映画『帝一の國』のトークショーをジャンプフェスタで行った菅田将暉 (C)モデルプレス

菅田将暉、裸一貫!声枯らし取り組む新作「絶対に面白いものにする」 “帝一愛”ほとばしる熱弁とまらず<ジャンプフェスタトークショー>

2016.12.18 10:59

俳優の菅田将暉が18日、主演をつとめる映画『帝一の國(ていいちのくに)』(4月29日公開)のトークショーを千葉県・幕張メッセで開催中の「ジャンプフェスタ」にて行った。

  
日本一の名門・海帝高校を舞台に、「総理大臣になって、自分の国を作る」という野望を抱く赤場帝一(菅田)らが命がけの生徒会選挙を繰り広げる異色の学園コメディ。古屋兎丸氏による原作漫画は2010年から5年間の連載(集英社ジャンプSQ)で美麗な作画と異色の物語が支持され、2014年には舞台化。今回の映画化には菅田をはじめ野村周平(東郷菊馬役)、竹内涼真(大鷹弾役)、間宮祥太朗(氷室ローランド役)、志尊淳(榊原光明役)、千葉雄大(森園億人役)、永野芽郁(白鳥美美子役)ら旬の若手が揃った。

兎丸作品との出会い

トークショーの模様(C)モデルプレス
多くのファンが詰めかける中、原作者の古屋氏、担当編集の小菅隼太郎氏と共にトークを展開した菅田。まず「学生の頃、友達の家で『ライチ☆光クラブ』を読みました」と兎丸作品との出会いを振り返り「(古屋氏のデビュー作である)『パレポリ』って今の僕の歳くらいに描いたんですよね?全部4コマでできているんですけど、芸術的すぎてすごくショックをうけて。こんな漫画読んだことないなって。そこから全部読んでいますけど、あと5cm身長があれば『π(パイ)』をやりたかった。自分だけのおっぱいを求める話なんですが、最後には“クララが立った!”みたいな涙が出てきて」と古屋氏本人を前に熱弁がとまらない。

菅田将暉、古屋兎丸氏(C)モデルプレス

帝一との共通点「私服が派手」

映画『帝一の國』ポスタービジュアル(C)2017フジテレビジョン 集英社 東宝(C)古屋兎丸/集英社
「帝一の國」の魅力については「必死感。なんでこんなにも一喜一憂して、使命感を背負ってゴールに突き進んで行くんだろう。どんな汚い手でも…という闘い方が男として憧れるし、今できないことのような気がします」と語る。「帝一を演じられるのは自分しかいない!」との熱烈アピールが実った形となったが、「それくらい言っとかないと帝一をやる身としてはダメかなと思っていたし、僕もよく七三するので」とビジュアル面での共通点に触れると、古屋氏からも「(帝一と)私服が似ているんですよ!」とお墨付き。普段から個性的なファッションを着こなす菅田は「帝一が(恋人の)美美子とデートする時の服が花柄のスリーピースのフレアで、サングラスもかけていて、『これは俺だな』と思いました(笑)。是非、今回もあの服が着れるといいですね」と笑顔をこぼした。

撮影3日で声枯れる

トークショーの模様 (C)モデルプレス
映画は撮影真っ最中。古屋氏が「まだ3日しか撮影してないのに声が枯れているんですよ」と変化を指摘すると「舞台1ヶ月やっても枯れなかったのに、3日で枯れました(笑)」と菅田。ここ数日は原作でも重要となる、父・赤場譲介(吉田鋼太郎)とのシーンに取り組み「それで声が枯れたんですよ。そのまま舞台で公開したいくらいの声量」と白熱ぶりを報告。「時間のかかるギミックの撮影がたくさんあるんですが、すごく楽しいです。永井(聡)監督はすごくこだわりが強いので、誰よりも画の隅から隅まで見ているのですが、みんな誰1人『辛いな』って感じではないですね」と充実の表情をのぞかせた。

「あの濃い顔は祥太朗しかいない」「周平の菊馬は最高」

映画『帝一の國』キャスト陣(上段左から)菅田将暉、野村周平、竹内涼真、間宮祥太朗(下段左から)志尊淳、千葉雄大、永野芽郁、吉田鋼太郎
同世代の多い共演者についても言及。「(野村)周平や(間宮)祥太朗は本当に学生の頃から知っていて、本当に帝一たちのように闘ってきた仲間なので、まさに(今作が)そういう感じで嬉しい。そこに竹内涼真くんのように初めて会う人もいたり新鮮です」と話し、それぞれの役へのハマリぶりについても「この世代であの濃い顔は祥太朗しかいないでしょう。(氷室ローランドは)ただハーフ顔の人がやればいい役でもないし、祥太朗の色気と男気が氷室先輩」「竹内涼真くんも(大鷹弾のように)大きくて爽やかで、スポーツ万能。早く会ってみたい」と手応え。古屋氏は東郷菊馬というヒールな役どころを野村がどう演じるのか気になっている様子だったが、菅田は「僕は最高だと思います!あいつにしかないような真っ直ぐさが出ると思う」と太鼓判を押していた。

ふんどし姿が話題…「裸一貫」宣言

菅田将暉、古屋兎丸氏(C)モデルプレス
ふんどし姿で肉体美を披露し、絶叫する特報映像は既に話題だが「あれは『帝一の國』を知らない皆さんに向けて作ったもの。劇場で“なんとかウォーズ”とか流れる中で、あのふんどし姿を見せて、『なんか面白いものやりそうだな』という印象をつけたかった。本編とは全然関係ありません」とのこと。肉体管理に加え、ピアノや太鼓の練習に取り組んでいるといい、特にピアノは「帝一には不可欠なので。幼少期の頃10年くらいやっていたのでそれ以来ぶりですが」と気合十分。古屋氏から「菅田くんは必死に取り組んで役作りをする方。帝一にも見た目や存在感がそっくりだし、どんな帝一を演じきるのか本当に楽しみ」と期待を受けた菅田は「先生にもご協力いただき、裸一貫で頑張って絶対に面白いものにします!よろしくお願いします」と勢い良く宣言していた。(modelpress編集部)

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