西島秀俊「自分を見失わないように」 “恩師”ビートたけしからの“金言”胸に飛躍
2015.11.07 16:42
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俳優の西島秀俊が、“恩師”ビートたけしへの思いを明かした。
7日、都内にて主演映画「劇場版 MOZU」(11月7日公開)の初日舞台挨拶が行われ、共演のビートたけし、香川照之、伊勢谷友介、松坂桃李、池松壮亮、羽住英一郎監督と登壇した。同作で主人公の倉木尚武を演じる西島は、以前、たけしが監督を務めた映画「Dolls」(2002)で主演に抜擢。「僕は本当に当時は無名で、北野さんに抜擢して頂きました。『Dolls』を撮影して、終わった時に、『たぶん、君の生活とか人生はこれから変わるけれども、自分を見失わないように一生懸命やっていって下さい』ということを言って頂きました」と当時のエピソードを回顧した。
続けて、「ずっと、ずっと、その事を思ってやってきましたので、本当に今、自分がこうあるのは北野さんのおかげ」と感謝の思いを吐露。同作の撮影現場で顔を合わせた際は、「万感の思いといいますか、ひと言では言葉にできない思いでした」と語った。
西島の言葉を受け、たけしは、照れ隠しからか「私は運よく漫才で売れまして…」と切り出し、「交通事故で死にかけまして」「今は、“老いらくの恋”と書かれています」などと笑いを誘いながら自身の半生を振り返り、「いくら有名になっても私みたいな人生は歩まないでくれ」など“たけし流”のエールを送った。
同作は、ハードボイルド作家・逢坂剛氏の代表作で累計240万部を超える警察小説「百舌(もず)シリーズ」が原作。2014年にTBSとWOWOWが連続ドラマ化し、今年11月末に受賞の発表を控える“テレビ界のアカデミー賞”と言われる第43回国際エミー賞の連続ドラマ部門にノミネートされている「MOZU」シリーズの最新作。たけしはシリーズ最大の闇“ダルマ”と呼ばれる謎の存在を演じる。11月7日から全国ロードショー。(modelpress編集部)
続けて、「ずっと、ずっと、その事を思ってやってきましたので、本当に今、自分がこうあるのは北野さんのおかげ」と感謝の思いを吐露。同作の撮影現場で顔を合わせた際は、「万感の思いといいますか、ひと言では言葉にできない思いでした」と語った。
西島の言葉を受け、たけしは、照れ隠しからか「私は運よく漫才で売れまして…」と切り出し、「交通事故で死にかけまして」「今は、“老いらくの恋”と書かれています」などと笑いを誘いながら自身の半生を振り返り、「いくら有名になっても私みたいな人生は歩まないでくれ」など“たけし流”のエールを送った。
“コマネチ”ポーズで大砲発射
フォトセッション後、登壇者たちがステージからクラッカーを客席へ一斉に発射する演出があった。たけしのギャグにちなんで全員が“コマネチ”のポーズに構えてクラッカーを発射し、同作の封切りを盛大に祝った。同作は、ハードボイルド作家・逢坂剛氏の代表作で累計240万部を超える警察小説「百舌(もず)シリーズ」が原作。2014年にTBSとWOWOWが連続ドラマ化し、今年11月末に受賞の発表を控える“テレビ界のアカデミー賞”と言われる第43回国際エミー賞の連続ドラマ部門にノミネートされている「MOZU」シリーズの最新作。たけしはシリーズ最大の闇“ダルマ”と呼ばれる謎の存在を演じる。11月7日から全国ロードショー。(modelpress編集部)
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