「orange」実写映画化キャストに反響 ヒロイン土屋太鳳「覚悟が必要」
2015.07.21 11:20
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女優の土屋太鳳が、高野苺氏の人気コミックを実写化した映画『orange-オレンジ-』(12月12日公開)のヒロインに抜擢されたことを受けて、その意気込みを語った。
未来の自分から手紙が届くというファンタジックな世界観と、大切な人を亡くさないために“今”を変えようともがきながら奮闘する姿、好きだからこそ相手の幸せを考えるという甘酸っぱい恋愛要素が共感を呼び、コミックス既刊4巻で160万部を突破する青春群像劇。主人公の高校生・高宮菜穂を土屋、菜穂に想いを寄せる転校生・成瀬翔(かける)を山崎賢人が演じ、NHK連続テレビ小説「まれ」に出演中の2人が再タッグ。“orange中毒”の熱狂的ファンも生み出す人気漫画の実写映画化とあって、キャスト発表も大きな反響となった。
「まれ」で夫婦役を演じる山崎との再共演については「翔くんと会った最初の日」を振り返り「前日には(『まれ』の)圭太だった賢人くん。髪型はほとんど変わらないのに、翔くんとしての賢人くんは、全く違う、別の人でした」「私は思わず人見知りの感覚になりました」とその表現力に感銘を受けた様子。「今まで、何回か原作のある作品に挑戦させて頂いて、実写化の難しさは本当に実感しますし、特に今回は、正直、私と菜穂ちゃんのイメージが重ならないかたも多いのではないかと思います。私も…覚悟が必要だなと感じてます」と原作ファンの反応を真摯に受け止めながらも「私を信じてくださった人がどこかにいて、『orange』の世界で菜穂ちゃんとして生きる挑戦を許された今、原作が伝えたいこと、原作を愛してこられた方々が大切にしてきたことを、監督はじめ、キャスト・スタッフの方々と一緒に感じて挑戦しながら、心をこめたいと思います」と意気込んだ。
土屋と山崎のほか、須和弘人役に竜星涼、茅野貴子役に山崎紘菜、萩田朔役に桜田通、村坂あずさ役に清水くるみが決定。原作の舞台である長野県松本市で大掛かりなロケを敢行し、クランクインからわずか約3ヵ月半というスピード感で公開される。(modelpress編集部)
反響受け止め「覚悟が必要」
土屋は「orangeに心をこめて…!」と題した20日付のブログで同作への出演を報告。キャスト解禁と共に「高校の友人などからたくさんメールをもらったんです」と明かし「どのメールにも、『私が一番好きな漫画』と書いてあって、大切な人達が喜んでくれてるのが本当に嬉しかったのと同時に、あらためて、心も体も引き締まる思いがします」と心境をつづった。「まれ」で夫婦役を演じる山崎との再共演については「翔くんと会った最初の日」を振り返り「前日には(『まれ』の)圭太だった賢人くん。髪型はほとんど変わらないのに、翔くんとしての賢人くんは、全く違う、別の人でした」「私は思わず人見知りの感覚になりました」とその表現力に感銘を受けた様子。「今まで、何回か原作のある作品に挑戦させて頂いて、実写化の難しさは本当に実感しますし、特に今回は、正直、私と菜穂ちゃんのイメージが重ならないかたも多いのではないかと思います。私も…覚悟が必要だなと感じてます」と原作ファンの反応を真摯に受け止めながらも「私を信じてくださった人がどこかにいて、『orange』の世界で菜穂ちゃんとして生きる挑戦を許された今、原作が伝えたいこと、原作を愛してこられた方々が大切にしてきたことを、監督はじめ、キャスト・スタッフの方々と一緒に感じて挑戦しながら、心をこめたいと思います」と意気込んだ。
原作者「ベストの役者さんが揃った」
キャスト発表を受けて、原作の高野氏もTwitterでコメント。「私もこだわりがあって絶対キャラに合う人じゃなきゃ嫌だと思っていたので、私が選んだわけではないのですが最終的にOKを出したのは私です。悩んだりした結果、一番キャラに合う方を選ばせていただきました」と明かし「そしてこの方々なら上手く演じてくれそうという思いもありベストの役者さんがそろっているなぁととても楽しみです」と期待。さらに「実写化について私はかなり厳しい目で見ています。自分が納得するまではOKは出さないという思いなので、もし映画が読者の皆さんに納得いかない場合は私の責任だとそんな心構えでいます」と原作者としての決意をつづっている。土屋と山崎のほか、須和弘人役に竜星涼、茅野貴子役に山崎紘菜、萩田朔役に桜田通、村坂あずさ役に清水くるみが決定。原作の舞台である長野県松本市で大掛かりなロケを敢行し、クランクインからわずか約3ヵ月半というスピード感で公開される。(modelpress編集部)
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