山田裕貴(提供写真)

山田裕貴、田中圭と決死のスキージャンプに挑む<ヒノマルソウル>

2020.01.09 08:00

俳優の山田裕貴が、田中圭が主演を務める映画『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』(6月19日公開)に出演することがわかった。

  
1998年長野五輪、日本中が歓喜に沸いたスキージャンプ団体、悲願の金メダル。この栄光を陰で支えた25人のテストジャンパーたちの知られざる感動秘話が映画化、オリンピックイヤーとなる今年、2020年に公開となる。

主人公はスキージャンパーの西方仁也(にしかた・じんや)。1994年のリレハンメル五輪スキージャンプ団体戦で“日の丸飛行隊”のメンバーとして日本代表を牽引するも、エース原田雅彦のジャンプ失敗で金メダルを逃し、長野五輪での雪辱を誓い、代表候補として有力視されながらも落選。テストジャンパーとなって日本代表選手たちを裏方として支えた人物。物語は、西方の金メダルへの強い想い、それを打ち砕く挫折、原田との友情、そして怒りと嫉妬、それでも仲間の為に、日本の為に、命の危険を顧みずテストジャンプに挑む、深い人間ドラマを映し出す。

また、長野五輪での手に汗握る団体戦の攻防、吹雪による競技中断、そんな中、競技が再開できるかを図るために行われた、西方率いる25人のテストジャンパーたちの決死のテストジャンプを、史実に基づいてダイナミックに描くオリジナルストーリー。原田選手が金メダル獲得後インタビューで語った「俺じゃないよ。みんななんだ。みんな。」という言葉は、岡部・斉藤・船木ら代表選手だけでなく裏方に徹し日本選手団を支えた親友・西方、そしてテストジャンパーたちに向けられた言葉だった。そんな西方と原田の熱い友情と絆、そして4人の代表選手と25人のテストジャンパーたち、それを支える家族や関係者たちの想いを知った時、誰もが心を打たれる感動のヒューマンドラマとなっている。

主人公・西方仁也役に「おっさんずラブ」シリーズ、ドラマ「あなたの番です」、『図書館戦争』シリーズなど、人気実力共に今最も旬な俳優・田中圭。西方の揺れ動く内面、葛藤を、圧倒的な存在感と演技力で力強く演じ切る。監督には、「荒川アンダーザブリッジ」で大きな注目を集め、様々な分野で才能を発揮する映像作家・飯塚健。秀逸なテンポ感の中で、しっかりと人間模様を描く演出力に定評があり、感涙無くしては見られない感動作品を描き上げる。撮影は2020年1月~2月。実際に長野五輪のスキージャンプが行われた長野県白馬村でも撮影が行われる。

山田裕貴、テストジャンパー役で出演決定

そして今回、25人のテストジャンパーの一員で聴覚障害のあるテストジャンパー・高橋竜二役で山田の出演が決定。昨年NHK連続テレビ小説「なつぞら」でヒロインの幼なじみ役を好演し、大きな注目を集め、今年「SEDAI WARS」(MBS・TBS)、「ホームルーム」(MBS)と1月期のドラマ2作の主演務めることが決定。人気・実力ともに、今年最も活躍が期待される若手俳優だ。

主演の田中とは2018年ドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」(関西テレビ)以来の共演となり、飯塚健監督とは映画『虹色デイズ』(2018年)以来のタッグとなる。山田が演じる高橋竜二は、北海道札幌市出身で、聴覚障害がありながらも、1998年のSTVカップ国際スキージャンプ競技大会ラージヒルにおいて岡部孝信、宮平秀治らを破り優勝した後、長野五輪にテストジャンパーとして参加したスキージャンパーだ。

また、1月13日(月・祝)14:55~15:49(JNN28局のフルネット放送 ※MRT宮崎放送のみ1時間50分のディレイ放送)放送の「2020HBCカップジャンプ」(札幌市大倉山ジャンプ競技場にて開催)に山田がゲスト出演することも決定した。(modelpress編集部)

山田裕貴コメント

小学校の頃に見た長野オリンピック、スキージャンプの映像が今でも頭の中に浮かびます。初めてのスキーに挑戦ですが、とにかく練習します(笑)。このお話は中継にも載っていない裏側のお話。“目に見えていない部分も見ようとする”これを大事にしているのですが、表舞台に立つ人の裏側にはたくさんの人が関わり、悩み、支えてくれています。チーム一丸!!生きてるすべての人が主人公であることを伝えたい。

監督:飯塚健コメント

聴覚に障害のあるジャンパー。もう難役であることがお分かり頂けると思います。だとしたら、と考えた時、浮かんだのがやや熱めの男、山田裕貴くんの顔でした。先日も「スキー練習、頼むね」というようなやり取りをしたのですが、「御意」と返信が来たので、全幅の信頼を寄せています。二度目のセッションが楽しみです。

【Not Sponsored 記事】

もっと詳しくみる

あわせて読みたい

  1. 山田裕貴主演ドラマ「SEDAI WARS」躍動感溢れるオープニング主題歌MV公開

    モデルプレス

  2. 山田裕貴「僕はゆとってない」“世代”の偏見打破へ 走り続ける信念<「SEDAI WARS」インタビュー>

    モデルプレス

  3. Matt・眞栄田郷敦・寛一郎…“遺伝子最強”二世タレントたちの快進撃を振り返る【2019年末特集】

    モデルプレス

  4. HiGH&LOW×THE RAMPAGEライブ、山田裕貴が涙 志尊淳サプライズ登場に観客熱狂

    モデルプレス

  5. 山田裕貴、イベントで無茶ぶり「こんな舞台挨拶ない」<SEDAI WARS>

    モデルプレス

  6. 山田裕貴、田中みな実のテクニックを体験「好きになっちゃいました」

    モデルプレス

おすすめ特集

  1. K-1 GIRLS 2025×ミスモデルプレスオーディション!エントリー受付中

    特集

  2. 3月のカバーモデルは「女神降臨」Koki,

    特集

  3. 「2025年ヒット予測」発表 エンタメ・ライフスタイルなどトレンド完全予測

    特集

  4. モデルプレス読者モデル 新メンバー加入!

    特集

  5. 国民的推しランキング!各種エンタメにまつわる読者ランキング、読者アンケート実施中

    特集

  6. モデルプレス独自取材!著名人が語る「夢を叶える秘訣」

    特集

  7. インフルエンサー影響力トレンドランキングを発表!「モデルプレスカウントダウン」

    特集

  8. "史上最大級のファッションフェスタ"TGC情報をたっぷり紹介

    特集

  9. バケーションパッケージを使ったパークでの2日間の様子をご紹介!

    特集

おすすめ記事

SPECIAL NEWS

記事ランキング

RANKING

  1. 01

    Mrs. GREEN APPLE大森元貴、ライブでの“歌い忘れ疑惑”浮上「僕は完璧に歌った」【ゼンジン未到とヴェルトラウム〜銘銘編〜】

    モデルプレス

  2. 02

    Mrs. GREEN APPLE若井滉斗、ファンとの思わぬ急接近に照れ「1秒以上目を合わせられなかった」大森元貴が暴露【ゼンジン未到とヴェルトラウム〜銘銘編〜】

    モデルプレス

  3. 03

    Ayase、YOASOBIは「結構稀有なユニット」休日にお酒を飲むことも

    モデルプレス

  4. 04

    「ハイキュー!!」劇場版続編制作決定 “梟谷VS狢坂”描く短編アニメも

    モデルプレス

  5. 05

    Mrs. GREEN APPLE大森元貴「本当になりたかった自分になれてきてる」JAM’Sへ感謝伝える【ゼンジン未到とヴェルトラウム〜銘銘編〜】

    モデルプレス