なにわ男子・道枝駿佑、手紙サプライズを忘れるハプニング V6井ノ原快彦は涙<461個のおべんとう>
2020.11.07 12:57
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V6の井ノ原快彦となにわ男子/関西ジャニーズJr.の道枝駿佑が7日、都内で行われた映画『461個のおべんとう』の公開記念舞台挨拶に、森七菜、映美くらら、阿部純子、兼重淳監督とともに登壇した。
井ノ原快彦&道枝駿佑「461個のおべんとう」
本作は、TOKYO No.1 SOUL SETの渡辺俊美氏による感動のお弁当エッセイ「461個の弁当は、親父と息子の男の約束。」(マガジンハウス刊)を映画化。主人公、ミュージシャンでありながら息子のためにお弁当を作り続けることを決意する、シングルファザーの鈴本一樹を演じるのは井ノ原、そして一樹の息子、虹輝を道枝が演じる。道枝駿佑、井ノ原快彦への手紙サプライズを忘れる
イベント終盤、MCからのフォトセッション開始を合図に道枝が井ノ原へ感謝の“手紙サプライズ”をする予定だったが、道枝がなかなか手紙について切り出さなかったため、MCが「道枝さん?」と声をかけると、道枝は思い出したかのように「あ~、あ~!」と声を上げ、「ちょっと、あの…手紙を書いてきまして、パパに」と言って手紙を取りにステージからそそくさとはけ、井ノ原を「うっかり忘れているのが彼らしくていい」と驚かせていた。しかし待てど暮らせど道枝は戻ってこず、「すっとぼけてるんだよなぁ、早くしろよ~!(笑)」としびれを切らした井ノ原は、「アイツ、今書いてるんじゃねぇの!?そういうところあるのよ。そこが可愛いでしょ。(配信の)中継終わっちゃうよ。全部道枝のせい」と会場を笑いに。さらに「彼はまだレコードデビューしていないですけど、ものすごい今勢いのあるグループなので、頑張っていただきたい」と道枝の戻りを繋いだ井ノ原に、兼重監督は「Youがいると安心だなぁ」とジャニー喜多川さん風の口調で感心。
ようやく道枝がピンク色の手紙を手に戻ってくると「書き終わった?」と井ノ原。道枝は「えっと、もう書いてました」と苦笑いを浮かべ、井ノ原へ手紙を読み上げた。以下、手紙全文。
道枝駿佑から“パパ”井ノ原快彦へ<手紙全文>
パパへやっと待ちに待った映画が公開されたね。撮影から約1年が経ちました。今回僕は、映画に初めて本格的に出演させていただいたので、最初のほうはどんな感じなのか不安と緊張でいっぱいでした。けど、パパが撮影前からたくさん連絡を取ってくれました。そのおかげで、撮影も、キャストの皆さん、スタッフの皆さんたちとすぐに慣れて、みんな一丸となって良い作品づくりができたと思います。
僕はどちらかというと内気なほうだけど、パパは疲れていたり忙しいはずなのに、撮影の合間にも僕を気にかけてくれて、たくさん話しかけてくれたり、周りを盛り上げてくれたりして、本当に感謝してる。お昼ごはんも、毎日一緒に食べてくれたね。パパとくだらない話をしたり、ドローンの話をしたり、ギターの話をしたり、その時間が、本当にこの映画のようで、他愛もない時間だったけど、あの時間は今思えば本当に大切な時間でした。
パパの背中を見て撮影したこの作品で、僕も少しはパパみたいに成長できたかな?もしこれから20年後、30年後、父親役を演じる作品に出られた時は、絶対越えられない背中かもしれないけど、パパの背中を思い出して、この経験を活かして、『461個のおべんとう』みたいな作品になるように頑張るから。その時は僕もタメ口協定を結ぶね!
そして、この舞台挨拶で「パパ」から「井ノ原さん」に戻ります。パパの優しさに甘えちゃいけないけど、でも、僕が悩んだ時や苦しい時は「大丈夫。全部上手くいくよ」って、またパパになってね。ありがとう、パパ。そして、ありがとうございます、井ノ原さん。
道枝駿佑より
道枝が手紙を読み終えると、井ノ原は目を潤ませながら「嬉しい…」と喜び、「クランクアップするときに、自分の息子と引き離される気持ちになりました」「後輩ですし息子役でしたけど、とても尊敬しています。本当にありがとうございました」としみじみ。そして「こんな大事なものをすっ飛ばそうとしていたんだね(笑)」と笑うと、道枝は「勘違いをしていてすっ飛ばしてしまい本当にごめんなさい!すみませんでした」と謝罪して会場をわかせていた。(modelpress編集部)
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