大沢ひかる(提供写真)

大沢ひかる、佐野勇斗&本郷奏多のヒロインに 又吉直樹原作映画「凜」追加キャスト発表

2018.04.19 12:36

女優の大沢ひかるが、俳優でボーカルダンスユニット・M!LKのメンバーとしても活動する佐野勇斗と、俳優の本郷奏多がW主演を務める映画『凜』でヒロインを演じることがわかった。

  
今作は、芥川賞作家でお笑いコンビ・ピースの又吉直樹が書き下ろした初の長編で、2007年12月に神保町花月で公演した舞台作品。神隠しの伝説が伝わる村の学校を舞台にした青春群像サスペンスとなっている。

今回、又吉は原作のほか脚本監修も担当。今作は昨年上映されて話題となった芥川賞受賞作『火花』に続く、映画化2作目となる。

大沢ひかる「私とは対照的な役柄」に苦戦

ヒロイン・雪菜役を演じた大沢は「私が演じた雪菜は、耕太にとって安心できる人、天真爛漫で、考えるよりも行動が先に出てしまう子と監督から伺った時、私とは対照的な役柄だっと思いました」と紹介し、「撮影中も、大人っぽいと、幾度と監督に言われ、高校生ってどんな感じだったかな?と思い返すのに苦労しました。特に、耕太との幼なじみ感を、佐野くんと作りだすのが難しかったです」と苦戦したことを回顧。

「OKを貰った時、監督がおおきな丸を作ってくれたのを見て、とても嬉しかったです。『あぁ、幼なじみってこんな感じなんだな』って思える1シーンが作れたと思いますので、是非劇場でご覧ください」とコメントを寄せた。

このほか、須賀健太、平祐奈、片桐仁、堀部圭亮、勝村政信、石田ひかり、山口紗弥加、金田哲(はんにゃ)、椿鬼奴、好井まさお(井下好井)らが出演。主題歌・挿入歌は、ブレイク必至のインディーズバンド・ハルカミライが担当する。

佐野勇斗&本郷奏多W主演映画「凜」ポスタービジュアル(提供写真)
今作は全国公開に先立ち、4月19日~22日に沖縄県内各所で開催される「島ぜんぶでおーきな祭 第10回沖縄国際映画祭」で上映する予定。全国公開は2018年度を予定している。(modelpress編集部)
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