岡田健史、石田ゆり子がお母さんだったら?「悩みとかで眠れない夜に…」<望み>
2020.09.27 20:45
views
映画「望み」(10月9日公開)舞台挨拶中継付き完成披露試写会が27日、都内で行われ、主演の堤真一、共演の石田ゆり子、岡田健史、メガホンをとった堤幸彦監督が登壇。岡田が撮影を振り返った。
堤と石田の息子役を演じた岡田は、堤監督からどんな演出を受けたのか尋ねられ、「最初の衣装合わせのときに『反抗期をしっかり出してほしい』と言われたことが印象強くて、その監督の言葉を受けて、僕が準備していたことは間違っていなかったんだなって自信を持つことができて、撮影中は声が小さすぎるから上げてくれって言われたり、監督がほとんど僕のことを肯定してくれたおかげで、僕が最後までのびのび生きることができたなと思います」としみじみと語ると、堤監督は「ありがたいですね。初めて本音を聞きました」と笑顔を見せた。
続けて岡田が「石田さんが僕のお母ちゃんだったら、僕が悩みとかで眠れない夜に、クラシックギターを弾きながら、僕を眠らせてほしいです」と願うと、石田は「なんてことでしょう。こんな息子がいたら、私はもうやりますよ、毎日」と声を弾ませた。
堤は、初めて台本を読んだ際「いいお話ではあるけど、とにかく難しいと思ったので、最初はお断りしようと思ったんです」と告白して笑いを誘い、「現場に入ってから、発している言葉とか、体の状態とかのズレが大きいものなので、バランスが崩れやすくて、肉体と気持ちが乖離していくような話だったので、本当に辛かったです。なので、撮影以外はとにかく楽しく過ごそうと思ってベラベラ喋っていました」と回顧。これに石田は「撮影以外の堤さんはずっと薪ストーブの話を(笑)。いかに薪ストーブが素晴らしいかという話をされていて、私、薪ストーブが今ほしいです」と吐露した。
そんな石田は、今回の役にどのように挑もうと思ったのか聞かれると「想像を絶する話なので、お話全部を理解した上で飛び込むしかないと思いました」といい、「ありがたかったのが、ほぼ順撮りだったので、帰ってこない息子を待ち続ける話なので、最初の4日間くらいは日常が過ぎていくんですけど、ある瞬間から全部のシーンで泣かなきゃいけないような日がやってきたので、それは芝居なので当たり前なんですけど、辛かったです…」と苦笑。これに堤監督は「すみませんでした」と謝罪した。(modelpress編集部)
岡田健史、石田ゆり子がお母さんだったら?
そして、両親が堤と石田だった場合、やってほしいことを聞かれた岡田が「堤真一さんがお父ちゃんだったら、これから寒くなっていくので、薪ストーブで満遍なく家を温めてほしいです」と答えると、堤は「本当に温まるのよ!ビザも作ってあげるから」と力を込め、堤監督から「そんなに火力あるんですか?」と声が飛ぶと、堤は「すごいっすよ!薪なんですけど暖炉とは違うんです。薪ストーブは(熱を)対流させて、火が燃えていくんだけど、もう1回燃焼させるみたいな」とこの日1番の熱弁をし、周りに制止された。続けて岡田が「石田さんが僕のお母ちゃんだったら、僕が悩みとかで眠れない夜に、クラシックギターを弾きながら、僕を眠らせてほしいです」と願うと、石田は「なんてことでしょう。こんな息子がいたら、私はもうやりますよ、毎日」と声を弾ませた。
今、1つだけ望みが叶うとしたら…
今1つだけ望みが叶うとしたら、どんなことを望むか尋ねられると、堤は「早く家に帰りたい」と即答し、「上の子がまだ起きている時間なので、変えれば会えるかもしれないので」と父の顔をチラリ。石田は「早くコロナが収まって、海外に普通に行けたり、海外の方が日本に普通に来られる日が早く来ないかなって思います」と願い、同じくコロナ収束を願う岡田は「この時代がきたおかげで、世界中の誰しもが家族のありがたみとか、家族の存在がどういうものか突きつけられたと思いますし、そんな時代に『望み』という作品を出す意味があるなと思うので、少しでもこの世の中の救いになる作品になってくれたら嬉しいなと思います」と熱いコメント。これに堤監督は「すごく真面目な人なんだね」と目を丸くした。映画「望み」
本作は、累計発行部数20万部超えの同名サスペンス小説を堤監督にとって映画化。一級建築士の石川一登(堤)は、自らデザインした優雅な邸宅で、妻・貴代美(石田)や子供たちと幸せな毎日を送っていた。その日常は、ある日突然一変する。高校生の息子(岡田)が無断外泊をした夜、同級生が殺害される事件が起きる。それきり連絡が途絶えてしまった息子は事件への関与を疑われていくが、もう一人殺されているという噂が流れる。愛する我が子は犯人か、それとも被害者か?豪華キャスト陣による、刺激的でサスペンスフルな演技合戦にも期待が高まる作品となっている。堤は、初めて台本を読んだ際「いいお話ではあるけど、とにかく難しいと思ったので、最初はお断りしようと思ったんです」と告白して笑いを誘い、「現場に入ってから、発している言葉とか、体の状態とかのズレが大きいものなので、バランスが崩れやすくて、肉体と気持ちが乖離していくような話だったので、本当に辛かったです。なので、撮影以外はとにかく楽しく過ごそうと思ってベラベラ喋っていました」と回顧。これに石田は「撮影以外の堤さんはずっと薪ストーブの話を(笑)。いかに薪ストーブが素晴らしいかという話をされていて、私、薪ストーブが今ほしいです」と吐露した。
そんな石田は、今回の役にどのように挑もうと思ったのか聞かれると「想像を絶する話なので、お話全部を理解した上で飛び込むしかないと思いました」といい、「ありがたかったのが、ほぼ順撮りだったので、帰ってこない息子を待ち続ける話なので、最初の4日間くらいは日常が過ぎていくんですけど、ある瞬間から全部のシーンで泣かなきゃいけないような日がやってきたので、それは芝居なので当たり前なんですけど、辛かったです…」と苦笑。これに堤監督は「すみませんでした」と謝罪した。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】