山田涼介&本田翼らで「鋼の錬金術師」実写化決定 ディーン・フジオカ、本郷奏多ら豪華キャスト発表
2016.05.24 05:00
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全世界シリーズ累計部数7,000万部超を記録する人気コミック「鋼の錬金術師」が、実写映画化(2017年冬公開)されることが決定し、Hey! Say! JUMPの山田涼介、モデルで女優の本田翼ら豪華キャストが出演することがわかった。
主役のエドワード・エルリック(エド)を山田、ヒロインのウィンリィ・ロックベルを本田がそれぞれ務め、原作でも人気の高いロイ・マスタング役はディーン・フジオカに決定。その他、俳優の國村隼(ドクター・マルコ―)、石丸謙二郎(コーネロ教主)、小日向文世(ハクロ将軍)、佐藤隆太(ヒューズ中佐)、大泉洋(タッカ―)、本郷奏多(エンヴィー)、内山信二(グラトニー)、女優の松雪泰子(ラスト)、蓮佛美沙子(ホークアイ中尉)、夏菜(ロス少尉)といった豪華出演陣も発表となった。
また、イタリアロケから始まる大規模な撮影とアクションシーンが見所になる本作だが、山田は「(アクションについて)できる限りスタントは入れず、自分を追い込んでやってみたいと思っています。CGなどの技術の発達がある今この時代だからこそ実現できる。原作ファンの方には勿論、原作を知らない方にも、この作品の凄さをスタッフ・キャスト一同で作り上げていけたらと、身体を鍛え役への理解を深めることで、今は決意が固まりました」と俳優・山田涼介の誕生を期待させるコメントを寄せた。
出演については「プレッシャーが凄いです。原作ファン、そして私たちの世代にこそ観て欲しいし、観たいと思わせる作品にできたらと思っています」と語り、また「海外での撮影は初めてなので、しっかり準備をして臨みたいと思います」と意気込みを語った。
また「学生時代にはボクシング、俳優のキャリアを始めてからは中華武術やテコンドーを含め日常的に練習し、過去の仕事でもアクションを撮影してきたので、その経験が今回の新しいチャレンジに活かせるよう頑張ります」と心境を語った。
映画化決定の報を受けた荒川氏は「色々なメディア展開をしてきた鋼の錬金術師ですが、なんと実写化!マンガでは豆粒ドチビのすぐキレる主人公なので、山田さんに演じていただくのは、なんだか申し訳ない気分です。(ヒロインもすぐキレますね。すみません…)。曽利監督はマンガ表現とリアル部分をつなぐCGを上手に使われる方なので、アニメやゲームとはまた違った表現を見せていただけそうで楽しみです!」と期待を込めた。
「『ピンポン』は企画段階から参加し、自らの想いが強く反映された作品ですが、本作はそれ以来となる、自らが立ち上げた作品であり、特別な思い入れがあります」と明かし、「『鋼の錬金術師』の世界観やテーマ性、そして“生きていくことの真実”を描いた、この素晴らしいストーリーを幅広い世代にご覧いただけるよう、チーム一丸となって全力で取り組んでいきたいです」と映画化への意気込みを語った。
山田涼介「自分がこのプレッシャーに勝てるのか?」
主役のエドワードを演じる山田は、出演にあたって「僕自身も小さな頃から読んでいたのですが、現実離れした世界観でありながらもヒューマンドラマがちゃんと描かれている、そこに多くの人が心を惹きつけられているのだと思います。今回主演という立場を頂いた時は、原作が好きだからこそ、どんな作品になるのか疑問と想像が膨らみ、『自分がこのプレッシャーに勝てるのか?』という気持ちもありました」と心境を明かした。また、イタリアロケから始まる大規模な撮影とアクションシーンが見所になる本作だが、山田は「(アクションについて)できる限りスタントは入れず、自分を追い込んでやってみたいと思っています。CGなどの技術の発達がある今この時代だからこそ実現できる。原作ファンの方には勿論、原作を知らない方にも、この作品の凄さをスタッフ・キャスト一同で作り上げていけたらと、身体を鍛え役への理解を深めることで、今は決意が固まりました」と俳優・山田涼介の誕生を期待させるコメントを寄せた。
本田翼「本当に大好きな作品」
同作のヒロインで、エドたちの幼馴染で機械鎧(オートメイル》技師のウィンリィ役の本田は「連載当初から読んでいて、単行本も完全版も大切に持っている本当に大好きな作品」と原作ファンであることを告白。出演については「プレッシャーが凄いです。原作ファン、そして私たちの世代にこそ観て欲しいし、観たいと思わせる作品にできたらと思っています」と語り、また「海外での撮影は初めてなので、しっかり準備をして臨みたいと思います」と意気込みを語った。
ディーン・フジオカ「身体をひとまわり大きく増量して、役作りに望みたい」
物語の中で、兄弟の良き理解者であり、若き士官“焔の錬金術師”の名を持つロイ役を務めるディーン。「人気のマスタング大佐を演じさせて頂くプレッシャーはありますが、原作ファンの皆様の大きなご期待を背負えるようにまずは身体をひとまわり大きく増量して、役作りに望みたいと思います」とコメント。また「学生時代にはボクシング、俳優のキャリアを始めてからは中華武術やテコンドーを含め日常的に練習し、過去の仕事でもアクションを撮影してきたので、その経験が今回の新しいチャレンジに活かせるよう頑張ります」と心境を語った。
松雪泰子「身の引き締まる思いです」
エドとアルの冒険に立ちはだかるホムンクルス(人造人間)役、謀略に長けた“色欲”のラスト役の松雪は、「世界中にファンがいる本作。演じさせて頂くキャラクターは原作ファンの方々の思い入れも強いキャラクターだとお聞きし、身の引き締まる思いです」とコメントを寄せた。原作者・荒川弘「なんだか申し訳ない気分です」
原作は、2001年に月刊「少年ガンガン」(スクウェア・エニックス)で連載がスタートし、2010年に連載を終了した漫画家・荒川弘氏の代表作。映画化決定の報を受けた荒川氏は「色々なメディア展開をしてきた鋼の錬金術師ですが、なんと実写化!マンガでは豆粒ドチビのすぐキレる主人公なので、山田さんに演じていただくのは、なんだか申し訳ない気分です。(ヒロインもすぐキレますね。すみません…)。曽利監督はマンガ表現とリアル部分をつなぐCGを上手に使われる方なので、アニメやゲームとはまた違った表現を見せていただけそうで楽しみです!」と期待を込めた。
メガホンをとるのは「タイタニック」でCGも手掛けた曽利文彦監督
本作で監督を務めるのは、映画「ピンポン」(2002年)などで日本映画の1ページを作った曽利文彦氏。曽利氏はジェームズ・キャメロン監督の「タイタニック」でCGも手掛けた映像のスペシャリストでもあり、まさに本作の錬金術を駆使したアクションシーンを映像化するために必要不可欠な技量を持つ監督。「『ピンポン』は企画段階から参加し、自らの想いが強く反映された作品ですが、本作はそれ以来となる、自らが立ち上げた作品であり、特別な思い入れがあります」と明かし、「『鋼の錬金術師』の世界観やテーマ性、そして“生きていくことの真実”を描いた、この素晴らしいストーリーを幅広い世代にご覧いただけるよう、チーム一丸となって全力で取り組んでいきたいです」と映画化への意気込みを語った。
二人の壮大な冒険と成長のストーリー
物語は、幼い頃、亡くなった母にもう一度会いたいという想いから “錬金術”において最大の禁忌とされる人体錬成を行う2人の兄弟から始まる。兄、エドワードと弟、アルフォンスはその錬成に失敗。エドワードは左足を、アルフォンスは体全てを失ってしまい、エドワードは自身の右腕を代償にアルフォンスの魂を錬成して、鎧に定着させることに成功し、アルフォンスは一命を取り留める。弟の体を取り戻すために命をかける兄と、彼を支える鎧姿の心優しい弟。亡き母の「人体錬成」の代償として失った全てを取り戻すため、不可能を可能にするほどの絶大な力を秘めると言われる“賢者の石”を探す二人の壮大な冒険と成長のストーリー。(modelpress編集部)
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