山崎賢人、次なる実写化は“天才ピアニスト” 初挑戦で「驚くべき成長」

2011年5月から今年3月にかけて月刊少年マガジン（講談社）で連載され、全11巻で累計発行部数300万部突破（9月現在）、フジテレビ深夜アニメ枠「ノイタミナ」でアニメ化もされた新川直司氏による人気コミック「四月は君の嘘」を広瀬すずと山崎のW主演で実写映画化。『僕の初恋をキミに捧ぐ』（09）、『潔く柔く』（13）の新城毅彦氏が監督、ドラマ「星の金貨」、「ストロベリーナイト」シリーズの龍居由佳里氏が脚本を担当し、世代問わず感動できる青春音楽ラブストーリーを作り上げる。

“壁ドン王子”の異名をとった映画『L・DK』をはじめ、『ヒロイン失格』、『orange-オレンジ-』、そしてドラマ「デスノート」と人気コミックの実写化に引っ張りだこの山崎が次に挑むのは、自身初のピアニスト役。クランクインの約半年前からピアノの練習に励んでおり「天才ならではの苦しみ・葛藤を抱えた難しい役どころですが新城監督をはじめとしたスタッフ・キャストの皆様と一丸となって、天才ピアニスト有馬公生を演じきりたいと思います」とさらなる新境地に意欲を見せている。

「ピアニスト役に相応しい」太鼓判も

山崎演じる有馬公生は、幼い頃、母からの厳しい指導を受け、コンクールで多数優勝した経験を持つ天才ピアニスト。母の死を境にピアノが弾けなくなってしまうが、高校2年生となった4月のある日、ヴァイオリニスト・宮園かをり（広瀬）と出会い、それをきっかけにピアノと“母との思い出”へ向き合っていく。

ギターの演奏経験はあるものの、今作で初めてピアノ演奏に挑戦する山崎。集中力の高さとリズム感の良さから、驚くべき成長を遂げているといい、指導者も「指が長くてまさにピアニストを演じるのに相応しい役者さん」と太鼓判を押すほどだ。演奏シーンが大きな見せ場となりそうだが、山崎は「原作の演奏シーンは実際に音が聞こえてくるような臨場感がありました。今回ピアノ初挑戦ですが、映画でも揺れ動く公生の心を音楽に乗せて届けられるよう日々練習中です」と意気込み。「観た人の目に映る世界もカラフルになるような映画にしたいです」と話している。

共演にはE-girlsの石井杏奈（澤部椿役）、中川大志（渡亮太役）とフレッシュなキャストが勢揃い。メガホンを取る新城毅彦監督は「とってもチャーミングな広瀬すずさん、イノセントな山崎賢人くんを始め、石井杏奈さん、中川大志くんといった必ずこれからを担っていく若手俳優達とキラキラ、キュンキュンとした物語を紡いでいきたいです」と期待を込めている。

映画『四月は君の嘘』は来月クランクイン。2016年全国東宝系ロードショー。（modelpress編集部）

山崎賢人コメント

※山崎賢人の「崎」は正式には旧字（立つ崎）
この作品は日常がこんなにもカラフルなんだと教えてくれました。天才ならではの苦しみ・葛藤を抱えた難しい役どころですが新城監督をはじめとしたスタッフ・キャストの皆様と一丸となって、天才ピアニスト有馬公生を演じきりたいと思います。また原作の演奏シーンは実際に音が聞こえてくるような臨場感がありました。今回ピアノ初挑戦ですが、映画でも揺れ動く公生の心を音楽に乗せて届けられるよう日々練習中です。観た人の目に映る世界もカラフルになるような映画にしたいです。