映画「ミッドナイトスワン」舞台挨拶に登壇した草なぎ剛(C)モデルプレス

草なぎ剛「青天を衝け」ロケで苦労 本音吐露も「クレームじゃないです!」

2021.07.07 17:12

草なぎ剛が7日、都内にて行われた映画「ミッドナイトスワン」(公開中)の舞台挨拶に登壇。同作への思いを語るとともに、現在出演中の大河ドラマ「青天を衝け」について語る場面があった。

  

草なぎ剛、2日後の誕生日に「27歳か~」

草なぎ剛(C)モデルプレス
草なぎは冒頭、3日に発生した静岡県熱海市を中心とする大雨土砂災害を受け「大変な思いをされている皆様にまずは謹んでお見舞い申し上げます」とコメント。「大雨によって今もなお大変な生活をされている方、今後も十分注意して、健やかに過ごせるように僕も願っています」とした。

その後、9日に47歳になる草なぎは、自身の誕生日に触れ「27歳か~」とジョークを交えて会場を和ませる場面も。

草なぎ剛(C)モデルプレス
七夕の願い事として「こうやって生でね、皆さんに会える機会がコロナ禍とかで減ってたじゃないですか。だから会える機会が増えていくといいかなって思いますね」と願い、「久しぶりに皆さんの前に立つと刺激になりますし、生の空気って実際皆さんと会わないと感じられないなって」と明かした。

草なぎ剛「青天を衝け」ロケで苦労

草なぎ剛(C)モデルプレス
同作がロングランで愛され続けていることは「もう奇跡」と表現した草なぎ。自身の中にも残り続け、周りからの反響も大きいと明かし、「突き抜けて嬉しい評価と、自分にとって大きい作品になりました」と語った。

今後やりたい役などは特にないと言うが、どんな仕事の時にも「『また草なぎくんとお仕事したいな』って思ってほしいって思ってる」とのこと。さらに健康でいることも大事だとし、「ロケとか行くの大変じゃないですか」と吐露。「こないだもびっくりしたから。これ文句じゃないですよ?大河ドラマなんですけど…」と続け、「夜中の2時に起きて、ちょっと馬乗りに行くって言って、4秒くらいのカットなのね。あれ、俺乗ってるぞって言うね。あれ、吹き替えで良かったんじゃねえかってね」とわずか4秒ほどの引きのシーンのために遠くにロケに行き、何度も撮り直したことを明かした。

「クレームじゃないです!」と何度も主張しつつ、「でも吹き替えで良かったんじゃないかって…(笑)。心の叫びです」と本音を漏らしていた。

草なぎ剛「たくさんの人に愛されて最高だな」

草なぎ剛(C)モデルプレス
草なぎ剛(C)モデルプレス
ファンが関連するハッシュタグをつけてSNSに投稿することが恒例となっている「ミッドナイトスワン」。今回はTOHOシネマズの「TOHOウェンズデイ」(7月14日より毎週水曜実施される割引サービス)により「ミッドナイトスワン」がTOHOシネマズ日比谷のみにて再上映されることにちなみ「“#ウェンズデイスワン”とかどうですか?」と自ら提案していた。

最後には、「自分の手元にあったこの作品が海を越えて大きく羽ばたいて行っている。そんな気持ちになって、少し嬉しくもあり、僕が出てるんですけど、ちょっと離れた大きなものになったなと。でも1番幸せなことだなと。子どもがどんどん育っていくそんな気持ちにもなって、やっぱ作品というのがたくさんの人に愛されて最高だなと思っています」とコメント。

「より遠くに羽ばたいていくために皆さんの力が必要です。1人でも多くの人に届いて、何か抱えてるストレスとか悲しみとか解放していただける方が増えると良いなと思っております」と呼びかけた。

草なぎ剛主演「ミッドナイトスワン」

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同作は、Netflix「全裸監督」が話題となっている内田英治監督による完全オリジナル脚本作品。心身の葛藤を抱えて生きてきた凪沙(草なぎ)と、親から愛を注がれることなく生きてきた少女・一果(服部樹咲)の姿を通して“切なくも美しい現代の愛の形”を描いている。

「第44回日本アカデミー賞」では、最優秀作品賞、最優秀主演男優賞(草なぎ)に輝いたほか、草なぎは「第63回ブルーリボン賞」主演男優賞、「第30回日本映画プロフェッショナル大賞」主演男優賞など数々の賞を獲得。3日には、イタリアで開催された「ウディネ・ファーイースト映画祭2021」コンペティション部門にて現地の観客から最大支持を得た「ゴールデン・マルベリー賞」を受賞し、世界的に注目される作品となっている。(modelpress編集部)

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