(左から)山本舞香、窪田正孝、松田翔太(C)2019「東京喰種【S】」製作委員会(C)石田スイ/集英社

窪田正孝・松田翔太・山本舞香、パリへ 現地の「東京喰種」ファン沸かせる

2019.07.09 07:00

俳優の窪田正孝松田翔太、女優の山本舞香が、7日にフランス・パリで開催された映画「東京喰種 トーキョーグール【S】」(7月19日公開)のPARISプレミアに永江智大プロデューサーとともに出席した。

  
全世界累計発行部数4400万部を誇る人気コミックが原作で、前作「東京喰種 トーキョーグール」の続編となる今作。不慮の事故により、人を喰らわないと生きられない喰種と人間のハーフ【半喰種】になってしまった金木研(カネキケン/窪田正孝)が、悩み葛藤しながらも人間と喰種の「共存」に向けて闘う姿を描くバトルアクションエンタテイメントとなっている。カネキの最大の宿敵である喰種・月山習(ツキヤマシュウ)役を松田、ヒロインの霧嶋董香(キリシマトーカ)役を山本が演じる。

イベントの様子(C)2019「東京喰種【S】」製作委員会(C)石田スイ/集英社

窪田正孝らがパリでのイベントに出演

ステージにキャスト陣が登壇し、窪田と松田が「ボンジュール!」と挨拶すると、フランスのファンからは歓声が。さっそくファンたちとのQ&Aセッションで本作の魅力を問われると、窪田は「皆さんは普段肉や野菜を食べますが、喰種は人しか喰べられません。喰べられる対象が自分に向けられたときに、人は狂気を感じます。一方で、それが本作の魅力でもあると思います」と半喰種のカネキ役らしくコメント。永江プロデューサーも、「世界のどこに行っても共通する普遍的なテーマが魅力の一つ。この作品では人間と喰種のさまざまなドラマが描かれますが、それは皆さんの身近な人にも当てはまる。ぜひ自分が喰種になったら、と置き換えて観てみてください」と、本作の深いテーマについて言及した。

イベントの様子(C)2019「東京喰種【S】」製作委員会(C)石田スイ/集英社
コミックスファンも多いJapan Expoで実施されたイベントらしく、「原作で好きなキャラクターは?」という質問には、窪田は映画には登場していない鈴屋什造(すずやじゅうぞう)、松田はカネキ、山本は自身が演じたトーカを挙げた。また、松田が「今回の映画では、月山が初めてカネキ君に会ってからカネキ君を喰べたいと思うまでを演じたので、もう彼以外には考えられないですね」と続けると、月山らしさ満点の回答に会場も大盛り上がりだった。

イベントの様子(C)2019「東京喰種【S】」製作委員会(C)石田スイ/集英社
すでに漫画もアニメも人気の高い「東京喰種」を実写映画化する上での難しさを問われると、窪田は「漫画は静止画だから、それを具現化して芝居に起こすときに、リアルさを失わないように演じるのが大変でしたね」とその苦労を語った。さらに、「今回は月山がすごく強いので、前作に比べてボコボコにされるリアクションの演技が多かったんです。誰よりも床に這いつくばっている時間が長くて、撮影も大変でした(笑)」と、体力的にもハードな撮影だったこと明かし会場を笑わせた。

それぞれ喰種という特殊な役を演じた3人に対しては、ファンも役作りに興味津々の様子。過去のどんな経験を参考にしたかという質問については、山本は「空手を9年間やっていたので、アクションに生かせたと思います」と自信をのぞかせた。松田は「人を喰べたいと思う役は初めてだったので、参考になりませんでした(笑)」、窪田は「今までずっと不幸な役しかやってこなかったので…(笑)」と答え、会場の笑いを誘った。

窪田正孝、山本舞香(C)2019「東京喰種【S】」製作委員会(C)石田スイ/集英社

ファンの質問に窪田正孝らが回答

観客からは、SNSでも話題沸騰中の、「東京喰種 トーキョーグール【S】」の【S】の意味に関する質問も。これに対しては窪田が、観客に自由に想像してもらうため、【S】の意味はあえて限定していないと答えるも、「たとえばスペシャル、セカンド、スーパー…でも、トータルすると翔太さんの【S】!」とコメント。「(松田が演じた)月山の『トレビアン』も、名台詞ですよね!」とファンにはおなじみの台詞についても語ると、会場からは大きな拍手が沸き起こった。

窪田正孝(C)2019「東京喰種【S】」製作委員会(C)石田スイ/集英社
山本舞香(C)2019「東京喰種【S】」製作委員会(C)石田スイ/集英社
熱心なフランスのファンからは、永江プロデューサーに対して映画化へのこだわりについての質問も。永江プロデューサーは、「根底にあるテーマや雰囲気は変えないように気を付けました。漫画には漫画の、アニメにはアニメの役割があるので、映画でしかできないことに最大限チャレンジしました」とその思いをコメント。また、漫画の実写映画化において、原作ファンほどなかなか賛成しづらいことに話題が及ぶと、「私も『東京喰種』の大ファンなので、皆さんと同じ思いです。窪田さん、松田さん、山本さんも『東京喰種』が大好きですし、作品を理解した上で、大好きな人たちで作り上げた映画です!」と、あらためて熱い「東京喰種」愛を打ち明けた。

松田翔太(C)2019「東京喰種【S】」製作委員会(C)石田スイ/集英社
さらに、ファンから今後の続編について問われると、永江プロデューサーは「ぜひやりたいです!そのためにはまずこの映画を大ヒットさせる必要があるので、みなさんの応援をお願いします」と力強くコメントした。

続いて行われた映画上映前の舞台挨拶では、山本が「ラスト20分の迫力のバトルシーンと、人間と喰種のドラマもぜひ見てください!」と見どころをアピール。窪田はずばり「松田翔太!」とコメントし、対する松田も「この映画は実は月山とカネキの恋愛映画だと思っているので、そこも楽しみにしてください」と答え、会場からは黄色い歓声が飛び交った。(modelpress編集部)
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