佐久間由衣、男性を弄び翻弄 “ビッチ”な姿に涙する女子続出「いい意味で騙された」 <映画「“隠れビッチ”やってました。」試写会レポ>
2019.12.02 19:30
女優の佐久間由衣が主演を務める映画「“隠れビッチ”やってました。」が12月6日に公開される。本作では佐久間が男性を弄び翻弄する“隠れビッチ”役を演じるが、その姿に試写後の会場では共感する声で溢れた。
佐久間由衣が映画初主演
あらいぴろよの同名コミックを映画化した本作。男性のタイプに合わせたモテテクを駆使し、男性たちを次々と落としていく主人公のひろみ役を佐久間が演じた。佐久間は本作で映画初主演ながらも、肥大化した「愛されたい」という気持ちを持て余し、もがき、成長する姿を熱演している。“隠れビッチ”な佐久間由衣に涙
“隠れビッチ”とは効果的な「隙」と「タイミング」を作り、男性をハントしていく女性のこと。相手の気持ちを弄び、体の関係は一切断るという恋愛スタイルのひろみは、まさに“隠れビッチ”そのもの。試写会場では、そんな“隠れビッチ”のひろみに涙したという女子が多数。本性を隠しながら恋愛ゲームを楽しむひろみだが、「思わず共感」「嫌な部分を受け入れてくれる相手と出会えてよかった」と共感&応援する声で溢れた。ひろみの複雑な気持ちの変化が女子たちの心を掴んだようだ。
中には「自分と彼氏の関係そのもの」と語る方もおり、リアルな女子の本音を描いたストーリーも支持されているよう。また、シェアハウスの仲間でひろみを見守る村上虹郎演じるコジの「女じゃなくて、まずはちゃんとした人間になりなさい」という言葉に胸を打たれたという方も。
男性を翻弄する小悪魔ぶりから、鼻をほじるのが趣味という“裏の顔”を見事に演じ分けた佐久間の演技にも注目が集まった。ひろみが上司・三沢光昭役の森山未來をビンタしながら放つ「体はそれなりにピュアなんだよ」の一言は強烈な印象を残した。
ネーミングが強烈な“隠れビッチ”だが、その背景には「愛されたい」という願望や、傷つきたくないという恐れなど、誰もが感じる普遍的なものが隠されている。タイトルからは想像できない展開に、「いい意味で騙された」「泣くとは思わなかった」との声も多く上がった。
個性的な俳優陣が織りなす恋模様
映画初主演となる佐久間の脇を固めるのは個性的な俳優陣。物語のキーパーソンとなるバイの男友達・コジ役を村上虹郎、美容師志望・安藤剛役を小関裕太、主人公ひろみの上司・三沢光昭役を森山未來が演じる。その他、片桐仁や前野朋哉などが隠れビッチの餌食となる男性として出演。誠実そうなバツイチ中年男性や自信家のIT系肉食男子、ノーマル系サラリーマンなど、様々なタイプの男性との駆け引きを楽しむひろみ。しかし、ある出来事がきっかけに自分と向き合い、自分の弱さや自信の無さを受け入れていく。
物語が進んでいくに連れ、いつの間にかひろみに共感し、ひろみを応援していることに気付く。本作はひろみを通じて、自分を認める強さや過去と向き合う勇気を与えてくれる。(modelpress編集部)[PR]提供元:株式会社キノフィルムズ
映画「“隠れビッチ”やってました。」12月6日(金)全国ロードショー
26歳の独身女・ひろみの趣味&特技は異性にモテること。 絶妙のタイミングでのスキンシップや会話術で相手を翻弄し、「好きです」と告白させたら即フェイドアウト。 そんなひろみに、シェアハウス仲間のコジと彩は呆れ顔で「最低の“隠れビッチ”ね!」とたしなめるも、彼女の耳には届かない。 ある日、気になるお相手・安藤が現れるも、数年ぶりの負け試合。 さらに安藤を本気で好きになっていたことに気づき、ショックを受ける。 やけ酒をあおり酔いつぶれているところを、同じ職場の三沢に目撃され、すっかり醜態をさらしてしまう。 ひろみは“隠れビッチ”だということを打ち明け、封印してきた過去と向き合い始める。 本当のしあわせに気づいた時、彼女が出した答えとは…。出演:佐久間由衣、村上虹郎、大後寿々花、小関裕太、森山未來
監督・脚本:三木康一郎
原作:あらいぴろよ「“隠れビッチ”やってました。」(光文社刊)
配給:キノフィルムズ