草なぎ剛、台風被害の千葉へエール 映画「台風家族」舞台あいさつ
2019.09.14 17:13
草なぎ剛が14日、都内で行われた主演映画「台風家族」の生中継舞台あいさつに、共演のMEGUMI、甲田まひる、藤竜也、メガホンをとった市井昌秀監督とともに登壇した。
草なぎ剛、台風被害の千葉を見舞う
草なぎは冒頭のあいさつで、「『台風家族』ということでまず皆さんにお話したい」とし、「千葉の方が大変なことになっていて、今もなお大変な生活をされている方が多くいらっしゃいますが、心を強く持ってもらいたいと思います。スタッフ、キャスト一同、心からお見舞い申し上げます」と登壇者全員で頭を下げ、台風15号の被害を受けた千葉の被災者へ向けエールを送った。テンションMAXの草なぎ剛、イベントを盛り上げる
この日の舞台あいさつは、全国の劇場で生中継。草なぎは、カメラへ向け「I LOVE 剛!I LOVE 台風家族!満員御礼、満、満、満足!」と最初からテンションMAXであいさつし、イベントを大いに盛り上げていた。SNSで募集した声にキャスト陣が回答し、劇中に登場するキャラクターの裏設定を考える、という企画では、テンションそのままに珍回答を連発していたが、観客の反応が薄くなると「失笑ですね。スベり汗」と汗を拭って笑いをかっさらっていた草なぎ。娘役を演じる甲田はそんな草なぎの珍回答が終始ツボに入ってたようで、笑いが止まらず、「まっひー(甲田)は何でも笑ってくれる!自信ついちゃう」と草なぎを喜ばせていた。
映画「台風家族」
同作は市井昌秀監督が12年間の構想を経て、自身のオリジナル脚本によって映像化が実現したブラックユーモアあふれる、ある一家の真夏の1日の物語。草なぎは金に汚い“クズ一家”の長男・鈴木小鉄役を演じた。今年2月には、本作に出演する新井浩文が逮捕・起訴されたことを受け一時公開延期となったが、上映を希望する多くのファンの声を受け、3週間限定での公開が決定。草なぎは「去年の夏、僕らは本当に血の通いあった家族になれたと思います。スクリーンを通してきっと伝わるものがあると思う。僕自身も素敵な作品に出会えたのが幸せ。この作品を機にまたがんばろうと思えました」と作品への愛を語り、「僕はたくさんの人に支えられて作品に出演できてます。みんなの力を借りて頑張っていくしかないので、みんなと手を取り合っていい作品を、最後まで一人でも多くの方にとどけて幸せを感じてもらえれば。のこり13日間、本当によろしくお願いします」と呼びかけた。
市井監督は、「草なぎさんがいてこそシナリオが進んだ。小鉄という台風のような人物が草なぎさんで本当に良かった。また草なぎさんと全国を回れることが嬉しく思いますし、ありがとうございますといいたい」と草なぎへの感謝を語り、固い握手を交わすと、会場は温かな拍手に包まれた。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】