小栗旬&星野源、映画初共演で相思相愛「好きになりました」現場での印象を明かす<罪の声>
2020.09.29 19:03
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俳優の小栗旬と星野源が29日、都内にて行われた映画『罪の声』完成報告会に出席。今作を通じて、お互いに「好きになりました」と告白し合っていた。
小栗旬&星野源、映画初共演で相思相愛
今作で映画初共演となった2人。共演シーンがあまりなかった小栗がゲスト出演した星野出演のドラマ「コウノドリ」(TBS)以来の共演だが、共通の友人を介して、食事や飲みの場を共にした機会が何度かあったという。星野は「いわゆる、しらふの状態で、話をすることがなく、わいわい状態でしか小栗くんを知らなかったので、現場ではどんなんだろうと思ったんですけど…」といい、「もちろん現場では役に対してまっすぐに向き合っていて、そっといる感じの人でした。僕も同じタイプで、2人でただぼそぼそとずっと話をしている感じの待ち時間でした」と現場での印象を語った。続けて星野は「その会話が楽しくて、一気に好きになりました」とにっこり。それを聞いた小栗も笑いながら「僕もとっても好きになりました」と告白。星野は「ありがとう」と感謝の気持ちを伝え、この共演がきっかけで2人で食事に行くようになったそうで「お互い仕事の話とか、プライベートの話とかしています」と仲が深まったという。
小栗旬、星野源ファンだった「会えることを喜んでいた」
一方小栗は今作の共演前の星野のイメージについて「僕は本当に普通に星野源さんの音楽を聞かせてもらっていて、ファンみたいな気分でいたので、共演前に何度かお会いする機会はありましたけど、ちょっとしたファン心理みたいな、ただただ会えることを喜んでいました」と明かした。さらに、「共演させていただいて、いろんな時間を過ごして、新しいというか、星野さんを感じながら知っていけたので、今ではときどき食事ができて、嬉しい出会いでした」としみじみ振り返った。
星野源、小栗旬の役は「普通のおじさん」
今作のオファーがきたとき、小栗は「曽根俊也を星野さんで考えていると聞いたので、ぴったりだなと思いました」、星野は「最初にお話を聞いたのは4年ぐらい前なんですけど、阿久津英士を小栗くんでやりたいと聞いて、すごく面白いなと思いました」とそれぞれ当時の率直な心境を明かした。さらに、オファー後、原作を読んだという星野は「小栗くんがこの役をやるんだとフレッシュな感じがした。(小栗の役は)普通のおじさんなんですよ。人間味溢れる」とこれまでのイメージとは違う役に驚きを見せつつ、「挫折を経験して、人の気持ちをちゃんと見れる人で、でもぱっと見はくたびれているおじさんを小栗くんがやるんだと、早く見たいなとすごく楽しみでした」と正直に話すと、苦笑しながら小栗は「普通のおじさんでした。この撮影のときはちょこっとお腹も乗っかている感じでした」と振り返った。
小栗旬&星野源、映画初共演「罪の声」
原作は、2016年「週刊文春」ミステリーベスト10で第1位を獲得し、第7回山田風太郎賞を受賞するなど高い評価を得た塩田武士氏の小説「罪の声」。フィクションでありながら、日本中を巻き込み震撼させ、未解決のまま時効となった大事件をモチーフに、綿密な取材と着想が織り混ぜられ、事件の真相と犯人像に迫るストーリーが“本当にそうだったのではないか”と思わせるリアリティに溢れ大きな話題を呼んだ。小栗は未解決事件の真相と謎の犯人グループを追う主人公の新聞記者・阿久津英士、星野は幼少時の自分の“声”が事件に使われていたことを知ってしまう、もう一人の主人公・曽根俊也を演じる。映画初共演となる2人が、事件に翻弄されながらも、その奥に眠る真実に向かって力強く進む男たちを演じる。
この日の会見は、通常であれば約1,500人を収容する客席をバックにした、無観客の今しかできない会場仕様で実施。小栗と星野のほか、土井裕泰監督、原作者の塩田氏も出席した。(modelpress編集部)
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