(上段左から時計回りに)木村文乃、鈴木梨央、篠原湊大、田中泯、オダギリジョー、坂口健太郎、尾野真千子(C)2018 STUDIO PONOC

木村文乃&鈴木梨央が“兄弟”役 坂口健太郎ら豪華キャスト明らかに<ちいさな英雄―カニとタマゴと透明人間―>

2018.06.18 04:00

昨夏『メアリと魔女の花』(監督:米林宏昌)を発表したスタジオポノックが、短編アニメーションの制作レーベルとして「ポノック短編劇場」を新設。その第1弾となる『ちいさな英雄―カニとタマゴと透明人間―』(8月24日公開)のキャストとスタッフの全貌が明らかになった。

  
“子どもたちから大人まで楽しめるアニメーション映画を作りたい”という志からスタートした同プロジェクト。『ちいさな英雄―カニとタマゴと透明人間―』では、兄と弟の勇気、母と子の絆、そして、たったひとりの闘い。愛と感動の“英雄たち”の3つの物語を展開する。

『カニーニとカニーノ』

『カニーニとカニーノ』ビジュアル(C)2018 STUDIO PONOC
『メアリと魔女の花』の米林監督が自身初となるオリジナルストーリーで挑む、カニの兄弟の冒険ファンタジー『カニーニとカニーノ』。

木村文乃が主演・カニーニ、鈴木梨央が弟・カニーノ役。兄弟を演じる2人は、「初めてお話をいただいた時、カニ役のお兄ちゃんということでどんな風になるのか、と思っていましたが、絵コンテで米林監督の映画の世界観に触れて想像が広がり、とてもワクワクしています。全編、カニ語!?ということで、どのように演じていくのか今から楽しみです」(木村)、「男の子の役は初めてですが、カニーノの気持ちになって、カニーニと大冒険をしていく様子をしっかりと演じきれる様に精一杯頑張りたいと思います」(鈴木)と意気込んだ。

『サムライエッグ』

巨匠、高畑勲監督の右腕として活躍した百瀬義行氏による『サムライエッグ』は、たまごアレルギーをもった少年シュンとその家族が懸命に生きる姿を描いた愛と感動の人間ドラマ。ママ役に尾野真千子、シュン役に篠原湊大、パパ/医者役に坂口健太郎を起用した。

オーディションでシュン役を掴んだ篠原は「オーディションでは関西弁に気をつけながら『ぼくはシュンだ!』と思いながら初めてのアフレコに臨みました。極度のたまごアレルギーのシュンになりきり、自分と戦う役を精一杯頑張りたいです」と気合十分。ほか2人からは「この物語がたくさんの人に届きますように」(尾野)、「ぜひ、楽しみにしていてください」(坂口)とコメントが寄せられた。

『透明人間』

そして、宮崎駿監督作品の中心を担ったアニメーター・山下明彦氏が、見えない男の孤独な闘いをスペクタクルアクションで魅せる『透明人間』。透明人間はオダギリジョーが演じ、田中泯も出演する。

同作を「改めて芝居というのは色々な要素で形成されるんだなということを考えさせられました。声優の仕事を通して、俳優の根源を見つめ直すことができ、良い経験になりました」と振り返ったオダギリ。「アニメーションで透明人間を描く、ということがまず面白い挑戦だなと思っています。今までにない、未知の経験をこの作品から感じて頂くことが出来たならとても嬉しく思います」と心境を吐露した。

『ちいさな英雄―カニとタマゴと透明人間―』(8月24日公開)ポスター画像(C)2018 STUDIO PONOC

音楽スタッフも発表

村松崇継、島田昌典、中田ヤスタカ(提供画像)
さらに、3つの物語の音楽を手がけるスタッフも発表。『カニーニとカニーノ』は村松崇継、『サムライエッグ』は島田昌典、『透明人間』は中田ヤスタカと、日本を代表する3人が集まった。(modelpress編集部)

『カニーニとカニーノ』キャスト&音楽コメント

・木村文乃(カニーニ役)

初めてお話をいただいた時、カニ役のお兄ちゃんということでどんな風になるのか、と思っていましたが、絵コンテで米林監督の映画の世界観に触れて想像が広がり、とてもワクワクしています。全編、カニ語!?ということで、どのように演じていくのか今から楽しみです。

・鈴木梨央(カニーノ役)

米林監督が、初めて男の子を主役にされた作品だと聞いて感動した事、その作品に私も関わる事が出来るとわかった時は、驚きと喜びで全身に鳥肌が立ちました。男の子の役は初めてですが、カニーノの気持ちになって、カニーニと大冒険をしていく様子をしっかりと演じきれる様に精一杯頑張りたいと思います。

・村松崇継(音楽)

絵コンテを頂いた時、これが短編映画?と感じるくらい、短編とは思えない展開やスケールに正直、驚かされました。そしてこの映画は、家族愛、兄弟愛、何をテーマにしているんだろうと思った時、あっ、この映画は、今、この現代だからこそ届けたい全ての愛を表現しているんだということにも気付かされました。 絵コンテ状態から既に感じる圧倒的な絵の美しさとスケール感。息を飲むスペクタクルな展開。 この世界を自分が、音楽で表現させてもらえることに今は、ただただ幸せを感じています。

『サムライエッグ』キャスト&音楽コメント

・尾野真千子(ママ役)

本格的な声のお芝居は初挑戦でした!とにかく難しい。声優というお仕事を尊敬した時間でした。 でもやはり伝えたいという気持ちは変わらず一つ一つ大切にお芝居させていただきました。 この物語がたくさんの人に届きますように。

・篠原湊大(シュン役)

オーディションでは関西弁に気をつけながら「ぼくはシュンだ!」と思いながら初めてのアフレコに臨みました。極度のたまごアレルギーのシュンになりきり、自分と戦う役を精一杯頑張りたいです。

・坂口健太郎(パパ/医者役)

普段のお芝居とは違う、声でキャラクターに命を吹き込むことを大切に、現代の小さなヒーローに寄り添えるように頑張ります。ぜひ、楽しみにしていてください。

・島田昌典(音楽)

初めての映画音楽です。それがこのような素晴らしい作品で挑戦させていただけたなんて、大変光栄です。観る方々が、スッーと映像の世界感に入っていけるような、寄り添った音になっていると嬉しいです。

『透明人間』キャストコメント

・オダギリジョー(透明人間役)

改めて芝居というのは色々な要素で形成されるんだなということを考えさせられました。声優の仕事を通して、俳優の根源を見つめ直すことができ、良い経験になりました。アニメーションで透明人間を描く、ということがまず面白い挑戦だなと思っています。今までにない、未知の経験をこの作品から感じて頂くことが出来たならとても嬉しく思います。

・田中泯(盲目の男役)

見えてない、あるいは見られていなくでも人は存在できた。が、現代ではこれでは無視されることになる。見える、見られる為に他者が必要なのだろうか?わからない人では駄目なのだろうか?誰のカラダの中にも、自分ですら知らない透明人間性というのが本来的にあるのではないのでしょうか。誰だって自分のカラダの中で生きているのだから。
【Not Sponsored 記事】

あわせて読みたい

  1. 坂口健太郎主演「シグナル」最終回視聴率を発表

    モデルプレス

  2. 坂口健太郎、熱い抱擁でクランクアップ 初の連ドラ主演完走「本当に幸せ」<シグナル 長期未解決事件捜査班>

    モデルプレス

  3. 男子が「この人と結婚するかも…」と思う瞬間5つ 将来を意識させて!

    モデルプレス for スゴ得

  4. 坂口健太郎&吉岡里帆、再会で会話弾む 火9ドラマでバトンタッチ

    モデルプレス

  5. 坂口健太郎主演「シグナル」健人の背負う壮絶な過去が急展開「とても切なく、泣いちゃう」

    モデルプレス

  6. 坂口健太郎&EXOカイ、日韓イケメンが「GUCCI」コレクションでフランス降臨

    モデルプレス

  7. 坂口健太郎&川栄李奈が恋人役「願いどおりのキャスティング」 映画「人魚の眠る家」追加キャスト発表

    モデルプレス

おすすめ特集

  1. 初の「S2O」アンバサダーを決めるオーディション開催!6/12までエントリー募集

    特集

  2. 「悪い、興味無いんだ」男性が脈なし女性に送るLINEの特徴4つ

    モデルプレス for スゴ得

  3. モデルプレス読者モデル 新メンバー加入!

    特集

  4. アパレル業界を覗いてみよう!おしゃれスタッフ&求人情報もチェック

    特集

  5. インフルエンサー影響力ランキングを発表!「モデルプレスカウントダウン」

    特集

  6. 国民的推しランキング!各種エンタメにまつわる読者ランキング、読者アンケート実施中

    特集

  7. 「2024年ヒット予測」発表 エンタメ・ライフスタイルなどトレンド完全予測

    特集

  8. フジテレビ × モデルプレス Presents「"素"っぴんランキング」

    特集

  9. グルメや歴史、豊かな自然に包まれる癒しの旅「鳥取女子旅」をご紹介!

    特集

  10. 6月のカバーモデルはドラマ「1122 いいふうふ」W主演の高畑充希&岡田将生

    特集

おすすめ記事

SPECIAL NEWS

記事ランキング

RANKING

  1. 01

    杉咲花“自信があること”発表 萩原利久は回答を即変更【朽ちないサクラ】

    モデルプレス

  2. 02

    「TGC teen」客席上に幽霊?ギリギリまで迫る恐怖演出に観客悲鳴【あのコはだぁれ?】

    モデルプレス

  3. 03

    新垣結衣、映画撮影中に欠かさずにしていたこと「本番の直前に…」【違国日記】

    モデルプレス

  4. 04

    初来日のケイリー・フレミング、“日本版声優”宮田俊哉&稲垣来泉の演技を絶賛「素晴らしかったです!」

    WEBザテレビジョン

  5. 05

    赤澤遼太郎&高橋健介、“アキハル”と似ている一面や「うんま!」とテンションが上がったプライベートエピソードを告白

    WEBザテレビジョン