KAT-TUN亀梨和也、ホラー初出演で主演 「事故物件怪談 恐い間取り」映画化<本人コメント>
2020.01.21 06:00
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ベストセラーノンフィクション「事故物件怪談 恐い間取り」(二見書房刊)が映画化されることが決定し、KAT-TUNの亀梨和也が主演を務めることが発表された。
松原タニシの「事故物件怪談 恐い間取り」映画化
同作は、「事故物件」に実際に転々と住んでいる<事故物件住みます芸人>松原タニシ(松竹芸能所属)の実体験による著書が原作。2012年よりテレビ番組「北野誠のおまえら行くな。」(エンタメ~テレ)の企画により事故物件に住み始め、以降大阪・千葉・東京・沖縄で実際に9軒の事故物件に住んできたタニシ氏の体験をそれぞれ間取り付きで紹介。発売から2か月で増刷14刷りとなり、「恐すぎて部屋に入れない」と話題を集め、現在までにノンフィクションとしては異例の10万部を突破している。
原作の最大の魅力であり、多くの人にそこまでの恐怖を感じさせる理由は、「ワケあり物件」に住んで実際に起きた不思議な話を、すべて間取り付きで紹介していること。「ペンキで塗りつぶされた鏡」 「帰宅すると勝手に空いている襖」など、間取り付きで実際に起きた怪奇現象が紹介されているからこそ、より一層リアリティのある怪談になっている。
亀梨和也、ホラー初出演で主演
映画化にあたり主演を務める亀梨は、物語の主人公で、あるきっかけから事故物件に住み始めることになる芸人・山野ヤマメを演じる。映画での主演は『映画 妖怪人間ベム』(12)、『俺俺』(13)、『ジョーカー・ゲーム』(15)、『PとJK』(17)に続き、5作品目で今回がホラー初出演。
監督は、『リング』(98)で日本映画界のホラーブームを牽引しハリウッドへも進出、その後も数々のヒット作・話題作を生み出し、『スマホを落としただけなのに』(18)のヒットも記憶に新しいホラー映画の巨匠・中田秀夫氏が務める。
怪奇現象をリアルに再現
映画では、タニシ氏の実話をベースに、売れない芸人・山野ヤマメが先輩から「テレビに出してやるから事故物件に住んでみろ」と無茶ぶりされ、殺人事件が起きた事故物件に住むところから始まる。1軒目の部屋で撮影された映像の中には白いものが映っていたり、音声が乱れたりと、番組からの期待も高まる中、ネタ欲しさに事故物件を転々としていくヤマメは、やがて様々な怪奇現象に遭遇し、「事故物件住みます芸人」としてブレークするが…という物語が描かれる。また、実際にタニシ氏が体験した怪奇現象をリアルに再現し、観る方も実際に起こった出来事がよりリアルに感じられるものに。主人公が怪奇現象を映そうと部屋の中に設置するビデオカメラの映像も臨場感とともにリアリティのある恐怖を増幅させる。
なお、同作は1月下旬にクランクイン、都内近郊での撮影を経て2月末頃にクランクアップの予定。2020年8月28日に公開される。(modelpress編集部)
亀梨和也コメント
ジャニーズに入って間もない頃に日本テレビの「怖い日曜日」という番組で案内役を務めた事はあったんですが、自分自身がホラー作品に出演するのは今回が初めてです。またJホラーを代表する中田監督とも初めてご一緒させて頂きますが、撮影現場の雰囲気も今からとても楽しみです。今回は芸人役にも挑戦しますが、仲良くさせて頂いている若手芸人さんも多いので、お話を聞かせてもらったり、参考にさせてもらっています。クランクインまでにライブも見に行きたいと思っています!!僕自身の最近の不思議な体験は、昨年末に中田監督との顔合わせに行く時、急に移動車のエンジンがかからなくなって故障してしまったんです。直したはずなんですが、昨夜、車内でマネージャーさんから台本をもらった時にまたエンジンが止まってしまったんです!不思議な出来事でしたが、これも撮影に向けて気を引き締めろということかなと思いました。ただ、できることなら車は変えてもらいたいですね(笑)。
普段自分を応援してくださっている方々にとっても初めての姿をお見せできると思いますし、ホラーファンの方々にとっても自分は初めましての存在だと思うので、色んな方に楽しんで頂ける作品にできるよう撮影に励みたいと思います。
原作者:松原タニシ コメント
7年前、何の仕事もなかった一介の芸人が、テレビ番組「北野誠のおまえら行くな。」の企画で事故物件に住み始め、その経験が書籍化され、そしてまさかの映画化にまでされてしまう展開を、一体誰が想像できたでしょう。しかも主役が亀梨和也さん。そして監督が「リング」の中田秀夫監督。豪華すぎます。さて、これは単なるホラー映画ではありません。「事故物件怪談 恐い間取り」を原作として実写化されるということは、ファンタジーの世界ではなく、映画に登場する事故物件が現実にこの日本のどこかに存在するということです。
果たして僕が過ごした「恐い間取り」達が、スクリーンの中でどう生まれ変わり、どんな恐怖を見せてくれるのか、非常に楽しみです。
監督:中田秀夫コメント
「事故物件に住む=前住者である亡霊との共同生活」…今作の原作者、松原タニシさんは常人なら絶対にしたくないことを仕事にしている。ホラー映画をこれだけ撮ってきた私も今回ばかりは、さすがにリアルに恐いのだが、幸い主演の亀梨和也さんが、面白いアイディアをどんどん提案してくださっていて、彼との初タッグをとても楽しみに撮影準備できている。「住んでいる部屋が恐い」という、 誰しも逃げようのない恐怖と共に、亀梨さんが劇中で住む四つの部屋の、極上の「地獄巡り」を楽しんでいただきたい。
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