映画『orange-オレンジ-』に出演する(左から)山崎賢人、土屋太鳳(C)2015「orange」製作委員会【モデルプレス】

「デスノート」L役で話題・山崎賢人、またも漫画実写化に抜擢 繊細な役作りに期待

2015.07.20 06:00

漫画から飛び出してきたかのようなルックスから“2.5次元イケメン”とも称される俳優の山崎賢人が、新たな漫画実写化に挑む。

  
コミックス既刊4巻で160万部を突破する「orange」(高野苺氏)を実写映画化した『orange-オレンジ-』が今年12月12日に公開。現在放送中のNHK連続テレビ小説「まれ」で共演する土屋太鳳と再びタッグを組み、新たな形の青春群像劇に臨む。

“壁ドン王子”から「デスノート」L役まで

漫画原作の映画『L・DK』(2014年4月公開)で“壁ドン”を披露し、元祖“壁ドン王子”としてティーン層を熱狂させた山崎。「まれ」で朝ドラ初出演を果たし、まさにブレイク真っ盛りという中、9月には同じく漫画原作の映画『ヒロイン失格』が公開。そしてドラマ「デスノート」(日本テレビ系、日曜よる10時30分)で演じるL役も大きな話題だ。

「orange」は未来の自分から手紙が届くというファンタジックな世界観と、大切な人を亡くさないために“今”を変えようともがきながら奮闘する姿、好きだからこそ相手の幸せを考えるという甘酸っぱい恋愛要素が共感を呼び、“orange中毒”の熱狂的ファンも生み出している。山崎が演じるのは、ヒロインの高校生・高宮菜穂(土屋)に想いを寄せる転校生・成瀬翔(かける)。母親の自殺によって心に深い傷を負っているという難しい役どころで新たな表情を見せる。

映画『orange-オレンジ-』に出演する(左から)山崎賢人、土屋太鳳(C)2015「orange」製作委員会
山崎は「原作を読んで、未来の自分から手紙が届くというファンタジーでありながら、少し切ない気持ちになれる部分もあるし、菜穂と翔の関係や、仲間たちとの絆が凄く良くて、大好きな作品になりました。切なさと、青春を感じられる作品だと思うので、太鳳ちゃんやキャストの方々と一緒に楽しみながら、大切なことが伝わる作品になれば良いと思います」とコメント。「鈴木先生」「スプラウト」「Piece」などのドラマ演出を手がけた橋本光二郎監督は、山崎について「役作りに対して非常に繊細な感覚を持っている方という印象があります。今、これだけ多くの作品に出演していながらもどの作品を見ても毎回彼の新たな一面と出会えるのは驚きです。とかく、差別化するために大げさな芝居や奇抜な役作りに走りがちな役者さんが多い中で、さり気なくそれを為しえるというのはすごいことだと思います」と期待を寄せている。

高校時代に原作を読んでいた土屋も「最初に作品のオファーを頂いた時、直感的に『翔は賢人君かな?』と思っていたら本当に当たっていて嬉しかったです」と太鼓判を押すハマリ役。今、最も勢いのある若手俳優が、年齢、性別問わず愛される原作の世界観をどう体現するのか、注目だ。(modelpress編集部)

山崎賢人(やまざきけんと)プロフィール

※「崎」は正式には旧字(立つ崎)
出身地:東京都
誕生日:1994年9月7日
身長:178cm
血液型:A型
趣味:音楽鑑賞
特技:サッカー、水泳

2010年の「熱海の捜査官」(テレビ朝日系)でドラマデビュー。代表作に映画『アナザー Another』『L・DK』、ドラマ「35歳の高校生」(日本テレビ系)、「水球ヤンキース」(フジテレビ系)がある。現在、NHK連続テレビ小説「まれ」(NHK総合ほか、月~土あさ8時)、ドラマ「デスノート」(日本テレビ系、日曜よる10時30分)に出演中。映画『ヒロイン失格』が9月19日公開。
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