清原果耶、Coccoプロデュースで主演映画の主題歌担当 デビューも決定<宇宙でいちばんあかるい屋根>
2020.07.01 04:00
views
女優の清原果耶が映画初主演を務める『宇宙でいちばんあかるい屋根』(9月4日公開)の主題歌を担当することがわかった。
主人公・14歳の少女・大石つばめ役を清原、つばめの前に現れた老婆・星ばあ役を桃井かおり、つばめが恋するお隣の大学生役を伊藤健太郎、つばめの父役を吉岡秀隆、つばめの義母役を坂井真紀が演じる。さらに、水野美紀、山中 崇、醍醐虎汰朗なども出演する。
清原果耶、Cocco書下ろし楽曲「今とあの頃の僕ら」歌唱
そしてこの度、主題歌を解禁。透明感のある歌声とその詞世界でファンの心を掴む、シンガーソングライターCoccoによる書下ろし楽曲「今とあの頃の僕ら」を、主演の清原が歌唱し、伸びやかな歌声でヒロインの“心”の旅を爽やかに歌い上げる。清原は同曲で9月2日にデビューすることも決定した。
清原果耶「宇宙でいちばんあかるい屋根」予告映像解禁
さらに、主題歌を収録した予告映像も解禁。今回解禁する予告編は、「私は今のママが産んだ娘じゃない」と、清原演じる主人公の少女・つばめが孤独を感じ思い悩むシーンから始まる。ある夜、星空を舞う!?謎の老婆・星ばあ(桃井)との出会いから物語は一転、共に過ごす中で笑顔を見せはじめるつばめ。「私もちゃんと家族になれるかな」と、両親に赤ちゃんが産まれることの不安を打ち明けるつばめに、「しぶとく生きろ」「屋根の下でいろんな時間積み重ねて家族になるんだろ」、と力強い言葉をかける星ばあ。歩き始めたつばめにおこる様々な出来事、泣いて笑った、星ばあと過ごしたかけがえのないひと夏の思い出が、色とりどりに絵本のように映し出される。つばめの「ありがとう、星ばあ」という言葉に込められた思いとは…。藤井監督が贈る美しい映像、物語を彩る清原の伸びやかな歌声に注目だ。(modelpress編集部)映画あらすじ
お隣の大学生・亨(伊藤健太郎)に恋する14歳の少女・つばめ(清原果耶)。優しく支えてくれる父 (吉岡秀隆) と、明るく包み込んでくれる育ての母(坂井真紀)。もうすぐ2人の間に赤ちゃんが生まれるのだ。幸せそうな両親の姿はつばめの心をチクチクと刺していた。しかも、学校は元カレの笹川(醍醐虎汰朗)との悪い噂でもちきりで、なんだか居心地が悪い。つばめは書道教室の屋上でひとり過ごす時間が好きだった。ところがある夜、唯一の憩いの場に闖入者が―。空を見上げたつばめの目に飛び込んできたのは、星空を舞う老婆の姿!?派手な装いの老婆・星ばあ(桃井かおり)はキックボードを乗り回しながら、「年くったらなんだってできるようになるんだ―」とはしゃいでいる。最初は自由気ままな星ばあが苦手だったのに、つばめはいつしか悩みを打ち明けるようになっていた。清原果耶コメント
Coccoさんが書き下ろしてくださった主題歌「今とあの頃の僕ら」を歌唱させて頂きました。
とても大切な作品に
広く深く染み渡るような楽曲。
こんなにも素敵な歌を
私が歌ってもよいのだろうか、と考えましたが
つばめを生きた自分だからこそ
届けられる何かが有れば嬉しいなと今は思っています。
レコーディングの際、緊張で固まる私に
「歌は手段だから」と
Coccoさんが声を掛けて下さって
身体中が温かい空気に包まれるような感覚になりました。
Coccoさんの真っ直ぐな目線の先で
「手段」の意味を探しながら
臨んだレコーディングは
何にも変え難い時間でした。
スタッフの皆さまにも支えて頂いて
無事に録り終えることができ、本当に感謝でいっぱいです。
つばめという1人の少女が
生きている“今”にも
この曲を通して少しだけ触れて頂けたら幸いです。
Coccoコメント
映画を見終わるとすぐにつばめちゃんの声が曲にのって聞こえてくるようでした。私達は皆、傷付け傷付き、愛され愛を求め、そして愛を伝えていく生命活動を
懸命にくり返しながらそれぞれの人生を歩いていくのだというメッセージを、
清原果耶はその圧倒的な透明感をもって見事に歌い上げてくれました。
藤井道人監督コメント
Coccoさんが本作のために書き下ろしてくれた楽曲を、主演としても映画を背負ってくれた清原さんの歌声で締めくくる、とても贅沢な試みでした。清原さんの澱みない歌声が、この映画の余韻を何倍にも大きくしてくれたと自負しております。大人になった皆さんへ、これから大人になる皆さんへ、一人でも多くの方にこの映画が届くことを願っています。前田浩子プロデューサーコメント
ロケ地への行き帰りのバスで清原さんはいつもイヤホンをつけて、音楽に耳を傾けていたのですがそこから微かに漏れ聞こえてきたのがCoccoさんの歌声でした。その憧れのアーティストが初主演映画の主題歌を唄うことになった彼女のために書き下ろしてくださったのは奇跡であると同時に必然だったのかもしれません。鈴が転がるようなその歌声は透き通り、皆さまへお届けする贈り物を美しく包んでくれました。両手で受け止めていただけますと幸いです。
【Not Sponsored 記事】