松坂桃李、両親の“ドラマ超え”プロポーズ秘話に観客驚き<ユリゴコロ>
2017.09.23 16:19
23日、都内にて映画「ユリゴコロ」初日舞台挨拶が行われ、主演の吉高由里子をはじめ、松坂桃李、佐津川愛美、清野菜名、清原果耶、熊澤尚人監督が登壇した。
“純愛”を感じた瞬間とは?
作品の内容にちなみ「純愛とは何ですか?」という質問を受けた松坂は、悩みながらも「両親のことが出てきた」と切り出し「うちの母親に親父が言ったプロポーズの言葉。おふくろが立ってて、親父が土下座するような感じで『僕は君と結婚できなきゃ死ぬ』って言ったらしいんですよ」と両親のプロポーズ秘話を告白。客席から「えー!!」という驚きの声が起こると、松坂も「最初聞いたときは『うわうわうわ』って(笑)。ドラマの台詞でもないよと思ったけど、ドラマでも言ったことないよと思ったけど、それくらい思いが強かったんだなと思うと純愛だなって」としみじみと語った。
また、ドラマを超えた愛の告白に吉高は、「狂気的な純愛なような脅迫なような…愛は凶暴なのでしょうがない」と感想を明かした。
“純愛の形”語る
今作は、2012年大藪春彦賞受賞、本屋大賞ノミネートをはたした沼田まほかる氏のベストセラー小説が原作のミステリー作品。ある一家で見つかった一冊のノートをめぐる愛と宿命の物語で、“ノートに秘められた謎”と”いのちの拠りどころ”を追い求めた先に突きつけられる、驚愕の真実が描かれる。主演の吉高は、生まれながらに“人間の死”へ本能的な衝動を感じ、そこから逃れる術を持たなかった“悲しき罪人・美紗子”役。松坂はノートを見つけその秘密に迫っていく男・亮介役を演じる。なお、舞台挨拶では主題歌「ミチシルベ」を歌うRihwaが、メディアの前で生歌を初披露する場面もあった。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】