EXILE岩田剛典は「天使の笑顔を見せたかと思えば…」 “最高に優しい先輩”永瀬正敏が語る<Vision>
2018.11.20 18:28
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河瀨直美監督の映画『Vision』のBlu-ray&DVD発売と、ユナイテッド・シネマ福岡ももちのオープンを記念したイベントが、11月19日にプレオープン中の「MARK IS 福岡ももち」内ユナイテッド・シネマ 福岡ももちにて開催され、今作に出演している永瀬正敏、岩田剛典(EXILE/三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE)が登壇した。
永瀬正敏&岩田剛典が登壇
今作は2018年6月8日に全国の劇場で公開され、Blu-ray&DVDが12月5日にリリースされることと、ユナイテッド・シネマ福岡ももちがオープンすることを記念して、再びスクリーンで特別上映が行われた。永瀬は岩田と再び舞台挨拶に立てた喜びを述べつつも、前日まで2日間、福岡ヤフオク!ドームで行われていたEXILEのライブに仕事のため行くことができず、岩田のパフォーマンスを見られなかったと悔しがった。さらに、前日のライブを鑑賞したという客席の声に永瀬も「ありがとうございます」と返事をしたり、Blu-ray&DVDの豪華版に収録されているメイキングに、永瀬から岩田へ薪割りを伝授している映像があると司会から振られた岩田が、「永瀬さんの役は…」と話し始めると永瀬が「智(とも)ね」と役名を突っ込んだりするなど、息の合ったトークで何度も客席の笑いを誘った。
岩田剛典は「天使の笑顔を見せたかと思えば…」
河瀨監督の現場で演者はその役として生きるため、「お疲れ様です」と挨拶もできなかったことを「社会人としてもどかしかった」と語った岩田だが、撮影終了後にやっと永瀬と食事をすることができたという。前日のライブ前にも永瀬からメールを受け取ったという岩田は、永瀬を「最高に優しい先輩」と紹介し、仲睦まじい親交の様子を伺わせた。
また、今後俳優として岩田に期待することを聞かれた永瀬は、「(岩田は)天使の笑顔を見せたかと思えば、男らしいところもある。多面性があって、(今作で共に主演を果たした)ジュリエット・ビノシュも話していたように、彼には海を超えていってほしい」と答えたが、やはりEXILEのコンサートを観たいという気持ちは強いようで、直前に体験試写をしたスクリーンXでぜひEXILEのライブビューイングを観たいとリクエスト。スクリーンXの3面スクリーンのどこかに、客席に混ざって拳を突き上げながら岩田を応援する自分をちょっとだけ映してほしいと話し、岩田は「贅沢なライブですね」と天使の笑みを見せた。そんな岩田は今後演じたい役を聞かれ、「また永瀬さんと目と目を合わせて、ガッツリ芝居をさせて頂ける作品に出たい。共演させて頂けるなら、どんな役でもやりたい」とラブコールを送った。
「1000年後に残したいもの」は?
後半、司会から「1000年に1度姿を表す薬草Vision」にかけて「1000年後に残したいもの」を聞かれ、用紙とペンを渡された2人。悩みながらもペンを走らせた永瀬は「まだ諦めていない」と『子』の一文字を披露。『子』には映画や写真といった「作品」の意味も込められているという。次に岩田は『人類』と発表。永瀬からの「大きいね~」という合いの手に再び満面の笑顔を見せつつ、「先のことすぎて。想像がなかなかできないけれど、1000年後も地球に人類が残っていてほしい」と語った。最後に、Blu-ray&DVDで複数回本編を観る際のポイントを聞かれると永瀬は「実は一生言えないと思うけれど、(自らが演じた)智と(岩田の演じた)鈴には細かい裏設定がある。それは(ビノシュが演じた)ジャンヌにも存在するので、何度もストップしたり大きなスクリーンで見たりして、謎探しをしてほしい」と明かした。
一方、岩田は「リアリティを増すために、撮影に入る前、祖母役の白川和子さんとピクニックをして、手作りのお弁当を食べてコミュニケーションをとるという贅沢な時間を過ごした。そうやって演者同士で築いた関係性是非感じ取って欲しい」と話し、「6月の上映後、再び皆さんに足を運んで頂けたことが本当に嬉しい。DVDのリリースもあり、福岡で舞台挨拶に立ててよかった。ありがとうございました」と挨拶で締めくくった。
なお、ユナイテッド・シネマ 福岡ももちでは、オープン記念特別上映として、11月20日から11月30日まで映画『Vision』 を上映する。(modelpress編集部)
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