真木よう子、幽霊役で恋の三角関係 「そんなこと言われても出来ない」難役に挑む
2015.08.27 06:00
女優の真木よう子が、幽霊役に挑む。
二階堂ふみが主演を務める映画「蜜のあはれ」(2016年ロードショー)に出演することが発表。同作は金沢三文豪の一人で近代文学史作家である室生犀星が1959年に発表した同名小説を、石井岳龍監督がメガホンを握り映画化。室生犀星の理想の“女(ひと)”の結晶といわれ変幻自在の金魚の姿を持つ魅惑的な少女・赤子(二階堂)と、室生自身を投影しているともいわれる老作家(大杉漣)との物語だ。
真木は、老作家の過去の女である怪しげな幽霊として、三角関係を繰り広げる・田村ゆり子役を演じる。今回の難役に真木は「監督からは『感情がないわけではないんだけれども、どこか生と死の狭間を演じてほしい』と言われて。そんなこと言われてもできないですよね(笑)。だからこそ役者としてはやりがいがあって、今まで演じたことのない役どころなので面白いなと思い演じました」と楽しみながら撮影に臨んだ様子。
そんな真木に石井監督は「私的にも、どう演出したらベストなのか迷った時もありましたが、ご本人はさすがに演技勘が鋭く、天然でお茶目な面もあり、最終的に繋がってみると、ぴったり彼女ならではのキャラにハマって見え、さすがでしたね」と絶賛のコメントを寄せている。(modelpress編集部)
真木は、老作家の過去の女である怪しげな幽霊として、三角関係を繰り広げる・田村ゆり子役を演じる。今回の難役に真木は「監督からは『感情がないわけではないんだけれども、どこか生と死の狭間を演じてほしい』と言われて。そんなこと言われてもできないですよね(笑)。だからこそ役者としてはやりがいがあって、今まで演じたことのない役どころなので面白いなと思い演じました」と楽しみながら撮影に臨んだ様子。
そんな真木に石井監督は「私的にも、どう演出したらベストなのか迷った時もありましたが、ご本人はさすがに演技勘が鋭く、天然でお茶目な面もあり、最終的に繋がってみると、ぴったり彼女ならではのキャラにハマって見え、さすがでしたね」と絶賛のコメントを寄せている。(modelpress編集部)
あらすじ
自分のことを「あたい」と呼び、まあるいお尻と愛嬌のある顔が愛くるしい赤子(二階堂)は、共に暮らす老作家(大杉)を「おじさま」と呼んで、とめどないおしゃべりをして毎日を過ごしている。ふたりはかなりきわどいエロチックな会話を繰り返し、夜は身体をぴったりとくっ付けて一緒に寝たりもする。しかしなにやら様子がおかしい。赤子は普通の女とは何かが違う。普通の人間には彼女の正体がわからず、野良猫には正体がバレてしまう。そう、彼女はある時は女(ひと)、ある時は尾鰭をひらひらさせる真っ赤な金魚…。赤子と老作家が仲睦まじく暮らしていたところに、老作家の過去の女(真木)が現れて…。
【Not Sponsored 記事】