土屋太鳳 (C)吉浦康裕・BNArts/アイ歌製作委員会

土屋太鳳、映画「アイの歌声を聴かせて」の声優に決定 福原遥・工藤阿須加らキャスト&ティザー映像解禁

2021.04.07 05:00

女優の土屋太鳳福原遥、俳優の工藤阿須加らが、2021年秋全国公開されるアニメーション映画『アイの歌声を聴かせて』で声優を務める事が決定。そのほか、声優キャストとティザー映像が公開された。

  

アニメ映画「アイの歌声を聴かせて」とは

「アイの歌声を聴かせて」ポスタービジュアル (C)吉浦康裕・BNArts/アイ歌製作委員会
『サカサマのパテマ』で文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞、『イヴの時間』で東京国際アニメフェアOVA部門優秀作品賞を獲得した吉浦康裕が原作・監督・脚本を務める長編オリジナルアニメーション映画『アイの歌声を聴かせて』。

「アイの歌声を聴かせて」場面写真 (C)吉浦康裕・BNArts/アイ歌製作委員会
「アイの歌声を聴かせて」場面写真 (C)吉浦康裕・BNArts/アイ歌製作委員会
同作は、『∀ガンダム』『コードギアス 復活のルルーシュ』『ルパン三世 PART5』の大河内一楼が共同脚本を手掛け、『海辺のエトランゼ』の原作者で漫画家・紀伊カンナがキャラクター原案を担当。

「アイの歌声を聴かせて」場面写真 (C)吉浦康裕・BNArts/アイ歌製作委員会
「アイの歌声を聴かせて」場面写真 (C)吉浦康裕・BNArts/アイ歌製作委員会
『ワンパンマン』『斉木楠雄のΨ難』『食戟のソーマ』のJ.C.STAFFがアニメーション制作、『のだめカンタービレ』『ハチミツとクローバー』の島村秀一が総作画監督を務め、TVアニメ『黒子のバスケ』や『ACCA13区監察課』の劇伴を手掛けた高橋諒が音楽を担当する。さらに、『アイドルマスター』シリーズの松井洋平が紡ぐ詞とのアンサンブルが本作をより華やかに彩る。最高のスタッフが結集した本作の完成を待ち望む声が、多くのファンから寄せられている。

「アイの歌声を聴かせて」場面写真 (C)吉浦康裕・BNArts/アイ歌製作委員会
「アイの歌声を聴かせて」場面写真 (C)吉浦康裕・BNArts/アイ歌製作委員会

土屋太鳳・福原遥・工藤阿須加が声優に決定

(上段左から)工藤阿須加、土屋太鳳、福原遥(下段左から)日野聡、興津和幸、小松未可子 (C)吉浦康裕・BNArts/アイ歌製作委員会
このたび本作のキャラクターの声を務める声優キャストが解禁された。学力優秀でスポーツ万能な転校生・シオンを、映画、ドラマ、舞台、CMなど幅広く活躍の場を広げ、最近ではNETFLIXドラマ『今際の国のアリス』に出演し、海外のファンからも厚い支持を得ている土屋が務める。

土屋は、2017年に公開されたカナダとフランスの合作アニメーション映画『フェリシーと夢のトウシューズ』で主人公・フェリシーの声を務め、アニメ声優としても高く評価、今回日本のオリジナルアニメーション映画に声優として初めて出演する。確かな演技力と観る者を魅了する声質で、吉浦監督が描き出すオリジナル作品に息吹を与えた。さらに、伸びやかで透明感のある歌声を本作劇中で披露。ついつい一緒に口ずさみたくなる音楽は、日本中を虜にするような曲となっている。

福原遥 (C)吉浦康裕・BNArts/アイ歌製作委員会
シオンが転校してきたクラスのクラスメイト・サトミには福原が決定。女優、声優、歌手と精力的に活動する一方、昨年8月自身の誕生日には公式YouTubeチャンネル『福原遥とふくはらはるか』を開設。「モーニングルーティーン」や「トレーニングルーティーン」、「キャンプ」企画など、自然体で等身大の福原が様々な表情を見せ、チャンネル登録者数は現在34万人を超え、幅広いファン層が広がっている。

工藤阿須加 (C)吉浦康裕・BNArts/アイ歌製作委員会
そして、サトミの幼馴染で機械マニアのトウマを、アニメ、実写を含め、声優初挑戦の工藤が務める。テレビドラマや映画、CMなど着実に俳優としてキャリアを重ね、先日卒業した朝の情報番組「ZIP!」(NTV)では2018年10月から約2年半、メインパーソナリティーとして水曜日の朝の爽やかに彩っていた。

さらに、土屋、福原、工藤に加え、多数の作品で活躍する人気声優の興津和幸・小松未可子・日野聡の出演が決定。ちょっと変わった不思議な転校生シオンと、ひとりぼっちの真面目少女・サトミとの友情と歌でつながる絆を描いたハートフルストーリーは、この秋、日本中を温かい涙で包み込みこんでいく。(modelpress編集部)

土屋太鳳(シオン役)コメント

土屋太鳳 (C)吉浦康裕・BNArts/アイ歌製作委員会
主人公のシオンは、相手がどうすれば幸せになるのかを気遣う優しさも持っていて、素敵な子だと思います。私自身にとって大切な役になるだろうという予感がありました。だから選んでいただけたときは嬉しい気持ちでいっぱいでした。吉浦監督が「誰でも幸せにしてしまうシオンの健気さを大切にしたい」とおっしゃっていて、「寂しい気持ちのときも、明るくしゃべってほしい」というディレクションを受けたことが印象的でした。

私は母から「大切なものを大切にできないと、大切な人も大切にできない」と教わったことがあって、『アイの歌声を聴かせて』はその言葉を思い出させてくれる作品でした。人と人の繋がりや、想いを伝えることの尊さを実感できて、皆さんに力を与えてくれる作品になっています。そういった気持ちが伝わってもらえたら嬉しいです。

― 劇中楽曲「ユー・ニード・ア・フレンド ~あなたには友達が要る~」について

ミュージカル風の曲でリズムが心地良く、シオンの心情も伝わってくる曲なので、彼女の気持ちを込めながら歌いました。どれだけ言葉に感情を乗せられるのかが重要になる曲です。皆さんの背中を押して勇気をあげるような曲ですから、応援する気持ちが伝わるように歌うことを心がけました。

<キャラクター紹介:シオン>

ことあるごとにミュージカル調に歌いだす、とびきり明るい転校生。変わった性格だが、学力優秀かつ運動神経抜群で明るい人柄で、すぐにクラスの人気者に。孤立しているクラスメイトのサトミを歌で幸せにしようとする。

福原遥(サトミ役)コメント

福原遥 (C)吉浦康裕・BNArts/アイ歌製作委員会
『アイの歌声を聴かせて』は温かく愛に満ちているところに私は惹かれました。ストーリーが進むにつれて予想外の出来事が次々と起きるので台本のページをめくる手が止まらなくて、あっという間に読み終えてしまいました。「絶対に出るんだ!」という気持ちでオーディションに挑んだので、実際に役が決まったときは大喜びしました。

サトミは正義感が強くて真面目でしっかり者で…「どストレート」に生きている女の子です。その強さゆえに一見冷たいように思えてしまうかもしれませんが、本当は優しい子です。人とあまり上手く話せなかったサトミがシオンと出会って、どのように変わっていくのか。アニメーションを楽しんで、彼女たちの生き方から何かを受け取ってもらいたいです。土屋さんがシオンの優しさが胸に染みわたるような歌声を披露されているので、ぜひ注目してほしいです。

<キャラクター紹介:サトミ>

真面目でまっすぐな性格で、母子家庭で家事もこなす母親想いの高校生。人一倍しっかりしているが、本心を見せるのが苦手。ある事をきっかけに学校では孤立してしまっている。

工藤阿須加(トウマ役)コメント

工藤阿須加 (C)吉浦康裕・BNArts/アイ歌製作委員会
僕はアニメが大好きで、役者の道を目指すときには「いつか声の仕事にもチャレンジしたい」という気持ちがあったので、初めてアニメに携われるということに興奮しました。トウマは機械マニアで、好きなものに対して熱心に取り組める男の子です。その一方で、幼馴染のサトミに昔から好意を寄せているものの、自分の想いをなかなか伝えられないでいます。「THE 真っ直ぐ」で僕が好きな王道の作品の主人公たちに近いキャラクターなので、皆さんも共感できて、応援したくなると思います。

『アイの歌声を聴かせて』はシオンに振り回されながら、個性的な高校生たちが幸せになっていくストーリーですが、実は台本を読んだときに泣いてしまったんです。それぐらい引き込まれる内容で、絶対に良い作品にしようという熱意を込めて全力で演じました。その気持ちが皆さんに少しでもお伝えできたら嬉しいです。

<キャラクター紹介:トウマ>

サトミの幼なじみで、電子工作部に所属している。研究者顔負けの機械マニア。密かにサトミに好意を抱き続けているが、一歩踏み出せないでいる。

STORY

「アイの歌声を聴かせて」場面写真 (C)吉浦康裕・BNArts/アイ歌製作委員会
ある日、景部市高等学校に転入してきたシオン。転校初日にクラスで孤立しているサトミを前に「私がしあわせにしてあげる!」と突然ミュージカルさながらに歌い出した。

「アイの歌声を聴かせて」場面写真 (C)吉浦康裕・BNArts/アイ歌製作委員会
学力優秀でバツグンの運動神経と底抜けの明るさでシオンはクラスの人気者になるが、「歌うの禁止!」とサトミがお願いしてもところ構わず歌いだし、思いもよらない行動でサトミやクラス中を大騒動に巻き込んでいく。

「アイの歌声を聴かせて」場面写真 (C)吉浦康裕・BNArts/アイ歌製作委員会
そして一途にサトミのしあわせを願う彼女の歌声は、孤独だったサトミに変化をもたらし、いつしかクラスメイトたちの心も動かしていく―。

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