突然、愛娘を残して姿を消してしまった。

そして、優子の元に届いた一通の手紙をきっかけに、まったく別々の物語が引き寄せられるように交差していく。「優子ちゃん、実はさ…」森宮さんもまた優子に隠していた秘密があった。父が隠していたことは?梨花はなぜ消えたのか?二つの家族が交差し、<命をかけた嘘><知ってはいけない秘密>が明らかになる。

身近な人が愛おしくなる感動と、紐解かれる<命をかけた嘘と秘密>。原作とは異なる映画オリジナルラストでクライマックスを迎える。映画を見終わり、タイトルの本当の意味を知ったとき、極上の驚きと最大の感動がとめどなく押し寄せる。この感動は一生忘れない。また鑑賞者の「96.7%が泣いた(ワーナー・ブラザース調べ)」という驚異的な数字も出ており、日本中が今年最大の感動と優しい涙に包み込まれること間違いなしとまで言われている。

さらに、この映画には令和の時代にぴったりのテーマが隠されており、前田監督は「映画を見終わったあと、自分の身近にいる大切な人を見つめて、受け入れて、甘えさせる余裕を持ってもらえたら嬉しいです。本来みんな持っていると思うんですけど、厳しい毎日を過ごしていると、つい忘れてしまう。忘れてしまっている大切な気持ちをこの映画で思い出して、幸せな気持ちで映画館を出てほしいです。この映画は大切な人へのラブレターでもあります。真摯にひとりに向けた言葉じゃないと、多くの人にも伝わらない。身近なひとりに向けて言った言葉というのは、みんなにも伝わっていくと思っています」と語った。

「そして、バトンは渡された」本予告映像解禁

そしてこの度、本予告映像ならびにポスタービジュアル、さらにインスパイアソングが一挙解禁された。

今回解禁された映像は、森宮さんと優子が親子でキッチンに立ち味見をする姿や、楽しそうに買い物に出かける様子。梨花とみぃたんが結婚式で笑顔で見つめ合う姿、遊園地で仲良く遊ぶ姿からはじまる。血の繋がらない<父と娘>と<母と娘>の2つの家族の、親子の愛情にあふれた幸せな日常が描かれるが、早瀬くんから発せられる「お互いを尊重出来て、実の親子より余程いいよ」という言葉と裏腹に、実の親子ではない2つの家族には、命を懸けた嘘と秘密があったことが明かされる。梨花は「ごめんね、みぃたん。私は最低の母親でした」という言葉を置いて、みぃたんの前から消えてしまう。そして森宮さんが「実はさ…」と神妙な面持ちで話し始める衝撃の告白に、「え…」と驚きを隠せない表情をみせる優子。

クライマックスには、「大体なんで気づいてあげられなかったの」と感情を押さえられず森宮さんに叫ぶ優子に、大粒の涙をこぼすみぃたん。父・森宮さんの隠していたこととは一体何なのか…?そして母・梨花が消えた理由とは…?2つの物語が繋がったとき、初めて明らかになる<命をかけた嘘>と<知ってはいけない秘密>を知り、驚きと共に今年最大の感動が訪れる。

SHE’S「そして、バトンは渡された」インスパイアソングに抜擢

そして今作のインスパイアソングとして、令和最注目のピアノロックバンド・SHE’Sが決定。今作にインスパイアされ制作されたという楽曲「Chained」が本予告映像の中盤で流れると、2つの家族の物語をさらにエモーショナルに引き立てる。

今回は、映画の世界観に寄り添った楽曲にしたいというプロデューサーの思いで、インスパイアソングのアーティストを募集したところ、映画の話題もあって、約200組のアーティストから名乗りがあがり、その中から抜擢された。

選定理由についてプロデューサーの田口生己は「最初にSHE’Sの楽曲を聞いたときに、まるで一本の映画を見終わったようなスケールと余韻に圧倒されました。繊細な歌詞で表現された、人それぞれにある人生という物語をエモーショナルに歌い上げていただいた『Chained』はまさに、この映画の表現したいすべてが詰まっていました。SHE'Sとこの映画の中で重要な意味を持つピアノという共通点を持ったこの楽曲が、多くの方の心に届くことを願っています」とコメントを寄せた。

SHE’Sのボーカル・井上竜馬は以前より今作の原作を読んでいたそうで、「人と人で、人が人を繋いできた。何千年も、何万年も。次から次へと繋がれる愛の物語はきっと、今の時代を生きる人々の心を潤してくれる。澄んだ水が渇いた紙にじわりと溶け込むように。二年前に読了して心に残っていた本作品とまた出逢えた。バトンは繋がれた。愛おしい登場人物達から貰った沢山の言葉を胸に、映画の世界に寄り添い景色を増幅させるように、そして共に音楽人生を歩んでくれている温かいファンに愛が届くように作曲しました。とても素敵な作品になっているので是非映画館でご覧になってください。そして観終われば、あなたがまた誰かにバトンを渡す時です」とその喜びを語る。

また予告と共に解禁となったポスタービジュアルでは、森宮さんと優子は何かを考えている表情で、梨花は笑顔でこちらを向いて立っている姿が。一見幸せそうな2つの家族に見えるが、後ろを向いて立つみぃたんの姿、そして「あなたに、伝えておかなければいけないことがー」の意味とは?こちらも、隠された<嘘と秘密>に目を引かれるビジュアルとなっている。(modelpress編集部)

前田哲監督コメント全文

映画を見終わったあと、自分の身近にいる大切な人を見つめて、受け入れて、甘えさせる余裕を持ってもらえたら嬉しいです。本来みんな持っていると思うんですけど、厳しい毎日を過ごしていると、つい忘れてしまう。忘れてしまっている大切な気持ちをこの映画で思い出して、幸せな気持ちで映画館を出てほしいです。この映画は大切な人へのラブレターでもあります。真摯にひとりに向けた言葉じゃないと、多くの人にも伝わらない。身近なひとりに向けて言った言葉というのは、みんなにも伝わっていくと思っています。

井上竜馬(SHE’S・ボーカル)コメント全文

人と人で、人が人を繋いできた。何千年も、何万年も。次から次へと繋がれる愛の物語はきっと、今の時代を生きる人々の心を潤してくれる。澄んだ水が渇いた紙にじわりと溶け込むように。二年前に読了して心に残っていた本作品とまた出逢えた。バトンは繋がれた。愛おしい登場人物達から貰った沢山の言葉を胸に、映画の世界に寄り添い景色を増幅させるように、そして共に音楽人生を歩んでくれている温かいファンに愛が届くように作曲しました。とても素敵な作品になっているので是非映画館でご覧になってください。そして観終われば、あなたがまた誰かにバトンを渡す時です。

ストーリー

血の繋がらない親に育てられ、4回も苗字が変わった森宮優子(永野芽郁)。わけあって料理上手な義理の父親、森宮さん(田中圭)と二人暮らし。今は卒業式に向けピアノを猛特訓中。将来のこと恋のこと友達のこと、うまくいかないことばかり…。一方、夫を何度も変えて自由奔放に生きる魔性の女・梨花(石原さとみ)。泣き虫な娘のみぃたん(稲垣来泉)には愛情を注ぎ、共に暮らしていたのだが、ある日突然、愛娘を残して姿を消してしまう―。
  
「優子ちゃん、実はさ…。」そして、森宮さんもまた優子に隠していた秘密があった。優子の元に届いた一通の手紙をきっかけに、やがて、全く違う2つの物語が交差するとき、驚きとともに、今年最大の感動が訪れる。
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