宮崎あおい、1ヵ月で7キロ増量の撮影を回顧 長澤まさみが憧れを明かす
2016.12.28 16:37
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28日、都内で「第29回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞」表彰式が開催され、女優の宮崎あおい(※「崎」は正式には「たつさき」)が、「怒り」「バースデーカード」の演技で助演女優賞を受賞。前年「海街Diary」で同賞を受賞した女優の長澤まさみがプレゼンターとして登場し楯を授与した。
助演女優賞を受賞
宮崎は、「素晴らしい出会いに恵まれた1年でした。感謝の気持ちでいっぱいです」と喜びいっぱいにコメント。「バースデーカード」では母親役を演じたが「歳を重ねて母親役をやらせて頂けるようになったことも楽しくて幸せだなと思っている」といい、「母親役をやるたびに子どもが増えたような気持ちになります」と心境を明かした。
「怒り」で7キロ増量「いっぱいご飯を食べました」
渡辺謙の娘役を演じた「怒り」については「『怒り』という作品に出させて頂けただけでラッキーなのでこのようなご褒美も頂けて嬉しいです」とにっこり。同作の役作りでは1ヵ月で7㎏増量したことも話題に。「いっぱいご飯を食べました。(李相日)監督に言われたんですが、それ以外にあまり具体的なことを言わないので、体重を増やしたら愛子ちゃんに近づけるのであればと思いましたし、増やさないと不安で」と回顧した。花束を渡した同作の川村元気プロデューサーは、これまで宮崎と多くの映画を作ってきたが「『怒り』の現場だけは周りから見ていても辛そうでこんなとこに追い込んでしまって申し訳ないと思った」と振り返り、「完全に次のステージに行ってしまったなと思います。次の仕事をどういう風に持っていけばと考えています」と女優としてステップアップし続ける宮崎の活躍を称賛した。
長澤まさみ、宮崎あおいの印象は
長澤は「すごい憧れの女優さんで本当に今回楯を渡せて光栄に思います」と羨望の眼差し。「持っている空気感がほかの女優さんと一味違うというところに惹かれて沢山観てました」と昔から宮崎の作品を沢山観てきたことを明かし、受賞を祝福した。
宮沢りえ・妻夫木聡らも受賞
毎年、石原裕次郎さんの誕生日である12月28日に表彰式を行っている同賞。今年は、作品賞に佐藤浩市主演「64-ロクヨン-」が選ばれ、主演男優賞を佐藤が受賞。このほか、主演女優賞を宮沢りえ、助演男優賞を妻夫木聡、助演女優賞を宮崎、新人賞を有村架純が受賞し表彰式に出席。楯を授与するプレゼンターとして綾瀬はるか、長澤、広瀬すず、俳優の本木雅弘、高良健吾らも登場した。(modelpress編集部)
「第29回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞」受賞者・作品
作品賞:「64-ロクヨン-」監督賞:新海誠「君の名は。」
主演男優賞:佐藤浩市「64-ロクヨン-」
主演女優賞:宮沢りえ「湯を沸かすほどの熱い愛」
助演男優賞:妻夫木聡「怒り」「ミュージアム」「家族はつらいよ」「殿、利息でござる!」
助演女優賞:宮崎あおい「怒り」「バースデーカード」
新人賞:有村架純「何者」「夏美のホタル」「アイアムアヒーロー」「僕だけがいない街」
石原裕次郎賞:「さらば あぶない刑事」
外国作品賞:「スポットライト 世紀のスクープ」
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