菅田将暉主演映画『帝一の國』キャスト発表(上段左から)菅田将暉、野村周平、竹内涼真、間宮祥太朗(下段左から)志尊淳、千葉雄大、永野芽郁、吉田鋼太郎

菅田将暉主演「帝一の國」に野村周平、竹内涼真、間宮祥太朗、志尊淳、千葉雄大ら “異色学園コメディ”でフンドシ太鼓シーンも

2016.11.16 11:03

菅田将暉主演で古屋兎丸氏の人気漫画を実写化する映画『帝一の國』に野村周平竹内涼真間宮祥太朗志尊淳千葉雄大らの出演が決定。来年4月29日に公開される。

  

「命がけの生徒会選挙」異色の学園コメディ

日本一の名門・海帝高校を舞台に、「総理大臣になって、自分の国を作る」という野望を抱く赤場帝一(菅田)らが命がけの「生徒会選挙」を繰り広げる異色の学園コメディ。2010年から5年間の連載(集英社ジャンプSQ)で美麗な作画と異色の物語が支持され、2014年には舞台化。原作の熱心な読者だった菅田が「帝一を演じられるのは自分しかいない!」と熱烈アピールし主役を射止めた。

帝一のライバルたち、“超個性的”な生徒の面々に野村(東郷菊馬役)、竹内(大鷹弾役)、間宮(氷室ローランド役)、志尊(榊原光明役)、千葉(森園億人役)と主役級の若手俳優陣が集結。さらに永野芽郁(白鳥美美子役)、吉田鋼太郎(赤場譲介役)らが共演する。監督は『ジャッジ!』『世界から猫が消えたなら』など話題作を手掛けてきたCM界の鬼才・永井聡氏。脚本は『ROOKIES』のいずみ吉紘氏が担当する。

フンドシ姿も!菅田将暉「全身の毛を剃って挑みます」

キャスト陣の発表を受けて菅田は「同世代が集まっていて、10代の頃に出会った仲間もいます。ようやくみんなで一つの作品に携われるのが嬉しいですし、本作は、インパクトのあるシーンが多く、圧倒的熱量のバカバカしさを演じられることが、今からとても楽しみです」と期待のコメント。原作の見どころである、海帝高校学園祭の開会式でフンドシ姿の生徒たちが太鼓を打ち鳴らすエピソードも盛り込まれるとあって「何よりの楽しみはみんなのフンドシ姿が観られるところで、僕も、本気のフンドシは初めてなので、禊のような気持ちで全身の毛を剃って、撮影に挑みます!」と語っている。

また『ライチ☆光クラブ』(16)に続いて兎丸作品の実写化に関わることになった野村も「いままでに演じたことのない役柄なので僕自身演じるのがとても楽しみです。周りのキャスト陣も同世代の俳優の方ばかりなので、彼らと一緒に良い作品を作れるように、全力で臨んでいきたいと思います」と意気込んでいる。

撮影期間は12月中旬~来年2月初旬予定。(modelpress編集部)

キャストコメント/役柄

映画『帝一の國』キャスト相関図(C)2017フジテレビジョン 集英社 東宝 (C)古屋兎丸/集英社
菅田将暉(すだ・まさき)/赤場帝一役

もともと古屋先生の描く世界観が大好きで、この作品を読んでいた頃から「これは自分のためにあるんじゃないか」と勝手に思っていました。やってみたかったキャラクターである帝一を演じることになり、幸せです。キャスト陣には同世代が集まっていて、10代の頃に出会った仲間もいます。ようやくみんなで一つの作品に携われるのが嬉しいですし、本作は、インパクトのあるシーンが多く、圧倒的熱量のバカバカしさを演じられることが、今からとても楽しみです。何よりの楽しみはみんなのフンドシ姿が観られるところで、僕も、本気のフンドシは初めてなので、禊のような気持ちで全身の毛を剃って、撮影に挑みます!大統領選よりも熱い、命を懸けた生徒会長選、是非ともご期待ください!

・赤場帝一(あかば・ていいち)…<野望の秀才>学年トップの頭脳を持つ1年生。「総理大臣になって日本を自分の理想の国に変える」という野望を持ち、生徒会長になるためには何でもやる男。

野村周平(のむら・しゅうへい)/東郷菊馬役

映画「ライチ☆光クラブ」に続き、兎丸先生の作品にまたださせていただけるのは誠に光栄です。そしてCMでお世話になった永井監督と今度は映画で御一緒でき嬉しく思います。また役柄もいままでに演じたことのない役柄なので僕自身演じるのがとても楽しみです。周りのキャスト陣も同世代の俳優の方ばかりなので、彼らと一緒に良い作品を作れるように、全力で臨んでいきたいと思います。

・東郷菊馬(とうごう・きくま)…<スパイの秀才>1年生。あらゆる手段を使って、極秘情報を入手する諜報活動の天才。幼馴染の帝一を敵視する。他人を蹴落として、自分がのし上がろうと狙う姑息な男。

竹内涼真(たけうち・りょうま)/大鷹弾役

「帝一の國」実写化に参加できて嬉しいです。僕が演じる「大鷹弾」は、周りに影響されない立ち位置や、少しピントがズレているところなど自分と共通する部分があり、親近感を覚えています。主人公の帝一をはじめ、あまりにも強烈なキャラクターが目白押しですが、その中で唯一まっとうな「大鷹弾」と言う人物を直球で演じられるか自分でも楽しみです。そして原作の型破りなところにも恐れず立ち向かっていきたいです。

・大鷹弾(おおたか・だん)…<カリスマの秀才>1年生。明るく優しい性格で誰からも好かれる、天賦のカリスマ性を持つ好青年。帝一に並ぶ学力を持つ、最大のライバル。

間宮祥太朗(まみや・しょうたろう)/氷室ローランド役

こんにちは。この度、氷室ローランド役を仰せつかりました、間宮祥太朗でございます。漫画、台本と読ませて頂きましたが、若き男達が熱き青春の血潮を滾らせる汗臭い物語に興奮を覚えました。ローランドという非凡なキャラクターを任せて頂けた事をありがたく思います。共演者は同世代が多い中先輩の役という事で、全精力をかけて後輩達を圧迫しようと思っております。

・氷室ローランド(ひむろ・ろーらんど)…<支配の秀才>2年生。王者の風格を身にまとう、次期生徒会長の大本命。大富豪の家系に育った支配者階級の超サラブレッド。すでに生徒の大半を掌握しているという。

志尊淳(しそん・じゅん)/榊原光明役

この度、榊原光明役を演じさせていただくことになりました。漫画の世界観を崩さぬよう、自分にしか表現出来ない光明を演じるよう日々試行錯誤しております。しっかりと芯のある高校生、そして漫画の実写化ではありますが、リアリティを持って演じるよう努めます。男子校ならではの、独特の雰囲気を大切に演じれられたらなと思ってます。同年代の素敵な共演者の方々、そして素晴らしいスタッフの皆さんたちと良い作品を作っていけたらなと思っております!楽しみにしててください!!

・榊原光明(さかきばら・こうめい)…<サポートの秀才>1年生。自ら先頭に立つのではなく、補佐役として抜群の能力を発揮する参謀タイプ。見た目の可愛さから(男子校なのに)アイドル的な存在として大人気。

千葉雄大(ちば・ゆうだい)/森園億人役

森園億人役を務めます千葉雄大です。これから始まる撮影に緊張し、高揚しております。想像するに、壮大な絵になるような気がするので、その世界に森園億人として溶け込めれば、と思います。

・森園億人(もりぞの・おくと)…<知略の秀才>2年生。文化部員から絶大な支持を得る将棋部の天才。戦局の千手先を読む頭脳派。次期生徒会長のダークホースとして期待される。

永野芽郁(ながの・めい)/白鳥美美子役

台本を初めて読んだとき、帝一くんと美美子のやりとりが本当に面白くて、早くそのシーンを演じたいと思いました。二人のピュアな関係性をうまく表現できたらいいなと思います。豪華キャストの皆さんとご一緒できることを今からとても楽しみにしています。

・白鳥美美子(しらとり・みみこ)…帝一の幼馴染。お嬢様学校・花園高校に通っている。帝一と交際中だが、海帝高校の校則で「男女交際」が禁じられているため、帝一とは真夜中に糸電話で話すだけになっている。

吉田鋼太郎(よしだ・こうたろう)/赤場譲介役

過去に自身があと一歩のところで逃した生徒会長の座。それを息子に取らせんと時に厳しく、時に陰ながら支える存在。どのようになるか自分でも非常に楽しみなところです。今回は今人気の若手俳優さんが勢揃いとの事ですので、今作品の原作にもあるよう、“背中”で彼らに語りたいと思ってます(笑)

・赤場譲介(あかば・じょうすけ)…帝一の父。経済産業省官僚。海帝高校のOBであり、自身も高校生の時に生徒会長を目指していた。帝一が、海帝高校でトップになるために、様々な教えを施す。

永井聡(ながい・あきら)監督 コメント

初めて帝一の國を読んだ時、1巻読んで「あ、これは映画にしたいなと」直ぐに思いました。それだけ、世界観に圧倒されました。でもこのカルトでレトロな世界を忠実に実写化出来るのか?苦悩の日々でしたが、菅田将暉さんはじめ、キャストのみなさんがハマった時に何か光明が見えたような気がします。今弾けるような勢いの若いキャスト陣とスタッフに囲まれ、現場が楽しみです。原作ファン、舞台のファンの皆様の期待にも応えられるよう頑張ります。

原作・古屋兎丸(ふるや・うさまる)氏 コメント

「帝一の國」の映画化に菅田将暉さんをはじめ、こんなにも豪華キャストが集結してくれたことを嬉しく思います。「帝一の國」はゲスい権力闘争をしつつ恋や友情にも一生懸命な帝一君の青春を描いた熱く激しい学園漫画です。選挙に賭けた男子達の青春群像劇を映画館で観るのを楽しみにしてます!
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