満島ひかり、永山絢斗と恋人役で共演<コメント到着>
2017.03.29 06:00
女優の満島ひかりの4年ぶりとなる単独主演映画「海辺の生と死」(7月29日公開)に、俳優の永山絢斗が出演することがわかった。
今作は、小説家・島尾敏雄と、その妻、島尾ミホが、それぞれ執筆した鮮烈な出会いと恋の物語「島の果て」と「海辺の生と死」の2作品を原作に、奄美大島・加計呂麻島でのロケーションを敢行し映画化。時は太平洋戦争末期、奄美群島・加計呂麻島を舞台にした愛の物語で、ミホをモデルとしたヒロイン・大平トエを満島が演じる。
ほか、島で慈父(うんじゅ)と慕われるトエの父親役に津嘉山正種。朔中尉の部下、大坪役に井之脇海。自分より若い上官に鬱屈した表情を見せる兵士に川瀬陽太と実力派が揃った。
また、永山は撮影を振り返り「監督・共演者・スタッ フ・出会うことの出来た全ての皆さん、海に・砂浜に・動物たちに・たくさんの緑に、 そして島尾敏雄さん島尾ミホさんへの感謝の気持ちでいっぱいです」と感慨深げにコメントした。(modelpress編集部)
朔という一人の男の胸の内の葛藤に、僕自身も苦しみ、心が同じように高鳴って、幸せを感じることが不思議なまでに出来ました。 そして僕の中で朔という男は、今でも軍服を着たままの姿で、壁一枚隔てたすぐ向こう側にいるように感じるのです。
キャスト発表
そして、今回、トエの恋人で敏雄をモデルとした朔中尉を演じる永山が演じることが明らかに。今作では、文学三昧の生活から、突然特攻艇隊隊長に任せられた一人の青年の生きる姿を好演した。ほか、島で慈父(うんじゅ)と慕われるトエの父親役に津嘉山正種。朔中尉の部下、大坪役に井之脇海。自分より若い上官に鬱屈した表情を見せる兵士に川瀬陽太と実力派が揃った。
満島ひかりが語る見どころ
主演の満島は「島に棲む、人間の姿をした狗神のような女が、内地から特攻艇に乗るため、島へやってきた男と鮮烈に出会いました。女は自然を愛する男に狂うほどの恋をし、男はその女の海ほど深い愛にのみこまれてゆきます。この作品は、『愛vs戦争』の話だと思います。自然の愛おしさと恐さ、現実のぬるさと心地よさ。みた人が何かに『気づく』映画、かな」と今作を紹介。また、永山は撮影を振り返り「監督・共演者・スタッ フ・出会うことの出来た全ての皆さん、海に・砂浜に・動物たちに・たくさんの緑に、 そして島尾敏雄さん島尾ミホさんへの感謝の気持ちでいっぱいです」と感慨深げにコメントした。(modelpress編集部)
永山絢斗 コメント
瀬相(せそう)港で一人フェリーを待つ間、ワクワクを抑えきれず防波堤を走って海に飛び込んだのは紛れもなく『この、僕』でした。どの島とも異なる独特な雰囲気を持つ奄美大島加計呂麻島で送った撮影の日々に、監督・共演者・スタッ フ・出会うことの出来た全ての皆さん、海に・砂浜に・動物たちに・たくさんの緑に、 そして島尾敏雄さん島尾ミホさんへの感謝の気持ちでいっぱいです。朔という一人の男の胸の内の葛藤に、僕自身も苦しみ、心が同じように高鳴って、幸せを感じることが不思議なまでに出来ました。 そして僕の中で朔という男は、今でも軍服を着たままの姿で、壁一枚隔てたすぐ向こう側にいるように感じるのです。
【Not Sponsored 記事】