中条あやみ&佐野勇斗、上海上陸 スタンディングオベーションに「まずはホッとしました」<3D彼女 リアルガール>
2018.06.27 05:00
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女優でモデルの中条あやみと5人組ボーカルダンスユニット・M!LK(ミルク)のメンバーで俳優の佐野勇斗が25日、第21回上海国際映画祭にて行われた映画『3D彼女 リアルガール』(9月14日公開)ワールドプレミア上映会に出席した。
中条あやみ&佐野勇斗、上海上陸
上海国際映画祭は、国内外約500にも及ぶ作品の上映が行われるアジア圏最大規模の映画祭。本作は、日本の最新作&話題作の上映が行われる「上海・日本映画週間」のクロージング作品に招待された。世界初上映ということで、今回、中条、佐野、英勉監督が上海へ渡航。舞台挨拶前、「しっかり『3D彼女』の魅力を上海のみなさんに届けたいなって思います!」と笑顔を見せた中条。佐野は「ちょっと緊張しています。やっぱり日本語が通じないのが怖いな」と緊張を垣間見せながらも、「大暴れしたいと思います(笑)みなさんに楽しんでもらえるように、まじめに、楽しく頑張りたいと思います」と目を輝かせた。
そして、上映前に中条・佐野・英が姿を現すと大歓声が沸き起こり、温かく大きな拍手で迎えられた3人はそれぞれ、中国語で挨拶。3人も観客たちと共に、出来上がったばかりの映画を鑑賞することになった。
大歓声に安堵「まずはホッとしました」
今作は、講談社「月刊デザート」(2011年9月号~2016年7月号)で連載され、累計発行部数130万部(※デジタル売上含む)の人気コミック・那波マオ原作『3D彼女 リアルガール』(全12巻)を実写化。主人公の派手でツンツンしていて男グセの悪いリア充完璧超絶美少女・五十嵐色葉を中条が、リア充とは程遠く、アニメやゲームのバーチャルの世界に没頭するオタク高校生“つっつん”こと筒井光を佐野が演じる。上映後、会場は「美女とオタク」の大純愛ラブコメディを存分に堪能し、“笑って”“泣いて”と観客たちの大感動で満ち溢れ、再びステージに3人が登壇すると上映前の盛り上がりを超える大歓声が起き、スタンディングオベーションに。
“中国のお客さんと一緒に本作をご覧になった感想を教えてください”との質問に、中条は「初めてご覧頂いたお客さんなので、どういう反応をして頂けるかと不安だったんですけれど、所々笑って頂いたり、鼻をすすっている音が聞こえたり、最後には拍手も頂いて。すごく嬉しかったです。まずはホッとしました」と安堵の表情。
佐野も「こうやってお客さんと一緒に映画を観させてもらうのは初めてだったのですが、僕のふざけているシーンでみなさんが大声で笑ってくださっていて本当に安心しました。自画自賛になってしまいますが、自分で観ていてもめっちゃ面白かったです。今日観て頂いた方には色んな人にこの映画を勧めて頂きたいと思います!」と上映を振り返るとともに、喜びを露わにした。
また、英監督は「今日ここで観て頂いたことをすごく嬉しく思っています。愛してます!この後みんなで飲みに行こう!(笑)」と、観客たちの盛り上がりように3人共、場内の熱気に感動し喜びを噛みしめた。
中条あやみ、キャスト陣の仲良しエピソードも
さらに、中条は「みんなでキャンプに行って、バーベキューをしたりする場面があるのですが、ミツヤくん(清水尋也)とありさちゃん(恒松祐里)がバギーに乗るシーンがあって。そのバギーにみんな乗りたくて、交代に乗って遊んでいたら、遊びすぎて大人の方々に本当に怒られてしまいました(笑)」と撮影現場の仲の良さが伝わるエピソードを披露。一方、「僕が好きなのは、仲間外れにされてしまったミツヤを筒井が呼ぶシーンです。ミツヤが凄く面白くて。学校の中でやんちゃな彼が、野菜を優しく扱うこのシーンは、実は清水くんのアドリブです。本当に楽しかったです」と佐野。
撮影時の思い出を振り返り、笑顔溢れる2人の姿を見て監督は「とりあえず、仲が良かったよね」と微笑み、「私はちょっと人見知りなのですが、初めて中条さんと会った時に、早く仲良くなりたくて。全員で仲良くしようというテーマでやっていたら、度が過ぎちゃいました(笑)」と加えた。
ファンからパンダのぬいぐるみもらう
最後は上海の映画ファンからそれぞれパンダのぬいぐるみを受け取り、「上海でも上映がされたら、何度でも観て頂きたいです」(中条)、「僕が演じた筒井は、アニメ・2次元に目を向けて生きていて、はじめは何も出来ない男の子だったのですが、色葉たちから魔法をかけられて(影響を受けて)、素敵な男性になれました。この作品は勇気がない時に観たら、一歩歩みだせるような元気が出る作品になっています。中国中に『3D彼女』のマジックがかかればいいなと思っています!」(佐野)とアピール。映画のみならずアニメ・漫画等、日本カルチャーを愛する上海の観客たちと過ごした時間は3人にとって貴重な体験に。舞台挨拶は短い時間に惜しむ声も飛び交う中、幕を下ろした。 (modelpress編集部)
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