柳楽優弥“3ミリ”坊主頭を披露 決意の断髪を明かす
2016.05.27 14:51
俳優の柳楽優弥が主演を務める映画「ディストラクション・ベイビーズ」の場面カットが解禁。自らの提案により実現したという柳楽の坊主頭が披露された。
舞台は小さな港町から始まる
若者の狂気と欲望を圧倒的な強度と密度で描いた同作にて、喧嘩に明け暮れ、場数を踏む度に戦闘能力が上がっていく芦原泰良を演じる柳楽。公開された場面カットには、まるで闇に紛れるように佇む“芦原泰良”の姿が映しだされており、不穏かつ妖しげな存在感が滲み出ている。柳楽は「ずっと喧嘩しているから、気持ちが常に高揚していた」と語り、今回の髪型も自ら切ることを提案。自身の生まれ月でもあるラッキーナンバーにちなんで3ミリのバリカンを当て、決意表明の坊主姿に。過酷な撮影下でも、モノづくりを“遊ぶ”姿勢に、まるで泰良が憑依しているかのような大胆さが垣間見える1枚となった。
映画「ディストラクション・ベイビーズ」物語
愛媛県松山市西部の小さな港町・三津浜。海沿いの造船所にふたりきりで暮らす芦原泰良(柳楽)と弟の将太(村上虹郎)。喧嘩に明け暮れていた泰良は、ある日を境に三津浜から姿を消す。松山の路地裏、強そうな相手を見つけては喧嘩を仕掛け、打ちのめされても食い下がる泰良。彼に興味をもった北原裕也(菅田将暉)が、「おもしろいことしようや」と声をかける。通行人をターゲットに無差別に暴行を加え、車を強奪したふたりは、乗り合わせていた少女・那奈(小松菜奈)と松山市外へ向かう。弟・将太は、自分をおいて消えた兄を探しに市内へとやってくる。(modelpress編集部)
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